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犬猿の仲!?
第四話
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「いい加減にしろよ、佐倉」
暁ちゃんが佐倉さんから僕の眼鏡を奪い取って返してくれる。
「……本当に大事にしてるんだな」
佐倉さんが僕と暁ちゃんを見比べた。
「当たり前だ。お前みたいな、いたらない虫が付くだけで腹が立つね」
(……虫?)
この時期に虫って、そんなにいないと思うんだけど。
「お前にしては直球じゃないか」
「そういうお前こそ、正直になった方がいいんじゃないのか?奪われてから後悔しても遅いよ」
暁ちゃんがチラッと夕希さんを見た。
(……?)
二人が僕にはよくわからない会話をしている。
この二人、妙に息が合っているけど、仲がいいのか悪いのかよくわからないよ。
「二人とも仲がいいのはわかるけど、いい加減にしないとコーヒー冷めるよ」
夕希さんが見兼ねたように、手のつけられていないコーヒーカップを指して言った。
「は?仲がいい?」
暁ちゃんと佐倉さんが顔を見合わせる。
そして――、
「ありえないだろ!!」
一瞬の間があいて、二人同時に叫ぶ。
(うわ~。息ピッタリ)
夕希さんの気持ちもわかるなぁ。
なんか、春兄ちゃんが戒兄ちゃんと響兄ちゃんのじゃれ合いを止めてる時みたいだもん。
「……本当に類友だよね」
「はぁ???」
ポツリと呟くと、二人がもの凄い勢いで僕の方を向いた。
「もしかして塔哉、なんか誤解してる?」
「どうやったらそう見えるんだ?」
二人とも首を傾げている。
無意識なのかもしれないけど、傍から見れば反応がそっくりだよ!
「だから、反応の仕方がそっくりだって!思考回路が似てるんだね」
「……コイツとそっくり……」
僕がにっこり笑って言うと、人外の言葉を聞いたとばかりに二人がど~んと落ち込んだ。
「うわ……。塔哉ってマジで最強」
「あの二人にあんなこと面と向かって言えるのなんて、世界中探しても塔哉君ぐらいだよ……」
ソファーの隅でそんな会話が繰り広げられていたことに、僕は全く気付かなかった。
暁ちゃんが佐倉さんから僕の眼鏡を奪い取って返してくれる。
「……本当に大事にしてるんだな」
佐倉さんが僕と暁ちゃんを見比べた。
「当たり前だ。お前みたいな、いたらない虫が付くだけで腹が立つね」
(……虫?)
この時期に虫って、そんなにいないと思うんだけど。
「お前にしては直球じゃないか」
「そういうお前こそ、正直になった方がいいんじゃないのか?奪われてから後悔しても遅いよ」
暁ちゃんがチラッと夕希さんを見た。
(……?)
二人が僕にはよくわからない会話をしている。
この二人、妙に息が合っているけど、仲がいいのか悪いのかよくわからないよ。
「二人とも仲がいいのはわかるけど、いい加減にしないとコーヒー冷めるよ」
夕希さんが見兼ねたように、手のつけられていないコーヒーカップを指して言った。
「は?仲がいい?」
暁ちゃんと佐倉さんが顔を見合わせる。
そして――、
「ありえないだろ!!」
一瞬の間があいて、二人同時に叫ぶ。
(うわ~。息ピッタリ)
夕希さんの気持ちもわかるなぁ。
なんか、春兄ちゃんが戒兄ちゃんと響兄ちゃんのじゃれ合いを止めてる時みたいだもん。
「……本当に類友だよね」
「はぁ???」
ポツリと呟くと、二人がもの凄い勢いで僕の方を向いた。
「もしかして塔哉、なんか誤解してる?」
「どうやったらそう見えるんだ?」
二人とも首を傾げている。
無意識なのかもしれないけど、傍から見れば反応がそっくりだよ!
「だから、反応の仕方がそっくりだって!思考回路が似てるんだね」
「……コイツとそっくり……」
僕がにっこり笑って言うと、人外の言葉を聞いたとばかりに二人がど~んと落ち込んだ。
「うわ……。塔哉ってマジで最強」
「あの二人にあんなこと面と向かって言えるのなんて、世界中探しても塔哉君ぐらいだよ……」
ソファーの隅でそんな会話が繰り広げられていたことに、僕は全く気付かなかった。
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