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9月27日(火)
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仕事終わりに チェーン店のカフェで 友達と待ち合わせた 先に着いたらしく 友達はまだ来ていない
見つけられやすいよう ドアを向いた席にすわる ハーブティーを注文する 読みかけの文庫本を開く
ざわざわした話し声にまざって 犬の走る音が聞こえる フローリングを走るときの 肉球がどどっどどっ 同時に爪が小さくちゃっちゃっちゃっ
まさかと思って 店内を見回す 人間ばかり 背後から聞こえてくる気がする 振り向くと テーブル席に坐る後ろ姿 長い茶髪の人物である 犬が走る動画を見ているのかも知れない
友達がやって来た
——ちょっとごめん 先にトイレ
ソファにバッグを置き わたしの後ろを通りかけたら
——リリー!?
友達が後ろの茶髪のひとに 声をかけたらしい
身体の向きを変えて 覗き込んでみた 立ち上がって近よる
坐っていたのは 耳も毛皮も長い 大型のアイリッシュセッターで さっきの足音は ラップトップのキーボードを叩いて 鳴らしていたようだった
仕事終わりに チェーン店のカフェで 友達と待ち合わせた 先に着いたらしく 友達はまだ来ていない
見つけられやすいよう ドアを向いた席にすわる ハーブティーを注文する 読みかけの文庫本を開く
ざわざわした話し声にまざって 犬の走る音が聞こえる フローリングを走るときの 肉球がどどっどどっ 同時に爪が小さくちゃっちゃっちゃっ
まさかと思って 店内を見回す 人間ばかり 背後から聞こえてくる気がする 振り向くと テーブル席に坐る後ろ姿 長い茶髪の人物である 犬が走る動画を見ているのかも知れない
友達がやって来た
——ちょっとごめん 先にトイレ
ソファにバッグを置き わたしの後ろを通りかけたら
——リリー!?
友達が後ろの茶髪のひとに 声をかけたらしい
身体の向きを変えて 覗き込んでみた 立ち上がって近よる
坐っていたのは 耳も毛皮も長い 大型のアイリッシュセッターで さっきの足音は ラップトップのキーボードを叩いて 鳴らしていたようだった
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