一行日記 2024年4月 🌸

犬束

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4月7日(日)

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・昨日からの続き。
 NHKの『坂本龍一コンサート リマスター版』
 第二部「SAKAMOTO PLAYS SAKAMOTO」 1988.6.26 NHKホール

 大規模オーケストラをバックに、坂本龍一がピアノ演奏。こちらは「戦場のメリークリスマス」と「ラスト・エンペラー」のスコアを中心に。

・午後4時、本日の業務は終了します、閉店ガラガラやー。
 ご褒美にチョコバッキー食べます🍫

・サガン『一年ののち』
 もう、残り三分の一くらいになってしまいました。それぞれの思惑は錯綜するばかりで、格別、クライマックスに向かってる流れもなく、どうなるの、この群像劇。

・NHK『Last Days 坂本龍一 最期の日々』

 東京の仮住まい。リビングにもベッドの枕元にも猫のぬいぐるみが幾つも並べてある。
 物はたくさん置いてあるのに、とても整然として清潔な印象の部屋。あれかな、どのアイテムもシンプルですっきりと美しいからかな。ヤラシイ言い方ですけども、どれも上等な、お高そうなお品物っぽいの。
 本棚に鷗外や、吉田健一もある。テーブルの上にはタルコフスキー。
 日記やメモが読み上げられる。

 やっぱり、この落ち着きって、NHKならでは。CMで中断されないし。

 いよいよ最期の日々は、痩せこけて、ひどく血色が悪くて、あの、イケイケの気取り屋が、と切なくなった。そんな姿を晒すこと自体、とても勇敢だとは思うけれど。

 亡くなる一時間だか二時間前の、教授の手の映像が流れて、ピアノを弾いているような仕草をしていた。

・noteで、連載小説を投稿。
 まあ、ちょっと、潮目が変わる箇所だし、楽曲と一緒に投稿したかったし、ちょうどシルヴィ・ヴァルタンが流れるし。
 何の知識も、人並みの経験もない、それでも、言葉を集めたい気持が消えないから、書き続けること。同じ書くなら、自分の心に添った言葉を選ぶこと、美しく。
 でも、美しいだけなのは、面白くないんよね…でも、ただ上っ面のきれいな感じになってしまうんよねぇ…。


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