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1話「嘘と言われて」
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私――ルリエラは、国を護る力を生まれ持った『伝説の聖女』だった。私が生まれた時、まだ赤子の私を見た聖者がそう判断したそうで――それ以来、私は『伝説の聖女』として親元から話され特別な環境で育てられた。
そして数か月前。
私はこの国のために王子の婚約者となった。
王子ブルフェ・オルトバーグはこの国の王子――そして、ゆくゆくはこの国の頂点に立つこととなる身。だからこそ、私は、彼の近くにいなくてはならなかったのだ――そう、この国を頂からずっと護り続けるために。
――でも。
「ルリエラ、お前、聖女とか何とか言っているのは嘘だろ」
「え……?」
「何ができるんだよ。もし本当に聖女なのなら、今ここで、何かして見せろよ」
ある日突然そんなことを言われてしまった。
疑われてしまったのである。
でも何かなんてできるわけがない。
だって私は魔法使いではないから。
私の力は国を護るというものなので、実際に何かを動かしたり変化させたりと操ることはできない――つまり、その力を見せて証明することができないのだ。
そして数か月前。
私はこの国のために王子の婚約者となった。
王子ブルフェ・オルトバーグはこの国の王子――そして、ゆくゆくはこの国の頂点に立つこととなる身。だからこそ、私は、彼の近くにいなくてはならなかったのだ――そう、この国を頂からずっと護り続けるために。
――でも。
「ルリエラ、お前、聖女とか何とか言っているのは嘘だろ」
「え……?」
「何ができるんだよ。もし本当に聖女なのなら、今ここで、何かして見せろよ」
ある日突然そんなことを言われてしまった。
疑われてしまったのである。
でも何かなんてできるわけがない。
だって私は魔法使いではないから。
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