学園時代に知り合った彼と婚約したのですが、幼馴染みとやらが現れたことで関係が壊れてしまいました。しかし私は新たな出会いに恵まれました。

四季

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後編

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 ◆


 それかららしくなくしばらく落ち込んでいた私だったが、ある時母親が紹介してくれて行ったカウンセリング会にて、一人の医師の男性と知り合う。

 最初は医師と患者でしかなかった。
 当然のことだが。
 しかし、話していると共通の趣味があることが発覚し、それから急激に人として仲良くなっていった。

 で、一年も経たないうちに交際が始まる。

 そして、出会った翌年、私は医師の彼と結ばれることとなった。

 彼は私が婚約破棄されたことがあると知っているがそれに対して何も言わなかった。また、彼の親も、知っていても指摘したりはせず温かな眼差しで見つめてくれていた。


 ◆


 オルブとミミは、子が誕生間近に亡くなったことを大層嘆き悲しんでいた。

 実はミミは再会してすぐに子を宿していて。そのこともあって、オルブはリエラとの関係を解消したのであった。が、子が生まれる直前にミミは馬車の事故に遭い、宿していた子を死なせてしまった。また、彼女自身も、その時に負った怪我によって二度と子のできぬ身体となってしまった。

 そして、やがて、二人の関係は壊れゆく。

「ごめんなミミ、子どもできないなら無理だわ」
「そんなぁ……どうして……」
「誰だって普通に子孫は欲しいものだろ」
「でもぉ……」
「それに、俺の親も言ってるんだ。この時代に子孫を残せない子と結婚するなんて時間の無駄だ、って」

 こうしてオルブとミミは別れることとなった。

 ミミは絶望し、別れを告げられたその日の晩に自ら命を絶った。

 そうして子孫を残すべく動き出したオルブ。彼はリエラとよりを戻そうと考え彼女に再び近づく。しかし既に遅かった。リエラは既に他の男性と結婚し、幸せになっていた。改めて他の女性を探そうと決意したオルブ。だが、帰宅途中馬車に乗っている時に土砂崩れに巻き込まれ、命だけは助かったものの生殖能力は失うこととなってしまった。

「俺にはもう……価値なんてない……」

 彼は今、絶望の中でベッドの上にいる。


◆終わり◆
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