婚約破棄を告げられてしまった私は実家で幸せに暮らすことを選びました。

四季

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前編

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「君みたいな女性と生涯を共にするなど不可能だ、可愛げがなさすぎる。よって、婚約は破棄とする」

 婚約者フォブレイはある日突然そんなことを告げてきた。

 可愛げがなさすぎる、ですって?
 どこまでも呆れるわ。
 私は、女性は、おもちゃではないのよ。

 ……でもきっと何を言っても無駄なのだろうから、私は、彼に分かってもらおうとするのは諦めた。

「分かりました。では失礼しますわね」

 その日、私は彼の前から去った。

 取り敢えず実家へ帰ろう。
 これからのことを考えるのはその後でいい。
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