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はじめに
①
しおりを挟む私って何者なんだろう?
私って・・・私って・・・
こんな事を考えていると
自分が自分じゃないような
不思議な感覚に陥る。
この不思議な感覚を意識したのは
いつからだろう。
物心ついた時から
おそらく幼稚園の頃から
度々、感じている。
誰にでも起こり得ることなのか
自分だけが感じることなのか。
「ゲシュタルト崩壊」みたいに
名前が付いている現象なのか。
そんなことは、どうだっていい。
私は、役所に住民票を取りに来ただけなのだから。
住民票を取得するだけでも
書類の記入をしなくてはならないし
身分証の提示を求められる。
自分が自分であることを証明するのに
手間がかかる。
住民票をもらうまでの待ち時間、
自分を証明するのは難しいな
と思っていたら
ゲシュタルト崩壊のところまで
また、深く考えてしまった。
昔から、考え込んでしまう癖がある。
自分としては考えているという
意識すらないのだが
周りから「考えすぎだよ」と
言われることが多い。
ポジティブシンキングなら
問題は無いのだろうけど
私の場合、ネガティブなことばかり
深く考えてしまう。
それも無意識のうちに。
石橋を叩いて、叩いて
ようやく渡ろうかという時には
橋が壊れてしまう。
こんな私の性格をよく知る祖母から
「案ずるより産むが易し」なんて
よく言われたものだ。
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