RPGゲームのキャラメイク大会をやってみた

四季

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前編

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 ゲーム屋で携帯ゲーム機とRPGゲームを買ったので、私はエリアスやジェシカやノアと早速プレイしてみることにした。

「最初に自分の分身を作るらしいの。折角だしみんなでやってみない?」

 エンジェリカにはこういうゲームというものはなかったので何だか新鮮だ。

「へーっ、自分をキャラクターとして作るのか! 面白いね。いいじゃん! やってみよ」

 ジェシカは早速電源を入れゲームを起動する。しばらく地上界で暮らしていたからか、意外と操作できているようだ。

「どうやるのー?」

 ノアはジェシカの持つゲーム機を覗き込みいちいち確認しながら進めている。彼は自力で進めるととんでもないことになりそうだ。ジェシカに確認しているのは賢明だと思う。

「王女、キャラクターなるものの設定まで進みました。これが自分の分身を作る画面ですね」
「そうそう」

 エリアスが一番乗り。さすがね。彼は安心感があるわ。
 その後、ジェシカとノアもキャラクターの設定画面までたどり着いた。取り敢えずここまでは全員クリアだ。
 よし、早速取りかかろう! ということで、ひとまず、それぞれ自分に似せたキャラクターを作ってみることにした。


 ——十五分経過。

 ゆっくり作っていたら十五分も経っていたことに内心衝撃を受けつつ、四人全員が完了したことを確認する。

「じゃあ今から一人ずつ見せあいましょ」

 私が芯をとって言うと、ジェシカは提案してくる。

「王女様! これさ、一番自分に似てるキャラクターを作った天使が、一番自分に似てないキャラクターを作った天使の頬にキスするって企画にしない!?」

 う、うわぁ。嫌な提案キタ。
 私が返答を悩んでいると、急にノアが口を開く。

「それいいねー。ジェシカ、名案だよー」
「私は勝つ自信があります」

 隣のエリアスもなぜか妙に乗り気。どうしたんだ、エリアス。

「さーて、じゃあ一人ずつ見ていこ! 誰が誰にキスになっても恨みっこなしね」

 その企画、通ったのね……。
 しかもいつの間にかジェシカが司会者になっている。


 一番最初にキャラクターを披露するのはジェシカになった。とても見せたそうだったから。

「これ、結構自信あるんだっ」

 彼女は納得いくキャラクターを作れたらしく、とても自信を持っているようだ。自分で「自信がある」と宣言してしまうぐらい勢いに乗っている。

「じゃん! どうよっ」

 画面を見て驚いた。予想より高いクオリティだったから。
 髪の長さや少し跳ねた感じ、瞳の色、ややつり目で自信を感じさせる顔つき。クロスしたピンまでしっかりついている。

「ほう、凄いな……」

 エリアスも感心して画面を覗き込んでいる。

「えっへん! あたし結構凄いでしょ。職業もちゃんと剣士にしたんだからっ」
「ジェシカさん確かに凄いわ」
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