病弱だった私は彼の姉の結婚式に参加できなかったことで怒られ婚約破棄されました。しかし彼は後に不治の病にかかったようです。

四季

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後編

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 ◆


 あれから二年、幼い頃からの趣味であった編み物で成功した私は、この国で初めての編み物作品専門店を開いた。

 今は日々商品を編んでいる。

 幼き日、皆のように外で遊べなかった私に祖母が教えてくれたのが、編み物だった。

 それが私の今を作っている。
 きっかけをくれた祖母には感謝しかない……今はもう亡き人だけれど。


 ◆


 編み物に生きるようになって数年が経ち、店も軌道に乗ってきた頃、私は一人の青年に出会った。

 彼は私の店にいつも来てくれた。
 そして多くの作品を購入してくれた。

 それが彼との始まりで。

 最初は店主と常連客でしかなかったのだが、ある時店で私が倒れたところを彼が助けてくれたのをきっかけに一気に親しくなった。

 で、今がある。

 そう、今や私たちは夫婦なのだ。

 ちなみにアムレはというと、私との婚約を破棄した一年半後に自宅にて急に失神し、医師の診断の結果不治の病を患っていることが判明したらしい。
 当時彼は女性と婚約していたそうなのだが、不治の病という結果が出たことによって婚約を破棄されたそうだ。

 それからしばらく、アムレはずっと泣いていたとか。

 だが同情はしない。
 病になるのは心が弱いから、なのだろう?
 彼はいつもそう言っていた。

 その理論でいけば、アムレが不治になったのも心が弱いからということになる。


◆終わり◆
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みんなの感想(1件)

votoms
2025.12.16 votoms

ブーメラン

2025.12.16 四季

読んでくださり、ありがとうございます。m(_ _)m

解除

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