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前編
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私には二つ年下のルーナという妹がいる。
彼女のことは好きでない。
なぜなら彼女は私に嫌なことばかりしてくるからだ。
子どもの頃からルーナの嘘によって私は多々悪者にされてきた。親は私のことをいつも理不尽に叱ったし、妹と違って悪いことばかりすると私の悪口を知人に話していたこともある。酷い親だ、ルーナの嘘に乗せられて長女の悪口を言いふらすなんて。
と、まぁ、そんな事情があって、私は妹が嫌いなのである。
◆
そんなある日。
「お姉さま! ちょっといいかしら!」
ルーナが機嫌良さそうにやって来たので「ああこれはまた何か嫌なことが起きるやつか」と思って内心溜め息をついていると。
「今日はね! お姉さまの婚約者のオッブレ様も来てくださってるの!」
「え。……オッブレ、どうして」
ルーナの後ろから現れたのは私の婚約者であるオッブレ。
既に嫌な予感しかしない……。
これはアレを告げられるのでは……。
そう思っていると。
「実は、僕、君との婚約を破棄することにしたんだ」
やはりそうだった。
予想は当たっていた。
彼女のことは好きでない。
なぜなら彼女は私に嫌なことばかりしてくるからだ。
子どもの頃からルーナの嘘によって私は多々悪者にされてきた。親は私のことをいつも理不尽に叱ったし、妹と違って悪いことばかりすると私の悪口を知人に話していたこともある。酷い親だ、ルーナの嘘に乗せられて長女の悪口を言いふらすなんて。
と、まぁ、そんな事情があって、私は妹が嫌いなのである。
◆
そんなある日。
「お姉さま! ちょっといいかしら!」
ルーナが機嫌良さそうにやって来たので「ああこれはまた何か嫌なことが起きるやつか」と思って内心溜め息をついていると。
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「え。……オッブレ、どうして」
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