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パイピィ
ナース長
翌日昼。ルリ子は上機嫌だった。
「ふふ。山田さんは素敵な人だったわ。なんだかパパみたい。あたしファザコンなのかな。」
ルリ子は昨晩の術前処置のことを思い出し、女性器の疼きを感じた。
「術後処置するのが楽しみ。」
ナースステーテーションで雑務をこなしていると、ナース長が入ってきた。男性器のカリの部分に真珠を入れる整形手術で入院した越智さんの術後処置を担当した後、ナース長も現場でまた術前・術後処置を積極的に担当するようになり、以前とは見違えるように美しくなっていた。
「ねぇ、ナース長。」ふいに思い出したように、ルリ子は問いかけた。
「なあに、ルリ子さん?」
「山田さん、っているじゃないですか。」
「山田さん?どの?」
「302号室の。」
「ああ。山田一郎さんね。」
「ん?山田一郎さん?」ルリ子は怪訝な顔をした。
「山田さんが何か?」
「あの人、なんで入院してるんでしたっけ?包茎手術が必要な感じには見えなかったですけど。」
「ああ。ええと…」ナース長はメガネをクイと上げ、カルテをめくった。
「パイプカット。ってなってるわね。」
「あの年齢で、ですか?よっぽど子沢山なんですかね?」
「いえ、山田さんは独身、ってなってるわね…」
「子どももいないのにパイプカット、ですか?てか、子どもがいない人は受けれないんじゃなかったでしたっけ?」
「えーと…。」ナース長はカルテを指でなぞった。「どうも、10数年前に離婚なさってて、その時の奥さんとの間にお子さんがいらっしゃるみたい。」
「ちょっとカルテを拝見してもいいですか?」ルリ子は笑顔を貼り付けながら言った。
「もちろんよ。あなたの担当患者さんだもの。」
ルリ子はカルテに記載されている生年月日や緊急時の連絡先の住所などを確認した。
「ありがとうございます。」ルリ子は平静を装いながら、カルテをナース長に戻した。
「あ、巡回の時間だ。」ルリ子は思い出したように言い、ナースステーションを出た。ナース長は自分の仕事に戻り、ルリ子とのやりとりのことはすぐに忘れた。
ナースステーションから出たルリ子は、廊下から非常階段に出るとしゃがみこみ、膝の上に乗せた両腕に顔をつけた。
「パパだ…。」
気の多いルリ子の母は他の男を作り、ルリ子を連れて10数年前に家を出たのだった。その更に数年後また新しい男を作り、今度はルリ子を実家に押し付けて出て行ってしまったのだった。それ以来連絡は無い。そんなことから、ルリ子は父親が可哀想という気持ちをずっと持ち続けている。
「嬉しい。またパパに会えた。」ルリ子はじわっと嬉しさを感じた。と同時に、困ったなという気持ちもこみ上げてきた。
「どうしよう。フェラしてパパの精液のんじゃんた…。」ルリ子は困った。
「とりあえず、パパには絶対に娘だって知られないようにしないと。娘にフェラさせたなんて知ったらショックで死んじゃうかも…。」
それからルリ子は今後のことを考えた。
「術後処置どうしよう…誰かに変わってもらった方がいいのかしら…。」
「ふふ。山田さんは素敵な人だったわ。なんだかパパみたい。あたしファザコンなのかな。」
ルリ子は昨晩の術前処置のことを思い出し、女性器の疼きを感じた。
「術後処置するのが楽しみ。」
ナースステーテーションで雑務をこなしていると、ナース長が入ってきた。男性器のカリの部分に真珠を入れる整形手術で入院した越智さんの術後処置を担当した後、ナース長も現場でまた術前・術後処置を積極的に担当するようになり、以前とは見違えるように美しくなっていた。
「ねぇ、ナース長。」ふいに思い出したように、ルリ子は問いかけた。
「なあに、ルリ子さん?」
「山田さん、っているじゃないですか。」
「山田さん?どの?」
「302号室の。」
「ああ。山田一郎さんね。」
「ん?山田一郎さん?」ルリ子は怪訝な顔をした。
「山田さんが何か?」
「あの人、なんで入院してるんでしたっけ?包茎手術が必要な感じには見えなかったですけど。」
「ああ。ええと…」ナース長はメガネをクイと上げ、カルテをめくった。
「パイプカット。ってなってるわね。」
「あの年齢で、ですか?よっぽど子沢山なんですかね?」
「いえ、山田さんは独身、ってなってるわね…」
「子どももいないのにパイプカット、ですか?てか、子どもがいない人は受けれないんじゃなかったでしたっけ?」
「えーと…。」ナース長はカルテを指でなぞった。「どうも、10数年前に離婚なさってて、その時の奥さんとの間にお子さんがいらっしゃるみたい。」
「ちょっとカルテを拝見してもいいですか?」ルリ子は笑顔を貼り付けながら言った。
「もちろんよ。あなたの担当患者さんだもの。」
ルリ子はカルテに記載されている生年月日や緊急時の連絡先の住所などを確認した。
「ありがとうございます。」ルリ子は平静を装いながら、カルテをナース長に戻した。
「あ、巡回の時間だ。」ルリ子は思い出したように言い、ナースステーションを出た。ナース長は自分の仕事に戻り、ルリ子とのやりとりのことはすぐに忘れた。
ナースステーションから出たルリ子は、廊下から非常階段に出るとしゃがみこみ、膝の上に乗せた両腕に顔をつけた。
「パパだ…。」
気の多いルリ子の母は他の男を作り、ルリ子を連れて10数年前に家を出たのだった。その更に数年後また新しい男を作り、今度はルリ子を実家に押し付けて出て行ってしまったのだった。それ以来連絡は無い。そんなことから、ルリ子は父親が可哀想という気持ちをずっと持ち続けている。
「嬉しい。またパパに会えた。」ルリ子はじわっと嬉しさを感じた。と同時に、困ったなという気持ちもこみ上げてきた。
「どうしよう。フェラしてパパの精液のんじゃんた…。」ルリ子は困った。
「とりあえず、パパには絶対に娘だって知られないようにしないと。娘にフェラさせたなんて知ったらショックで死んじゃうかも…。」
それからルリ子は今後のことを考えた。
「術後処置どうしよう…誰かに変わってもらった方がいいのかしら…。」
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