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後編
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デイヴァーに一方的過ぎる婚約破棄を告げられたあの日から数年。
私はこの国で初めての女性医師となった。
あの一件で異性との深い関わりに不快感を覚えるようになった私は、恋や結婚はせず仕事に生きることを決めた。
それからはひたすら勉強を重ねた。
寝る時間だって削ったくらいだ。
そして私は職を手に入れることができた。
これからも一歩ずつ進んでいこう、と、心からそう思う。
そうそう、これは最近になって知ったことなのだけれど。
デイヴァーはあの後恋人を十人以上作り女に溺れて好き放題していたそうだ。しかしそんな暮らしも長くは続かない。というのも、男女の濃厚な関わりを持つことで感染しがちな病にかかってしまったのだそうだ。恐らく、関係があった誰かから移されたのだろう。
その後彼は治療をする道を選んだそうだが、次第に心を病み、ある朝自ら命を絶っていたそうである。
もっとも、私にはもう関係ないことなのだが。
◆終わり◆
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