異世界恋愛短編集 ~婚約破棄されても前を向いて生きてゆくのです~

四季

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ちょこっとひとやすみ? 詩のコーナー

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『愛してるなんて』

愛してるなんて
結局嘘だったのね
こんなことを言わなければならない日が来てしまうなんて
すごく悲しいし
すごく残念だわ
胸の奥に生まれたもやもやは
どう頑張っても消えてくれそうにない

ずっと好きだよなんて
結局嘘だったのね
本当はどこかで分かっていたのだと思うのだけれど
すごく寂しいし
すごく虚しいわ
胸の奥に生まれた複雑な色は
どう努力しても去ってくれそうにない

与えられた言葉を
真っ直ぐに受け止めること
それほど難しいことはこの世界にはなくて
だから疑ってしまうの
何もない時でさえ
なのに
たった一粒でも
疑いの種が胸の内に生まれてしまったら
その成長は
もう誰にも止められない

偽りの言葉を並べて
汚いものを綺麗なものに見せかけても
そんな行為に意味などない
そんな行為は何も生み出さない

愛してるなんて
結局嘘だったのね
こんなことを言わなければならない日が来てしまうなんて
すごく悲しいし
すごく残念だわ

空っぽな言葉を並べられても
困ってしまうだけ

愛してるなんて



『あなたがいたから』

未来を見つめたい
希望を信じたい
いつだってそう願ったのはあなたがいたから

わたしにとって
あなたは一つの光だった
だから護りたかった
上手く言い表すことができないけれど
本当に大切な存在だったから

未来を抱き締めたい
希望に寄り添いたい
いつだってそう願ったのはあなたがいたから

わたしはただ
あなたを求めていた
これから先もずっと隣り合って歩いていきたい
それだけを望んで今日まで来た

小さな願いや祈りは
いつもないがしろにされるもの
誰も振り返らない
誰も見てはくれない
それでも
人は願い祈る
どんな時代に生まれても
それだけは確かなこと

もしも願いが叶うなら
人々が抱く小さな望みを
少しずつでいいから叶えてほしい
少しずつでいいから光を授けてほしい

未来を見つめたい
希望を信じたい
いつだってそう願ったのはあなたがいたから

信じてきたもの
願ってきたもの
一人一人の小さな宝物を
どうか心なく叩き壊さないで
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