13 / 44
二人っきりの遺跡探索
しおりを挟む
ゲートをくぐり、アイゼンの館にたどり着くと、この日はシルヴィが迎えに来てくれた。
アイゼンとソフィアは中央の貴族の城へと招かれているらしく、その準備が忙しそうだとのことだった。
メイドのミクはというと、朝食の後片付けをしているところだった。
ちなみに、この日の俺の朝食はカップラーメンだった……だって、毎日上流階級の人と朝食を一緒に食べるのはさすがに気疲れしてしまうから。
館には余程のことがない限り、誰か一人は残らないということで、この日留守番するのはメイドのミクだ。
獣人のシルヴィが、約束通り近くの遺跡を案内してくれる。
その様子を撮影するために、この日はスマホの他に、ちょっと値の張るコンパクトデジタルカメラを用意していた。
これは特に暗いところがきれいに映るので評判であり、遺跡内部を撮影するにはうってつけだ。
と、ここで、獣人とはいえ、年頃の美少女であるシルヴィと二人っきりで、薄暗いという遺跡の中を探索するって、良いのかな……と思ったのだが、よく考えれば彼女は接近戦闘のエキスパートだ。俺が変なことをしようとしただけで、おそらく半殺しにされてしまうだろう。
アイゼンたちはまだ出張の準備に時間がかかっているようだったので、ミクに見送られながら、俺とシルヴィだけで遺跡探索のたびに。
彼女はいつもにもまして耳をピコピコ、しっぽをフリフリさせて上機嫌だ。
「ショウさん、今日は楽しいプチ冒険の旅ですよ! 道中、危険な……まあ、スライムですけど……魔物が出てきますので、注意してくださいね!」
と、まったく警戒心のない満面の笑顔でそう忠告してくれた。
屋敷を出て二百メートルほど歩くと、緑色のスライムが出現してきた!
それに対し、俺は武器として伸縮可能な特殊警棒を持ち込んでいたので、これを伸ばして戦ってみる。
すると、一発ではポヨンと飛んで行っただけだったので、近づいてきたところを両手で思いっきり殴りつけてみると、パシュンと弾けてそのまま蒸発し、後には黄色の小さな魔石だけが残った。
「ショウさん、おめでとうございます! 初めての狩り、成功ですよ!」
シルヴィがそう誉めてくれるが、結構苦戦した。
「最初はスライムでも怖いものなのですが……ショウさんはいきなり戦えるみたいですね。頼もしい限りです!」
いや、絶対に「大したことない」って思っているに違いない。
そのまま歩きながら、
「どのぐらい歩けばその遺跡は見えてくるんだ?」
と尋ねると、
「もうすぐ着きますよ。あれです!」
と彼女が指さしたその先に、大きな岩がいくつも積み上げられている――全体的には家一軒ぐらいあるような――よく見れば人工的な構造物にたどり着いた。
「これが、遺跡?」
「はい、そうです! 下に降りる入り口があるんです!」
そう言われて、今見えているのと反対側のほうに回り込むと、日本の地下街に降りるような階段が見えた。その先は、黒っぽい大きな石の壁で閉ざされているように見える。
シルヴィに案内され、そこを下りて石の扉の前にたどり着く。
彼女が一言、
「エルメン!」
と呪文のような言葉を投げかけると、丈夫そうだった黒石の扉がゆっくりと左右に開いた。
「……こんなにあっさりと遺跡にたどり着けるものなのか?」
「はい、だってアイゼン様は、この遺跡が気に入って、近くに館を立てたのですから!」
「なるほど、そういうことか……」
あの大賢者と称されるアイゼンが気に入ったのならば、なにか凄いものが残されていたのだろう……そう思って遺跡の中を見ると、ぼんやりと明かるかった。
シルヴィに促され、足を踏み入れ、
「うおっ……」
と思わず声を出した。
その空間の広さは、高校の時の体育館ぐらいだろうか。
天井は高く、ただっぴろい。
壁面には、ところどころ鎧をまとった人間や、それと戦う魔物の彫刻のようなものが掘られている。
空間の真ん中の高さぐらいまでそそり立つ、直径30センチほどの幾本かの柱の上に、水晶球のようなオブジェクトが置かれ、まるで俺たちのことを迎えてくれたかのように、淡く、白い光を放っていたのだ。
俺は思わずコンデジのナイトモードにて夢中で撮影した。
スマホでも、動画モードにしてシャツの胸ポケットに入れておく。これで少しだけ飛び出たスマホの先の方にあるカメラが、自動撮影してくれる。
そしてシルヴィの案内で、この迷宮の最奥へ。
「……この遺跡は、規模としては決して大きくはありません。ただ、アイゼン様によれば、ある大きな可能性を持つ特殊な魔力が秘めているということです。しかしそれを起動させる方法が分からないらしいです」
「へえ……あの大賢者と呼ばれているアイゼン様でもわからないのか……」
そんな会話をしながら、最奥の祭壇? を眺めた。
小さく、細かな彫刻が幾重にも掘られている。
そしてその手前……今、俺たちが立っている箇所は、直径二十メートルぐらいのステージのようになっている。
「……確かに、神々しく見えるけど、どのぐらいの価値のあるものだろうな……」
「アイゼン様の話では、ショウ様がいらした『異世界への扉』に次ぐぐらい神秘的なものらしいですが、どうも、これを起動させるためには、純白の強い光が必要らしいのです。それは今や失われた魔法術……あの柱の上に残されている淡く、白い光も、どうやって光っているのか誰にも分りません」
「そうなのか……って、白い光なら出せるけど?」
俺はそう言うと、リュックに入れて持ってきていた、強い純白の光を出すLED懐中電灯を取り出してつけて見せた。
「えっ……うそ……凄い、凄いです! こんな真っ白な、こんな強い光、初めて見ました! アイゼン様にもこんなの無理です!」
しっぽをパタパタと激しく揺らして興奮するシルヴィ。
そういえば、俺たちの世界でも、蛍光灯が登場するまで白い光は出せなかったと思う。ましてや、懐中電灯として持ち運びできるものなど、白色LEDができるまで無理だったのではないか……いや、小さな持ち運び蛍光灯はあったかも。
「ショウさん、ものは試しです! その白い光、祭壇に当ててみてはどうでしょうか!?」
「……なるほど、何か変化はあるかな……」
特に気にせずに、シルヴィの提案通りに白色LEDの光を祭壇に当ててみた。
すると、…幾何学的な文様がびっしりと刻まれた、薄緑色の淡い光が、俺たちが乗っているステージ上を取り囲むように幾重にも出現した。
「……こ、これ……まずいですっ! 凄い魔力……多分、古代の高度な魔法陣ですっ! 何かの魔法の仕掛けが発動しちゃいました! ショウさん、逃げ――」
彼女の言葉が終わる間もなく、一方通行の強制転移魔法陣により、俺とシルヴィは千キロメートル以上も遠くへ弾き飛ばされてしまった――。
アイゼンとソフィアは中央の貴族の城へと招かれているらしく、その準備が忙しそうだとのことだった。
メイドのミクはというと、朝食の後片付けをしているところだった。
ちなみに、この日の俺の朝食はカップラーメンだった……だって、毎日上流階級の人と朝食を一緒に食べるのはさすがに気疲れしてしまうから。
館には余程のことがない限り、誰か一人は残らないということで、この日留守番するのはメイドのミクだ。
獣人のシルヴィが、約束通り近くの遺跡を案内してくれる。
その様子を撮影するために、この日はスマホの他に、ちょっと値の張るコンパクトデジタルカメラを用意していた。
これは特に暗いところがきれいに映るので評判であり、遺跡内部を撮影するにはうってつけだ。
と、ここで、獣人とはいえ、年頃の美少女であるシルヴィと二人っきりで、薄暗いという遺跡の中を探索するって、良いのかな……と思ったのだが、よく考えれば彼女は接近戦闘のエキスパートだ。俺が変なことをしようとしただけで、おそらく半殺しにされてしまうだろう。
アイゼンたちはまだ出張の準備に時間がかかっているようだったので、ミクに見送られながら、俺とシルヴィだけで遺跡探索のたびに。
彼女はいつもにもまして耳をピコピコ、しっぽをフリフリさせて上機嫌だ。
「ショウさん、今日は楽しいプチ冒険の旅ですよ! 道中、危険な……まあ、スライムですけど……魔物が出てきますので、注意してくださいね!」
と、まったく警戒心のない満面の笑顔でそう忠告してくれた。
屋敷を出て二百メートルほど歩くと、緑色のスライムが出現してきた!
それに対し、俺は武器として伸縮可能な特殊警棒を持ち込んでいたので、これを伸ばして戦ってみる。
すると、一発ではポヨンと飛んで行っただけだったので、近づいてきたところを両手で思いっきり殴りつけてみると、パシュンと弾けてそのまま蒸発し、後には黄色の小さな魔石だけが残った。
「ショウさん、おめでとうございます! 初めての狩り、成功ですよ!」
シルヴィがそう誉めてくれるが、結構苦戦した。
「最初はスライムでも怖いものなのですが……ショウさんはいきなり戦えるみたいですね。頼もしい限りです!」
いや、絶対に「大したことない」って思っているに違いない。
そのまま歩きながら、
「どのぐらい歩けばその遺跡は見えてくるんだ?」
と尋ねると、
「もうすぐ着きますよ。あれです!」
と彼女が指さしたその先に、大きな岩がいくつも積み上げられている――全体的には家一軒ぐらいあるような――よく見れば人工的な構造物にたどり着いた。
「これが、遺跡?」
「はい、そうです! 下に降りる入り口があるんです!」
そう言われて、今見えているのと反対側のほうに回り込むと、日本の地下街に降りるような階段が見えた。その先は、黒っぽい大きな石の壁で閉ざされているように見える。
シルヴィに案内され、そこを下りて石の扉の前にたどり着く。
彼女が一言、
「エルメン!」
と呪文のような言葉を投げかけると、丈夫そうだった黒石の扉がゆっくりと左右に開いた。
「……こんなにあっさりと遺跡にたどり着けるものなのか?」
「はい、だってアイゼン様は、この遺跡が気に入って、近くに館を立てたのですから!」
「なるほど、そういうことか……」
あの大賢者と称されるアイゼンが気に入ったのならば、なにか凄いものが残されていたのだろう……そう思って遺跡の中を見ると、ぼんやりと明かるかった。
シルヴィに促され、足を踏み入れ、
「うおっ……」
と思わず声を出した。
その空間の広さは、高校の時の体育館ぐらいだろうか。
天井は高く、ただっぴろい。
壁面には、ところどころ鎧をまとった人間や、それと戦う魔物の彫刻のようなものが掘られている。
空間の真ん中の高さぐらいまでそそり立つ、直径30センチほどの幾本かの柱の上に、水晶球のようなオブジェクトが置かれ、まるで俺たちのことを迎えてくれたかのように、淡く、白い光を放っていたのだ。
俺は思わずコンデジのナイトモードにて夢中で撮影した。
スマホでも、動画モードにしてシャツの胸ポケットに入れておく。これで少しだけ飛び出たスマホの先の方にあるカメラが、自動撮影してくれる。
そしてシルヴィの案内で、この迷宮の最奥へ。
「……この遺跡は、規模としては決して大きくはありません。ただ、アイゼン様によれば、ある大きな可能性を持つ特殊な魔力が秘めているということです。しかしそれを起動させる方法が分からないらしいです」
「へえ……あの大賢者と呼ばれているアイゼン様でもわからないのか……」
そんな会話をしながら、最奥の祭壇? を眺めた。
小さく、細かな彫刻が幾重にも掘られている。
そしてその手前……今、俺たちが立っている箇所は、直径二十メートルぐらいのステージのようになっている。
「……確かに、神々しく見えるけど、どのぐらいの価値のあるものだろうな……」
「アイゼン様の話では、ショウ様がいらした『異世界への扉』に次ぐぐらい神秘的なものらしいですが、どうも、これを起動させるためには、純白の強い光が必要らしいのです。それは今や失われた魔法術……あの柱の上に残されている淡く、白い光も、どうやって光っているのか誰にも分りません」
「そうなのか……って、白い光なら出せるけど?」
俺はそう言うと、リュックに入れて持ってきていた、強い純白の光を出すLED懐中電灯を取り出してつけて見せた。
「えっ……うそ……凄い、凄いです! こんな真っ白な、こんな強い光、初めて見ました! アイゼン様にもこんなの無理です!」
しっぽをパタパタと激しく揺らして興奮するシルヴィ。
そういえば、俺たちの世界でも、蛍光灯が登場するまで白い光は出せなかったと思う。ましてや、懐中電灯として持ち運びできるものなど、白色LEDができるまで無理だったのではないか……いや、小さな持ち運び蛍光灯はあったかも。
「ショウさん、ものは試しです! その白い光、祭壇に当ててみてはどうでしょうか!?」
「……なるほど、何か変化はあるかな……」
特に気にせずに、シルヴィの提案通りに白色LEDの光を祭壇に当ててみた。
すると、…幾何学的な文様がびっしりと刻まれた、薄緑色の淡い光が、俺たちが乗っているステージ上を取り囲むように幾重にも出現した。
「……こ、これ……まずいですっ! 凄い魔力……多分、古代の高度な魔法陣ですっ! 何かの魔法の仕掛けが発動しちゃいました! ショウさん、逃げ――」
彼女の言葉が終わる間もなく、一方通行の強制転移魔法陣により、俺とシルヴィは千キロメートル以上も遠くへ弾き飛ばされてしまった――。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
この世界、イケメンが迫害されてるってマジ!?〜アホの子による無自覚救済物語〜
具なっしー
恋愛
※この表紙は前世基準。本編では美醜逆転してます。AIです
転生先は──美醜逆転、男女比20:1の世界!?
肌は真っ白、顔のパーツは小さければ小さいほど美しい!?
その結果、地球基準の超絶イケメンたちは “醜男(キメオ)” と呼ばれ、迫害されていた。
そんな世界に爆誕したのは、脳みそふわふわアホの子・ミーミ。
前世で「喋らなければ可愛い」と言われ続けた彼女に同情した神様は、
「この子は救済が必要だ…!」と世界一の美少女に転生させてしまった。
「ひきわり納豆顔じゃん!これが美しいの??」
己の欲望のために押せ押せ行動するアホの子が、
結果的にイケメン達を救い、世界を変えていく──!
「すきーー♡結婚してください!私が幸せにしますぅ〜♡♡♡」
でも、気づけば彼らが全方向から迫ってくる逆ハーレム状態に……!
アホの子が無自覚に世界を救う、
価値観バグりまくりご都合主義100%ファンタジーラブコメ!
おいでよ!死にゲーの森~異世界転生したら地獄のような死にゲーファンタジー世界だったが俺のステータスとスキルだけがスローライフゲーム仕様
あけちともあき
ファンタジー
上澄タマルは過労死した。
死に際にスローライフを夢見た彼が目覚めた時、そこはファンタジー世界だった。
「異世界転生……!? 俺のスローライフの夢が叶うのか!」
だが、その世界はダークファンタジーばりばり。
人々が争い、魔が跳梁跋扈し、天はかき曇り地は荒れ果て、死と滅びがすぐ隣りにあるような地獄だった。
こんな世界でタマルが手にしたスキルは、スローライフ。
あらゆる環境でスローライフを敢行するためのスキルである。
ダンジョンを採掘して素材を得、毒沼を干拓して畑にし、モンスターを捕獲して飼いならす。
死にゲー世界よ、これがほんわかスローライフの力だ!
タマルを異世界に呼び込んだ謎の神ヌキチータ。
様々な道具を売ってくれ、何でも買い取ってくれる怪しい双子の魔人が経営する店。
世界の異形をコレクションし、タマルのゲットしたモンスターやアイテムたちを寄付できる博物館。
地獄のような世界をスローライフで侵食しながら、タマルのドキドキワクワクの日常が始まる。
無属性魔法使いの下剋上~現代日本の知識を持つ魔導書と契約したら、俺だけが使える「科学魔法」で学園の英雄に成り上がりました~
黒崎隼人
ファンタジー
「お前は今日から、俺の主(マスター)だ」――魔力を持たない“無能”と蔑まれる落ちこぼれ貴族、ユキナリ。彼が手にした一冊の古びた魔導書。そこに宿っていたのは、異世界日本の知識を持つ生意気な魂、カイだった!
「俺の知識とお前の魔力があれば、最強だって夢じゃない」
主従契約から始まる、二人の秘密の特訓。科学的知識で魔法の常識を覆し、落ちこぼれが天才たちに成り上がる! 無自覚に甘い主従関係と、胸がすくような下剋上劇が今、幕を開ける!
「キヅイセ。」 ~気づいたら異世界にいた。おまけに目の前にはATMがあった。異世界転移、通算一万人目の冒険者~
あめの みかな
ファンタジー
秋月レンジ。高校2年生。
彼は気づいたら異世界にいた。
その世界は、彼が元いた世界とのゲート開通から100周年を迎え、彼は通算一万人目の冒険者だった。
科学ではなく魔法が発達した、もうひとつの地球を舞台に、秋月レンジとふたりの巫女ステラ・リヴァイアサンとピノア・カーバンクルの冒険が今始まる。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
スキルはコピーして上書き最強でいいですか~改造初級魔法で便利に異世界ライフ~
深田くれと
ファンタジー
【文庫版2が4月8日に発売されます! ありがとうございます!】
異世界に飛ばされたものの、何の能力も得られなかった青年サナト。街で清掃係として働くかたわら、雑魚モンスターを狩る日々が続いていた。しかしある日、突然仕事を首になり、生きる糧を失ってしまう――。 そこで、サナトの人生を変える大事件が発生する!途方に暮れて挑んだダンジョンにて、ダンジョンを支配するドラゴンと遭遇し、自らを破壊するよう頼まれたのだ。その願いを聞きつつも、ダンジョンの後継者にはならず、能力だけを受け継いだサナト。新たな力――ダンジョンコアとともに、スキルを駆使して異世界で成り上がる!
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる