3 / 3
3話「皆のそれから」
しおりを挟む
◆
あれから数年。
私はフォブレの妻となった。
そして今は、鳥の観察に一日のかなりの時間を使っている。
フォブレは私の好きなものを認めてくれた。理解してくれて、そういう環境を与えてくれた。自由にしていい、そう言ってくれたので、おかげでこれほど自由に動けている。
私たちは互いに尊重しあえる関係になれていると思う。
それぞれ、進みたい道を進む。
そんなところがこの関係の嬉しいところだ。
そういえば最近風の噂で聞いたのだが……ルイーズスと妹は結婚するも上手くいかず、今では妹が毎日のように殴られたり蹴られたりするようになってしまっているらしい。
だが、ルイーズスの家が権力を持っているため、妻側は何も言えない状態だそうだ。
ま、ルイーズスはそういうところもある人だ。
一見問題ないようで。
しかし実は厄介さを秘めている。
そんな彼のことだから、私の妹にだけ寛容なわけがない。
◆
あれから、さらに数年。
妹はルイーズスの暴行によって落命してしまったそうだ。
また、それはさすがに揉み消せなかったようで。
ルイーズスのこれまでの妻への行いがついに世に出てしまうこととなり、彼は逮捕されたらしい。
ま、正直、どちらにも同情はしないが……。
◆終わり◆
あれから数年。
私はフォブレの妻となった。
そして今は、鳥の観察に一日のかなりの時間を使っている。
フォブレは私の好きなものを認めてくれた。理解してくれて、そういう環境を与えてくれた。自由にしていい、そう言ってくれたので、おかげでこれほど自由に動けている。
私たちは互いに尊重しあえる関係になれていると思う。
それぞれ、進みたい道を進む。
そんなところがこの関係の嬉しいところだ。
そういえば最近風の噂で聞いたのだが……ルイーズスと妹は結婚するも上手くいかず、今では妹が毎日のように殴られたり蹴られたりするようになってしまっているらしい。
だが、ルイーズスの家が権力を持っているため、妻側は何も言えない状態だそうだ。
ま、ルイーズスはそういうところもある人だ。
一見問題ないようで。
しかし実は厄介さを秘めている。
そんな彼のことだから、私の妹にだけ寛容なわけがない。
◆
あれから、さらに数年。
妹はルイーズスの暴行によって落命してしまったそうだ。
また、それはさすがに揉み消せなかったようで。
ルイーズスのこれまでの妻への行いがついに世に出てしまうこととなり、彼は逮捕されたらしい。
ま、正直、どちらにも同情はしないが……。
◆終わり◆
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
婚約者である王子の近くには何やら不自然なほどに親しい元侍女の女性がいるのですが……? ~幸せになれるなんて思わないことです~
四季
恋愛
婚約者である王子の近くには何やら不自然なほどに親しい元侍女の女性がいるのですが……?
不実なあなたに感謝を
黒木メイ
恋愛
王太子妃であるベアトリーチェと踊るのは最初のダンスのみ。落ち人のアンナとは望まれるまま何度も踊るのに。王太子であるマルコが誰に好意を寄せているかははたから見れば一目瞭然だ。けれど、マルコが心から愛しているのはベアトリーチェだけだった。そのことに気づいていながらも受け入れられないベアトリーチェ。そんな時、マルコとアンナがとうとう一線を越えたことを知る。――――不実なあなたを恨んだ回数は数知れず。けれど、今では感謝すらしている。愚かなあなたのおかげで『幸せ』を取り戻すことができたのだから。
※異世界転移をしている登場人物がいますが主人公ではないためタグを外しています。
※曖昧設定。
※一旦完結。
※性描写は匂わせ程度。
※小説家になろう様、カクヨム様にも掲載予定。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる