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ウォルター少年と、夏の休日
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一夏、二伯父、三時空
まず、アメリカ映画の良いところと悪いところが、顕著だったと思います。
良いところは、資金が潤沢なおかげで、スペクタクルな画面、『このセット、残念…』みたいに夢が醒めることはないし、お話がテンポ良くスピーディ。
悪いところは、人物造形というか、心理描写が浅い。
もちろん、楽しい作品ではあります。でも、名優を起用しているのだから、それなりに人間のドラマとして描かれるのは期待するでしょう?(もっとも、マイケル・ケインが好きなだけ)
冒頭、主人公の元に、大伯父さん二人の訃報が届けられます。そして思い起こされる、彼らと過ごした14歳の夏休み。破天荒な大伯父さん兄弟が若かった頃の、ホラ吹き男爵顔負けの冒険譚も語られ、二重の入れ子構造になっています。
大伯父さんたちの武勇伝のみならず、二人と一緒の夏休みも、クレイジーな出来事が次々起こり、それはもう、とても羨ましい限りです。
弟のマイケル・ケインが、兄ロバート・デュバルについて語ってばかりで、じゃあ、弟の人生は兄に捧げられたん? と、疑問が湧かなくもないけれど(地獄でサーフィンするような人だから、仕方ないっちゃ、仕方ないのか)、五匹のワンコも同居してるし、他にも大きな動物が登場するし、あんまり拘らず、前情報もなしに、気楽に鑑賞するのでいいじゃないか。なんてね。
まず、アメリカ映画の良いところと悪いところが、顕著だったと思います。
良いところは、資金が潤沢なおかげで、スペクタクルな画面、『このセット、残念…』みたいに夢が醒めることはないし、お話がテンポ良くスピーディ。
悪いところは、人物造形というか、心理描写が浅い。
もちろん、楽しい作品ではあります。でも、名優を起用しているのだから、それなりに人間のドラマとして描かれるのは期待するでしょう?(もっとも、マイケル・ケインが好きなだけ)
冒頭、主人公の元に、大伯父さん二人の訃報が届けられます。そして思い起こされる、彼らと過ごした14歳の夏休み。破天荒な大伯父さん兄弟が若かった頃の、ホラ吹き男爵顔負けの冒険譚も語られ、二重の入れ子構造になっています。
大伯父さんたちの武勇伝のみならず、二人と一緒の夏休みも、クレイジーな出来事が次々起こり、それはもう、とても羨ましい限りです。
弟のマイケル・ケインが、兄ロバート・デュバルについて語ってばかりで、じゃあ、弟の人生は兄に捧げられたん? と、疑問が湧かなくもないけれど(地獄でサーフィンするような人だから、仕方ないっちゃ、仕方ないのか)、五匹のワンコも同居してるし、他にも大きな動物が登場するし、あんまり拘らず、前情報もなしに、気楽に鑑賞するのでいいじゃないか。なんてね。
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