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後編
しおりを挟む「おっとゆょっこいおっはいはい! はいほいほれほれはいほれほい! ほいそれしょっ、はいとれしょっしょ! ほいはいほいはいほれしょれほしょれはい! はいっ、とれっ、とれぅれしょ! おっとれしょっこいおっはいはい! おっとれしょっおっはいはい! おっとれほしょれいしょっこいおっはいはい! おっとれしょっこいおっはいほい!」
儀式を始めたその日の晩、ドルフェは謎の死を遂げた。
死後解剖したところ、彼の心臓付近には、大量のできものができていたそうだ。それによって心臓内の血管が詰まったか何かで生命維持できなくなった、ということだったようだ。
「おおおおおおおおおおっとれ! しょっこい! おっはい! ほれほれほれほれしょれしょしょしょっしんとれほいほい! おっはい! おっはい! おっしょれしょれ!」
そして、取り巻きの女性たちも、あの後一週間ほどで残念な目に遭ったそうだ。
一人は、顔中に得体のしれない人面模様のできものが発生。
一人は、足の指が急激に肥大化して痛くて歩けなくなる。
一人は、朝起きたらごりらになっている。
一人は、朝起きたら急に吐き気に襲われ急死。
「おっとれしょっこいおっはいはい! おっとれしょっこいおっはい! しょうしょしょしょれしょしょしょしょしょしょしょう! おは! おは! おはぁははっははおれおれ! おっれれおれいれ! おっとれしょっこいおっはいはい!」
◆
あれから数年。
私はある時路上で出会った王子に見初められ、彼と結ばれた。
意外なことではあったけれど。
でも今はそれもまた人生と思っているし。
だから私はこの道を進む。
ただひたすら、真っ直ぐに、どこまでも――。
◆終わり◆
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失礼します。
結末とは逆に謎の踊りのセリフ(呪文か?)が上手い具合に凄惨さを上手い具合抑えている!
元パーティーの詳細もあれば有難かったかも?(謎の言葉を使うメンバーとか)
ショートながら楽しませて頂きました。
読んでくださりありがとうございます!
温かなお言葉、嬉しいです。
朝起きたらごりらですか(笑)
読んでくださりありがとうございます。
ごりらになった朝は……どんな感じだろうと思いました。(^-^;