やっぱり好き

四季

文字の大きさ
上 下
1 / 1

やっぱり好き

しおりを挟む
好きって言ったら
君は微笑んで
馬鹿みたいねって
返してきた

夕暮れに偶然装い
君に駆け寄れば
急に何なのって
呆れていた

そんな君が
どこまでも愛おしくて

二人並んだ影が
永遠になればいいと思った

好きって言ったら
君は笑顔で
馬鹿げてるって
返してきた

それでも好きって言ったら
君は満面の笑みで
馬鹿みたいねって
返していた

でもそれでも良かったよ
君に会えるなら

何と言われても

好かれなくても

何と思われても

馬鹿にされても

何を言われても

嫌われていても

何を思われても

馬鹿にされても……





それでも

やっぱり

好き
しおりを挟む

この作品の感想を投稿する


処理中です...