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第8章 戻ってきた日常……?
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しおりを挟むんで次! お母さんはお父さんと同様にこの家から近々離れるんだよ。
しばらくしたらアンドレアさんの家というか、シエロさん達の養女として入るらしいよ? それと同時にピエタ・コスタにお引っ越し。
シエロさんとジャンヌさんは前にランプの毒を入れすぎたらしい俺のせいで一日中子作りするはめになったけど、数日後にジャンヌさんに生理が来てしまったらしいのよ。
でもその後も何回かチャレンジ。……チャレンジで良いのか? をしたらしいけど子供は結局出来なかったらしい……。
まぁ、お母さんは黙ってればかなり可愛ら…………女装王子にしか見えないけど、女の子は女の子。れっきとした女の子。まぁ、はっきり言えば顔つきも話し方も凛々しすぎるけどジャンヌさんもそんな変わらないと思われる……。
ジャンヌさんは血が繋がらないとはいえ初めての娘に喜んでました。
シエロさんも何故かホッとしていたのでそんなに子作りが大変だったのかな……と思ってしまった。
今度、姉と姉の腐った友達らが共同で作ったらしい春画集をプレゼントしようかな……。
兄に聞いたら前にそういう文化はないって言ってたし、慣れてないシエロさんが卒倒しちゃうからやめた方がいいのかな? 迷う……。
でも気のせいかな、俺の記憶ではジャンヌさんはお母さんにセクハラされてた気がするんだけど──てかしてたよね。
ドレスの裾の合わせから手をズボッと突っ込んで「付いてない」発言した気がするんだけど……。
……それはそれ、これはこれ。
……で、町ができて色々落ち着いたら時期を見てお父さんと結婚することが決定だそうだ。
本人達が若返ったからといって実の親の結婚式を見守るというなんか複雑な気持ちはなんなのか──。
まぁ、おめでたいんだからいいけどさ……。
んでもって他国の介入が入る前にパパが囲い混むために凄い裏と言うか大人の世界では想像以上に物事が動いている事が判明したよ。
そうか、これが水面下で……ってやつか! でもさ、俺になにも情報が来ずに決定したものだけ教えられるの悲しいんだけど?
そうそう、マライアさん達は体調回復したらゆっくりと侍女見習いとして働きつつ、使えるようになったら領主となるお父さんの家で侍女として働くことになっている。
本人たちにお父さんが爵位をもらう云々に関しての口止めをしつつ、彼女たちにその話をしたら喜んでいた。
まぁ、仕事ないと大変だもんね……。
あんなことがあったから将来とか不安だったろうし、これから希望を見いだせたらいいと思う。
でもなぁ、俺としては彼女たちに日本食の食堂とか、運動するのに適したスポーツウェアの店とか経営して欲しかったんだけど……。
彼女たちが侍女の仕事ができるなんて嬉しすぎるとすごく喜んでるんだから仕方ないかぁ……。
グレン兄さんに夜にどう言うことか聞いたら侍女の給金は普通に働くよりより遥かにいいんだってさ。
出稼ぎに来た彼女達の場合、下働きになるからなおさらみたい。
何はともあれ、お父さん達はモンスター姦に偏見もなにもないからゆっくりとトラウマが薄れていけば良いな……って、出稼ぎで思い出した。
彼女達の両親って生活とか大丈夫なのかな。
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