25 / 26
1月28日(水)
しおりを挟む
・三島由紀夫『恋の都』。
夫人雑誌に掲載された、軽めのメロドラマなので、するする読めます。そしてさすがの三島なので、文書が流麗で、“うまいねぇ”としみじみする。
“楽し都 恋の都”の、藤山一郎『東京ラプソディ』は昭和11年(Wikipedia調べ)ですが、こちらの舞台は戦後の復興著しい時代の東京です。
主人公の朝比奈まゆみは、ジャズバンドの敏腕マネジャー。美貌の26歳が恋人もつくらぬのみならず、言い寄る男ども、ことアメリカ男を蹴散らすことに喜びを覚えている。何故か、アメリカ嫌いだから。そして、何故、アメリカを嫌悪・憎悪するのか。
それは、恋人だった五郎が右翼団体の塾生で、敗戦とともに切腹してしまったから。
以降、まゆみは二十歳で亡くなった五郎の面影だけを胸に、仕事に打ち込んで生きてゆく。
業界の喧騒、華やかなセレブリティ、シスターフッド、バンドメンバーの恋模様は不倫の果ての心中未遂から結婚まで様々、夜遊びするのはアメリカ人専用の都内随一の高級クラブ、お食事なら帝国ホテル、女子たちの装いにもうっとり。
うっとりというなら、会話も洒脱。大人なら、中身も言葉も、これくらい練れていないとですわね(勉強になります)。
ちくま文庫から出されているのですが、千野帽子の解説も👍
・晩ごはん。
ミネストローネうどん。
これで生麺は消費した!
夫人雑誌に掲載された、軽めのメロドラマなので、するする読めます。そしてさすがの三島なので、文書が流麗で、“うまいねぇ”としみじみする。
“楽し都 恋の都”の、藤山一郎『東京ラプソディ』は昭和11年(Wikipedia調べ)ですが、こちらの舞台は戦後の復興著しい時代の東京です。
主人公の朝比奈まゆみは、ジャズバンドの敏腕マネジャー。美貌の26歳が恋人もつくらぬのみならず、言い寄る男ども、ことアメリカ男を蹴散らすことに喜びを覚えている。何故か、アメリカ嫌いだから。そして、何故、アメリカを嫌悪・憎悪するのか。
それは、恋人だった五郎が右翼団体の塾生で、敗戦とともに切腹してしまったから。
以降、まゆみは二十歳で亡くなった五郎の面影だけを胸に、仕事に打ち込んで生きてゆく。
業界の喧騒、華やかなセレブリティ、シスターフッド、バンドメンバーの恋模様は不倫の果ての心中未遂から結婚まで様々、夜遊びするのはアメリカ人専用の都内随一の高級クラブ、お食事なら帝国ホテル、女子たちの装いにもうっとり。
うっとりというなら、会話も洒脱。大人なら、中身も言葉も、これくらい練れていないとですわね(勉強になります)。
ちくま文庫から出されているのですが、千野帽子の解説も👍
・晩ごはん。
ミネストローネうどん。
これで生麺は消費した!
20
あなたにおすすめの小説
可愛らしい人
はるきりょう
恋愛
「でも、ライアン様には、エレナ様がいらっしゃるのでは?」
「ああ、エレナね。よく勘違いされるんだけど、エレナとは婚約者でも何でもないんだ。ただの幼馴染み」
「それにあいつはひとりで生きていけるから」
女性ながらに剣術を学ぶエレナは可愛げがないという理由で、ほとんど婚約者同然の幼馴染から捨てられる。
けれど、
「エレナ嬢」
「なんでしょうか?」
「今日の夜会のパートナーはお決まりですか?」
その言葉でパートナー同伴の夜会に招待されていたことを思い出した。いつものとおりライアンと一緒に行くと思っていたので参加の返事を出していたのだ。
「……いいえ」
当日の欠席は著しく評価を下げる。今後、家庭教師として仕事をしていきたいと考えるのであれば、父親か兄に頼んででも行った方がいいだろう。
「よければ僕と一緒に行きませんか?」
なんども濡れ衣で責められるので、いい加減諦めて崖から身を投げてみた
下菊みこと
恋愛
悪役令嬢の最後の抵抗は吉と出るか凶と出るか。
ご都合主義のハッピーエンドのSSです。
でも周りは全くハッピーじゃないです。
小説家になろう様でも投稿しています。
6年前の私へ~その6年は無駄になる~
夏見颯一
恋愛
モルディス侯爵家に嫁いだウィニアは帰ってこない夫・フォレートを待っていた。6年も経ってからようやく帰ってきたフォレートは、妻と子供を連れていた。
テンプレものです。テンプレから脱却はしておりません。
主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します
白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。
あなたは【真実の愛】を信じますか?
そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。
だって・・・そうでしょ?
ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!?
それだけではない。
何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!!
私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。
それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。
しかも!
ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!!
マジかーーーっ!!!
前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!!
思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。
世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。
婚姻契約には愛情は含まれていません。 旦那様には愛人がいるのですから十分でしょう?
すもも
恋愛
伯爵令嬢エーファの最も嫌いなものは善人……そう思っていた。
人を救う事に生き甲斐を感じていた両親が、陥った罠によって借金まみれとなった我が家。
これでは領民が冬を越せない!!
善良で善人で、人に尽くすのが好きな両親は何の迷いもなくこう言った。
『エーファ、君の結婚が決まったんだよ!! 君が嫁ぐなら、お金をくれるそうだ!! 領民のために尽くすのは領主として当然の事。 多くの命が救えるなんて最高の幸福だろう。 それに公爵家に嫁げばお前も幸福になるに違いない。 これは全員が幸福になれる機会なんだ、当然嫁いでくれるよな?』
と……。
そして、夫となる男の屋敷にいたのは……三人の愛人だった。
二重のカーテン (スカートの下の黒い意志)
MisakiNonagase
青春
洗濯物の隙間に隠したのは、母としての祈りと、娘のプライド。
かつて、女子高生という生き物はもっと無防備で、自由だった。
44歳の主婦、愛子が朝のベランダで手にするのは、娘たちが毎日履き替える漆黒のオーバーパンツ、通称「黒パン」。それは、令和を生きる娘たちが自らの尊厳を守るために身に着ける、鉄壁の「鎧」だった。
小学校時代のママ友たちとのランチ会。そこで語られるのは、ブルセラショップに下着を売っていた奔放な50代、無防備なまま凛と歩くしかなかった40代、そして「見せないこと」に命を懸ける10代の、あまりに深い断絶。さらには、階段で石像のように固まる父、生徒の背後に立たないよう神経を削る教師……。
一枚の黒い布を通して浮き彫りになる、現代社会の歪さと、その根底にある不器用なまでの「優しさ」。
ベランダに干された黒いカーテンの向こう側に、あなたは何を見ますか?
見捨ててくれてありがとうございます。あとはご勝手に。
有賀冬馬
恋愛
「君のような女は俺の格を下げる」――そう言って、侯爵家嫡男の婚約者は、わたしを社交界で公然と捨てた。
選んだのは、華やかで高慢な伯爵令嬢。
涙に暮れるわたしを慰めてくれたのは、王国最強の騎士団副団長だった。
彼に守られ、真実の愛を知ったとき、地味で陰気だったわたしは、もういなかった。
やがて、彼は新妻の悪行によって失脚。復縁を求めて縋りつく元婚約者に、わたしは冷たく告げる。
与兵衛長屋つれあい帖 お江戸ふたり暮らし
かずえ
歴史・時代
旧題:ふたり暮らし
長屋シリーズ一作目。
第八回歴史・時代小説大賞で優秀短編賞を頂きました。応援してくださった皆様、ありがとうございます。
十歳のみつは、十日前に一人親の母を亡くしたばかり。幸い、母の蓄えがあり、自分の裁縫の腕の良さもあって、何とか今まで通り長屋で暮らしていけそうだ。
頼まれた繕い物を届けた帰り、くすんだ着物で座り込んでいる男の子を拾う。
一人で寂しかったみつは、拾った男の子と二人で暮らし始めた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
