クソゲーの異世界で俺、どうしたらいいんですか?

けいき

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第6章 (仮)異世界で開催!超会議(嘘です)!!

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「えーっと……」
「お祖父様は言うなれば放置主義ですよ。相当悪どいことをしない限りは静かに状況を見つめてますね。私の水属性が判明して影の者を各町や村に送り込んで批判的と言いますか、そのような者共を一気に領地から追放したこともありましたね」

 お爺ちゃんグッジョブ! と言いたいけど、それって領主としてどうなの? と言うのが気になるところです。
 返事に困っているとグレン兄さんがクスクス笑っていた。
 なんでもその追放となった人たちは領地でも有名なほど火属性と言うのを自慢していたみたいで、追放理由が欲しかったのだろうと推測したその顔はやはり何とも言えない顔をしていた。
 むぅ~……そんな顔されると困るんだけど……。

「まぁ、最後の抵抗に小火で終わったそうなのですが、火を放ったみたいで町の中にいたというか、移り住んできた水属性の人たちが集まって直ぐ様鎮火したらしいですよ? 逆に水属性の人たちが認められるようにしてくれたっぽいですよ? 自身は町の人全員から嫌われて捨て身の行動に拍手しか出来ませんね」

 ……あれ? 思ってた展開となにか違う。
 しかも行商の人が被害にあったらしくて直ぐ様鎮火してくれた話を他の領地で話していたらしく、最終的にはその人達は居られなくなって他国に逃げたとか噂で聞いたらしい。
 うん、自業自得とは言え、行商の人と言うか荷馬車を狙っちゃダメでしょ!
 後先考えられない系のおバカさんだったのだと思おう……。
 うん、おバカさんだったんだよ、きっと──。

「ヤトからなにか連絡はありましたか?」
「ん? えーっとね、マリウスさんの帰還祝いでガルシア領都は数日ほどお祭り騒ぎだったみたいだよ?」

 マリウスさんもグレン兄さん並みに愛されてるんだなぁ~……なんてお手紙を読んでそう思いました。
 んで、到着してからの話をザックリとお知らせするとしたら、まず始めに言うことは兄は髪が黒に染まったとしても、ガルシア領の元領主。つまりはこの世界でのお祖父ちゃん。現領主の伯父、その他伯父含む親族にナイトリンガーだとバレたそうだ。
 まぁ、よくよく考えればジェラルドさんが話してるかもしれないしね……。
 でもガルシア領の方にはすでに兄をランドルフの養子にする旨が伝えられてるのでいざこざは無いとのことで一安心。
 そして落ち着いてきた頃に話し合いをし、マリウスさんは俺が綺麗にしちゃった長い髪を切ることにしたそうだ。
 真っ青な綺麗な色だったので兄が貰って良いかと聞いて「良いよ~」との事なので届いた髪は直ぐ様ウィッグにしておけと命令が下されました。




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