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後編
◆
早いもので、フリュベルとの別れから数年が経ちました。
私は今、この国の王子の妻となり、城で忙しく生活しています。
一人になって弱っていた私を助けてくれたのが、彼、王子でした。
ちょっとしたきっかけから知り合うこととなった。それはある意味奇跡だったと言えるでしょう。そして、王子が私を気に入ってくれたことも、一つの奇跡だったと言えるかもしれません。
王子には感謝しています。
ちなみにフリュベルはというと、あの後自らが勇んで始めた事業で大失敗し、所有していた財産をすべて失うこととなってしまったそうです。また、失ったのみならず、借金まで負うこととなってしまったということです。
しかし気の毒には思いません。
それもまた、彼の人生ですから。
◆終わり◆
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