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後編
しおりを挟む「もう消えろ! 二度とそのクソのような顔を晒すな!」
際どい水着を着ることを拒否したら婚約破棄?
しかもぼろくそに言われて?
それが普通で当たり前のことだというのか?
そうは思えない。
ただ、彼と生きても幸福な未来はなさそうなので、彼とは縁を切ることにした。
◆
あれから数ヶ月。
リゼリアンが亡くなったと聞いた。
何でも、女に手を出したことで山賊と喧嘩になったそうなのだ。
言い合いの最中揉み合いになり、怒っていた敵に刺されたそう。
ほぼ即死だったらしい。
死後、リゼリアンは、際どい女性用水着を着せられた状態で一週間ほど街中につるされていたそうだ――私は気づいていなかったが。
ちなみに私はというと、もうすぐ、権力者の息子である結婚する予定だ。
彼とはとある茶葉店にて知り合った。
お互いその店によく通っていて。
それでいつしか言葉を交わすようになっていったのである。
私は。
私たちは。
きっと幸せになれるだろう。
◆終わり◆
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