同居している婚約者の様子がおかしいので調査してみたところ……予想通りの結果でした。

四季

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2話

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「悪かったわね、急に」
「いやいや。いいんだ。それで? 話って何だい?」

 彼はまだ何も察していないようだ。

「オイリー、よく外出しているわよね」
「あぁ、うん。仕事が忙しくって。ごめん、もしかしてそのことを怒ってる?」
「いえ。違うの。でも聞きたいことがあって」
「聞きたいこと? 何?」

 私は彼を真っ直ぐに見つめる。

「本当に仕事?」

 彼は顔の筋肉をほんの僅かに震わせたが、すぐに平静を取り戻し「うん、そうだよ」と答えた。

 ここで武器の登場である。

 彼と女性が写った写真を取り出して見せる。

「じゃあこれも仕事なのね」

 男女が人の気配のない路地裏で口づけをしている写真。

「え……」
「この男性の方ってオイリーよね」
「ち、違うよ……なにこれ、何、これって……知らないよ、こんなの……」

 オイリーは若干慌てているようだ。

 私だって人違いであってほしかった。そうすれば彼といられたのに。彼にやましいことがなかったなら、昔と変わらず、同じような関係でいられたというのに。

 でも、すべては明らかになってしまった。

 もう同じままではいられない。
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