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第2章 引越し 転校
しおりを挟む私が小学一年生になって
すぐの頃、父と母が
マイホームを建てた
一軒家の新築だ
今までは汚いとまでは
いかないが
築年数の古い、タイルの
お風呂場や和式のトイレ
部屋も広かった思い出はない
そこから 引越し
ピカピカの家に住む
小学一年生の私は
ワクワクするような
不安なような気持ちで
引っ越した事を覚えている
今までと違い
ひとつの部屋で家族が
並んで寝るという事もなく
1人ずつ部屋があり
初日は寂しく不安だった
親が心配して
姉と私の部屋は繋がった形に
なっており
大きくなったら仕切りの壁を
つければいいような
設計だったので
姉と一緒に寝たり
一緒の時間を過ごす事が
多かった
そして初めての学校に
行く日がやってくる
転校も初めてで
緊張もかなりした
それでも転校して
すぐはクラスメイトは
物珍しさにか優しかった
友達もできた
このまんま
何かも平凡に進むと
思っていた
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