たましらべ

四季

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たましらべ

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【た】

高い空 いつかは飛べる 信じてた

憧れて 寝ても覚めても 夢みてた

まだ若く 真実などは 知らないで

空見上げ いつかは飛べる 信じてた


【ま】

舞い降りた 女神のような その人は

穏やかに 微笑みながら 街をゆく

残り香が 悲しき言葉 告げる

脳裏には ふと蘇る 黒い髪


【し】

色彩は 鮮やかに今 世をつくる

白黒と 赤きもの舞う 時越えて

誰もみな 手に在るものを 見ないけど

いつの日か かつてを想い 泣くでしょう


【ら】

来春は ここにはいない 私たち

絡む手の 温もりすらも 消え去りて

当たり前 そんなあの日へ 想い馳せ

雪融けを 逸らしつつ見る その瞳


【べ】

紅色べにいろの 花が咲くのは 遠き過去

あの庭で 遊ぶ二人は 幻影か

今はもう 幸福は過ぎ 闇の中

だがもしも 一筋のが 射すのなら
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