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山菜採りが楽しめるキャンプ場と、緑色のサルン
百合の花のように可憐なユリ
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翌日。朝食とその後片付けが終わったら娘を行かせるから、とオバはんに言われていたケンは、山菜の林の中で娘を待っていた。娘はユリというらしい。
程なくして、ユリが林の中にやってきた。白いノースリーブの、膝が出るか出ないかの丈の、かわいらしいワンピースを着てサンダルを履いている。首まわりは広くあいていて、娘が「おはようございます。」とケンに軽くお辞儀をすると、胸の谷間の上の方がチラッと見えた。清楚なエロさだった。
一方のケンは、ハダカに緑色のサルンを腰に巻きつけた、バリ島のようなスタイルである。
「母に、ケンさんと山菜採りに行っておいで、って言われました。」とユリ。
「うん。じゃあ、行こうか。」2人は歩き出した。
途中、ユリが木の根か何かにつまづいてよろめいた。
「大丈夫?」ケンが手を差し出すと、ユリは素直に手を繋いできた。
「昨日ヨーロッパのキャンプ場のことおっしゃってましたけど、行かれたことがあるんですか?」
「うん。あるよ。海外のキャンプ場も結構まわってる。」
「えー、すごい。」ユリは尊敬の眼差しでケンを見上げた。
「ヨーロッパって、どこですか?」
「ドイツとか、デンマークとかまわったよ。キャンプで。」
「言葉とか話せるんですか?」
「まぁ、ドイツ語だけだけど、ある程度は。ドイツ語ができると、デンマーク語もある程度わかるからね。」
「すごーい。なんでドイツ語を知ってるんですか?」
「ああ、大学で勉強したし、留学もしたから。」
「大学?」
「俺、院生だよ。まだ23。」
「そーなんですねッ!。あたし、てっきり…」
「てっきり、ただの変態だと思ってた?」
「いえ、そういうわけではなく…自由に色々放浪されてる方なのかなぁ、って。」
2人は林の奥へゆっくり歩いていく。徐々に薄暗くなっていく。
「あの。」ユリが切り出してきた。
「何?」とケン。
「ヨーロッパにはヌーディストキャンプ場があるんでしょう?」
「うん。」
「あの…。もしそうされたいんでしたら、裸になっていただいて構いませんよ…。あたし、気にしませんから…。」
「いいの?じゃあ。」ケンは腰に巻いていたサロンをあっさりと外した。ボロンと男性器が飛び出す。ユリは素早くそれを見たがすぐに目をそらした。
「やっぱりヌードは気持ちいいなぁっ」ケンは伸びをした。「森の中にいると、なんでこんなもの身につけてるんだろっ、て気持ちになるよ。」と、ケンは外したサルンを見て言った。
2人はそぞろ歩いた。どちらも山菜のことには触れない。2人で手を繋いで歩くのが楽しかった。
「大学では何を勉強しているんですか?」
「植物分布学だよ。」
「植物分布学…。」ユリが植物という言葉はもちろんわかるんだけど、という顔をした。
「ユリは高校生だろ?」
「はい。」
「まあ、生物学だとでも思っておけばいいんじゃない。」
「あ、生物学ですか。ああ、なるほど。」ユリはうんうんとうなづいた。
「頭いいんですね…。」とユリ。
「時々、変態の変質者って思われるけどね。」
「母がすみませんでした…。」
「ユリも最初そう思ったんだろ?」
「いえ、そんなことはないです。」
「そんなことあるだろ、普通は。」
「…いえ、初めて見た時、カッコいい人だなあっ、って思いました。」ユリは、自分を信じて欲しくて言ってしまった、という感じだった。
程なくして、ユリが林の中にやってきた。白いノースリーブの、膝が出るか出ないかの丈の、かわいらしいワンピースを着てサンダルを履いている。首まわりは広くあいていて、娘が「おはようございます。」とケンに軽くお辞儀をすると、胸の谷間の上の方がチラッと見えた。清楚なエロさだった。
一方のケンは、ハダカに緑色のサルンを腰に巻きつけた、バリ島のようなスタイルである。
「母に、ケンさんと山菜採りに行っておいで、って言われました。」とユリ。
「うん。じゃあ、行こうか。」2人は歩き出した。
途中、ユリが木の根か何かにつまづいてよろめいた。
「大丈夫?」ケンが手を差し出すと、ユリは素直に手を繋いできた。
「昨日ヨーロッパのキャンプ場のことおっしゃってましたけど、行かれたことがあるんですか?」
「うん。あるよ。海外のキャンプ場も結構まわってる。」
「えー、すごい。」ユリは尊敬の眼差しでケンを見上げた。
「ヨーロッパって、どこですか?」
「ドイツとか、デンマークとかまわったよ。キャンプで。」
「言葉とか話せるんですか?」
「まぁ、ドイツ語だけだけど、ある程度は。ドイツ語ができると、デンマーク語もある程度わかるからね。」
「すごーい。なんでドイツ語を知ってるんですか?」
「ああ、大学で勉強したし、留学もしたから。」
「大学?」
「俺、院生だよ。まだ23。」
「そーなんですねッ!。あたし、てっきり…」
「てっきり、ただの変態だと思ってた?」
「いえ、そういうわけではなく…自由に色々放浪されてる方なのかなぁ、って。」
2人は林の奥へゆっくり歩いていく。徐々に薄暗くなっていく。
「あの。」ユリが切り出してきた。
「何?」とケン。
「ヨーロッパにはヌーディストキャンプ場があるんでしょう?」
「うん。」
「あの…。もしそうされたいんでしたら、裸になっていただいて構いませんよ…。あたし、気にしませんから…。」
「いいの?じゃあ。」ケンは腰に巻いていたサロンをあっさりと外した。ボロンと男性器が飛び出す。ユリは素早くそれを見たがすぐに目をそらした。
「やっぱりヌードは気持ちいいなぁっ」ケンは伸びをした。「森の中にいると、なんでこんなもの身につけてるんだろっ、て気持ちになるよ。」と、ケンは外したサルンを見て言った。
2人はそぞろ歩いた。どちらも山菜のことには触れない。2人で手を繋いで歩くのが楽しかった。
「大学では何を勉強しているんですか?」
「植物分布学だよ。」
「植物分布学…。」ユリが植物という言葉はもちろんわかるんだけど、という顔をした。
「ユリは高校生だろ?」
「はい。」
「まあ、生物学だとでも思っておけばいいんじゃない。」
「あ、生物学ですか。ああ、なるほど。」ユリはうんうんとうなづいた。
「頭いいんですね…。」とユリ。
「時々、変態の変質者って思われるけどね。」
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