婚約破棄された私は妖精の園の世話係に就任しました!

四季

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2話

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 私は生きているらしい。
 だが人の世からは少々離れたところへきてしまっているようだ。

 倒れていた私は妖精に発見され、ここへ連れてこられたようである。

「心配したよーっ! 生きてて良かったぁーっ!」
「ありがとうございます」
「ううん! 気にしないで! ……ところで、実は頼みがあるんだけど」

 純粋な善意で助けてくれたものと思っていたが、案外そうではなかった。

 というのも彼らは自分たちの世話係を探しているそうなのだ。
 ちなみにその職は『妖精の園の世話係』という名称らしい。

 だが私はそれを受け入れることにした。

 どうせ人の世へ戻っても嬉しいことなんてない。婚約破棄された憐れな女として同情されるのが関の山、もっと不快な目に遭う可能性だってある。ならばもうあちらへ戻らないというのも一つだろう。

「分かりました。ぜひよろしくお願いします」
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