47 / 157
46話 信用するのは難しい
しおりを挟む
食事の間にて昼食をとりつつ、今週末の視察の件について話している。
「イーダ、視察ついてきてくれるか?」
「えぇ。構わないわよ」
私とて、外に出た経験がないわけではない。だが、外へ行くのは凄く久しぶりなので、少々不安があることは事実だ。体調が悪くなったらどうしよう、だとか、誰かに襲われたらどうしよう、だとか——余計なことを考えてしまうのである。
「社会に触れる勉強も、時には必要だもの」
けれども、ベルンハルトのルーツについて何か分かるかもしれないと思うと、楽しみになってきた。
自分でも意外なのだが、「行きたくない」とは少しも思わない。
「この際、思いきって行ってみることにするわ」
私がそう述べると、星王は息を吸い込む。心の中で「何だろう」と不思議に思っていると、彼は大きく口を開けた。
「イーダぁぁぁぁぁぁっ!」
突然の叫び。場に動揺が広がる。
「ちょ、ちょっと。いきなり何なの? 父さん」
「せ、星王様……?」
「いきなりどうしたんだ」
私とシュヴァル、そしてベルンハルト。三人が言葉を発したのは、ほぼ同時だった。
だがそれは、私たちが気の合う仲間だから、というわけではない。もしここにいたのが赤の他人三人だったとしても、きっと今と同じことになったはずである。
それほどに、父親の叫びが凄まじかったのだ。
「父さんは嬉しいぃぃぃ! 嬉しいんだよぉぉぉ!」
まったくわけが分からないのだが。
「お願いだから、落ち着いてちょうだい。一体何なの? 落ち着いてから話して」
「イーダが立派過ぎて辛い!」
「え……」
さすがに、すぐに言葉を返すことはできなかった。
「社会に触れる勉強も必要、なんて言うとは思わなかったんだよぉ! いつの間にそんなに立派になったんだぁ!?」
深い意味などない。なんとなく言っただけの発言だ。それだけに、そこに触れられたことが驚きである。
「そんなことだろうと思いましたよ……」
私と父親のやり取りを傍から見ていたシュヴァルは、呆れ顔。
無理もない、か。
食事の間での昼食を終えると、私はベルンハルトと共に自室へ戻る。
「ただいま」
部屋の中では、リンディアとアスターが何やら話していた。
それも、かなり寛いだ様子で。
ここは私の部屋だというのに、もはや、二人の部屋であるかのような状態になってしまっている。
「お帰りー」
「お邪魔しているよ」
リンディアは足を組みながらソファに座っている。アスターは、リンディアの向かいのソファに腰掛けて、なぜか綿菓子を食べている。
何だろう、この謎に満ちた状態は。
「お昼食べられたー?」
「えぇ」
「そ。なら良かったわー。同行できなくて悪かったわね」
そんな風に言葉を発するリンディアは、まるで、この部屋の主であるかのようだ。
もし何も知らない第三者が今の状態を見たとしたら、間違いなくリンディアの部屋だと勘違いすることだろう。
「リンディアたちは?」
「食べたわよー」
「そう! 何を食べたの?」
「あたしはサンドイッチ。アスターは綿菓子」
「サンドイッチはともかく、綿菓子って……」
そんなどうでもいいようなことを話していると、自然と笑みがこぼれた。理由はよく分からないけれど、心が穏やかになる。
「昼食が綿菓子ではおかしいかね?」
まだ綿菓子を食べているアスターが、私へ視線を向けてきた。
「それは明らかに変だ」
私が返すより先に、私の後ろにいるベルンハルトが返す。彼がいきなり会話に参加してくるとは思っていなかったため、少々驚いた。
「ん? 君に聞いたつもりはなかったのだがね」
「そんな質問、イーダ王女が答えるまでもない。馬鹿げたことを尋ねるな」
「相変わらず厳しいね、君は」
言いながら、アスターはゆっくりと腰を上げる。
こうして見ると、彼は意外と背が高い。それなりに年をとっているはずなのだが、背筋がしっかりと伸びている。
「君のような者が傍にいれば、イーダくんもさぞ安心だろうね——ベルンハルトくん」
髪の生え際を片手でひと撫でした後、アスターはベルンハルトに向かって数歩足を進めた。一歩が大きすぎないところが、大人びている。
「気安く名を呼ぶな」
「おや? お気に召さなかったかな。それは失礼」
「その話し方も止めてくれ。不愉快だ」
「さりげなく注文が多いね、君」
アスターがわりと積極的に関わりにいくのに対し、ベルンハルトはあまり交流したくなさげだ。その様は、出会って間もない頃の父親とベルンハルトを彷彿とさせる。
警戒心の強いベルンハルトは、他人をすぐに信用できない。
恐らく、それが、知り合って間もない者との接触をあまり好まない理由なのだろう。
「ところでベルンハルトくん、君はどのくらい戦闘能力があるのかね? ……もちろん、若さ迸る動きは以前見せてもらった。だが、君の戦い方をじっくりと見たことは、まだない。少し気になっているのだが……見せてはくれないかね」
アスターの瞳はベルンハルトをしっかりと捉えている。彼がベルンハルトに関心を抱いていることは、無関係な私でさえ容易に分かることだ。
「断る」
だがベルンハルトは、やはり、はっきりと拒否した。それに対し、アスターは溜め息を漏らす。
「……まったく。なぜ君はそうも拒むのかね。私にはよく分からんよ」
「理由を述べる必要などない」
「いや、気になる。そう言われると余計に気になる。話してはくれないかね?」
「話すつもりはない」
「おぉ、はっきりと断られてしまった」
ベルンハルトの凛々しい面には、警戒の色だけが滲んでいる。
「僕はまだ、仲間だとは思っていない」
彼が言葉を発したことで、室内が何とも言えない空気に包まれた。当のアスターはもちろん、リンディアまでも、戸惑ったような顔をしている。そんな中で私は、「勝手に話を進めすぎたかな」と、少々後悔した。
「ちょっと、何なのー。その言い方は、さすがにないんじゃなーい?」
冷たい言葉を放ったベルンハルトに向けて、リンディアが言う。
妙な空気になってきた。
「イーダ王女を狙った男だ、そう簡単に信用することはできない」
「だったらどーして、最初に反対しなかったのかしらねー」
「王女に反対できるほどの地位ではないからだ」
「あーら、そ。ま、そーよね。王女様に嫌われちゃったら、また収容所に逆戻りだものねー」
ベルンハルトの眉がぴくりと動く。
「リンディア! そんなこと、言わないで!」
「どーしたの? 王女様」
「嫌みは止めてちょうだい。冷たいことを言うベルンハルトも問題だけど、彼の傷を抉るようなことを言うのも問題だわ」
「……真面目ねー」
こういう形で「真面目」と言われるのは、複雑な心境だ。
だが、喧嘩にならずに済んだので、取り敢えずこれでよしとしておこう。
「イーダ、視察ついてきてくれるか?」
「えぇ。構わないわよ」
私とて、外に出た経験がないわけではない。だが、外へ行くのは凄く久しぶりなので、少々不安があることは事実だ。体調が悪くなったらどうしよう、だとか、誰かに襲われたらどうしよう、だとか——余計なことを考えてしまうのである。
「社会に触れる勉強も、時には必要だもの」
けれども、ベルンハルトのルーツについて何か分かるかもしれないと思うと、楽しみになってきた。
自分でも意外なのだが、「行きたくない」とは少しも思わない。
「この際、思いきって行ってみることにするわ」
私がそう述べると、星王は息を吸い込む。心の中で「何だろう」と不思議に思っていると、彼は大きく口を開けた。
「イーダぁぁぁぁぁぁっ!」
突然の叫び。場に動揺が広がる。
「ちょ、ちょっと。いきなり何なの? 父さん」
「せ、星王様……?」
「いきなりどうしたんだ」
私とシュヴァル、そしてベルンハルト。三人が言葉を発したのは、ほぼ同時だった。
だがそれは、私たちが気の合う仲間だから、というわけではない。もしここにいたのが赤の他人三人だったとしても、きっと今と同じことになったはずである。
それほどに、父親の叫びが凄まじかったのだ。
「父さんは嬉しいぃぃぃ! 嬉しいんだよぉぉぉ!」
まったくわけが分からないのだが。
「お願いだから、落ち着いてちょうだい。一体何なの? 落ち着いてから話して」
「イーダが立派過ぎて辛い!」
「え……」
さすがに、すぐに言葉を返すことはできなかった。
「社会に触れる勉強も必要、なんて言うとは思わなかったんだよぉ! いつの間にそんなに立派になったんだぁ!?」
深い意味などない。なんとなく言っただけの発言だ。それだけに、そこに触れられたことが驚きである。
「そんなことだろうと思いましたよ……」
私と父親のやり取りを傍から見ていたシュヴァルは、呆れ顔。
無理もない、か。
食事の間での昼食を終えると、私はベルンハルトと共に自室へ戻る。
「ただいま」
部屋の中では、リンディアとアスターが何やら話していた。
それも、かなり寛いだ様子で。
ここは私の部屋だというのに、もはや、二人の部屋であるかのような状態になってしまっている。
「お帰りー」
「お邪魔しているよ」
リンディアは足を組みながらソファに座っている。アスターは、リンディアの向かいのソファに腰掛けて、なぜか綿菓子を食べている。
何だろう、この謎に満ちた状態は。
「お昼食べられたー?」
「えぇ」
「そ。なら良かったわー。同行できなくて悪かったわね」
そんな風に言葉を発するリンディアは、まるで、この部屋の主であるかのようだ。
もし何も知らない第三者が今の状態を見たとしたら、間違いなくリンディアの部屋だと勘違いすることだろう。
「リンディアたちは?」
「食べたわよー」
「そう! 何を食べたの?」
「あたしはサンドイッチ。アスターは綿菓子」
「サンドイッチはともかく、綿菓子って……」
そんなどうでもいいようなことを話していると、自然と笑みがこぼれた。理由はよく分からないけれど、心が穏やかになる。
「昼食が綿菓子ではおかしいかね?」
まだ綿菓子を食べているアスターが、私へ視線を向けてきた。
「それは明らかに変だ」
私が返すより先に、私の後ろにいるベルンハルトが返す。彼がいきなり会話に参加してくるとは思っていなかったため、少々驚いた。
「ん? 君に聞いたつもりはなかったのだがね」
「そんな質問、イーダ王女が答えるまでもない。馬鹿げたことを尋ねるな」
「相変わらず厳しいね、君は」
言いながら、アスターはゆっくりと腰を上げる。
こうして見ると、彼は意外と背が高い。それなりに年をとっているはずなのだが、背筋がしっかりと伸びている。
「君のような者が傍にいれば、イーダくんもさぞ安心だろうね——ベルンハルトくん」
髪の生え際を片手でひと撫でした後、アスターはベルンハルトに向かって数歩足を進めた。一歩が大きすぎないところが、大人びている。
「気安く名を呼ぶな」
「おや? お気に召さなかったかな。それは失礼」
「その話し方も止めてくれ。不愉快だ」
「さりげなく注文が多いね、君」
アスターがわりと積極的に関わりにいくのに対し、ベルンハルトはあまり交流したくなさげだ。その様は、出会って間もない頃の父親とベルンハルトを彷彿とさせる。
警戒心の強いベルンハルトは、他人をすぐに信用できない。
恐らく、それが、知り合って間もない者との接触をあまり好まない理由なのだろう。
「ところでベルンハルトくん、君はどのくらい戦闘能力があるのかね? ……もちろん、若さ迸る動きは以前見せてもらった。だが、君の戦い方をじっくりと見たことは、まだない。少し気になっているのだが……見せてはくれないかね」
アスターの瞳はベルンハルトをしっかりと捉えている。彼がベルンハルトに関心を抱いていることは、無関係な私でさえ容易に分かることだ。
「断る」
だがベルンハルトは、やはり、はっきりと拒否した。それに対し、アスターは溜め息を漏らす。
「……まったく。なぜ君はそうも拒むのかね。私にはよく分からんよ」
「理由を述べる必要などない」
「いや、気になる。そう言われると余計に気になる。話してはくれないかね?」
「話すつもりはない」
「おぉ、はっきりと断られてしまった」
ベルンハルトの凛々しい面には、警戒の色だけが滲んでいる。
「僕はまだ、仲間だとは思っていない」
彼が言葉を発したことで、室内が何とも言えない空気に包まれた。当のアスターはもちろん、リンディアまでも、戸惑ったような顔をしている。そんな中で私は、「勝手に話を進めすぎたかな」と、少々後悔した。
「ちょっと、何なのー。その言い方は、さすがにないんじゃなーい?」
冷たい言葉を放ったベルンハルトに向けて、リンディアが言う。
妙な空気になってきた。
「イーダ王女を狙った男だ、そう簡単に信用することはできない」
「だったらどーして、最初に反対しなかったのかしらねー」
「王女に反対できるほどの地位ではないからだ」
「あーら、そ。ま、そーよね。王女様に嫌われちゃったら、また収容所に逆戻りだものねー」
ベルンハルトの眉がぴくりと動く。
「リンディア! そんなこと、言わないで!」
「どーしたの? 王女様」
「嫌みは止めてちょうだい。冷たいことを言うベルンハルトも問題だけど、彼の傷を抉るようなことを言うのも問題だわ」
「……真面目ねー」
こういう形で「真面目」と言われるのは、複雑な心境だ。
だが、喧嘩にならずに済んだので、取り敢えずこれでよしとしておこう。
0
あなたにおすすめの小説
「地味ブス」と捨てられた私、文化祭の大型スクリーンで王子様の裏の顔を全校生に配信します
スカッと文庫
恋愛
「お前みたいな地味女、引き立て役にもならないんだよ」
眼鏡にボサボサ頭の特待生・澪(みお)は、全校生徒が見守る中、恋人だった学園の王子・ハルトから冷酷に捨てられた。
隣には、可憐な微笑みを浮かべる転校生・エマ。
エマの自作自演により「いじめの犯人」という濡れ衣まで着せられ、学園中から蔑まれる澪。
しかし、彼女を嘲笑う者たちはまだ知らない。
彼女が眼鏡の奥に、誰もが平伏す「真実の美貌」と、学園さえも支配できる「最強の背景」を隠していることを――。
「……ねぇ、文化祭、最高のステージにしてあげる」
裏切りへのカウントダウンが今、始まる。
スクリーンの裏側を暴き、傲慢な王子と偽りのヒロインを奈落へ突き落とす、痛快・学園下剋上ファンタジー!
遺産は一円も渡さない 〜強欲な夫と義実家に捨てられた私、真の相続人と手を組み全てを奪い返す~ (全10話)
スカッと文庫
恋愛
「お前の価値なんて、その遺産くらいしかないんだよ」
唯一の肉親だった祖父を亡くした夜、夫の健一と義母から放たれたのは、あまりにも無慈悲な言葉だった。
四十九日も待たず、祖父が遺した1億2000万円の遺産をアテに贅沢三昧を目論む夫。だが、彼には隠し通している「裏切り」があった――。
絶望の淵に立たされた由美の前に現れたのは、亡き祖父が差し向けた若き凄腕弁護士・蓮。
「おじい様は、すべてお見通しでしたよ」
明かされる衝撃の遺言内容。そして、強欲な夫たちを地獄へ叩き落とすための「相続条件」とは?
虐げられてきた妻による、一発逆転の遺産争奪&復讐劇がいま幕を開ける!
皆様ありがとう!今日で王妃、やめます!〜十三歳で王妃に、十八歳でこのたび離縁いたしました〜
百門一新
恋愛
セレスティーヌは、たった十三歳という年齢でアルフレッド・デュガウスと結婚し、国王と王妃になった。彼が王になる多には必要な結婚だった――それから五年、ようやく吉報がきた。
「君には苦労をかけた。王妃にする相手が決まった」
ということは……もうつらい仕事はしなくていいのねっ? 夫婦だと偽装する日々からも解放されるのね!?
ありがとうアルフレッド様! さすが私のことよく分かってるわ! セレスティーヌは離縁を大喜びで受け入れてバカンスに出かけたのだが、夫、いや元夫の様子が少しおかしいようで……?
サクッと読める読み切りの短編となっていります!お楽しみいただけましたら嬉しく思います!
※他サイト様にも掲載
【完結】傷物令嬢は近衛騎士団長に同情されて……溺愛されすぎです。
朝日みらい
恋愛
王太子殿下との婚約から洩れてしまった伯爵令嬢のセーリーヌ。
宮廷の大広間で突然現れた賊に襲われた彼女は、殿下をかばって大けがを負ってしまう。
彼女に同情した近衛騎士団長のアドニス侯爵は熱心にお見舞いをしてくれるのだが、その熱意がセーリーヌの折れそうな心まで癒していく。
加えて、セーリーヌを振ったはずの王太子殿下が、親密な二人に絡んできて、ややこしい展開になり……。
果たして、セーリーヌとアドニス侯爵の関係はどうなるのでしょう?
セレナの居場所 ~下賜された側妃~
緑谷めい
恋愛
後宮が廃され、国王エドガルドの側妃だったセレナは、ルーベン・アルファーロ侯爵に下賜された。自らの新たな居場所を作ろうと努力するセレナだったが、夫ルーベンの幼馴染だという伯爵家令嬢クラーラが頻繁に屋敷を訪れることに違和感を覚える。
見た目は子供、頭脳は大人。 公爵令嬢セリカ
しおしお
恋愛
四歳で婚約破棄された“天才幼女”――
今や、彼女を妻にしたいと王子が三人。
そして隣国の国王まで参戦!?
史上最大の婿取り争奪戦が始まる。
リュミエール王国の公爵令嬢セリカ・ディオールは、幼い頃に王家から婚約破棄された。
理由はただひとつ。
> 「幼すぎて才能がない」
――だが、それは歴史に残る大失策となる。
成長したセリカは、領地を空前の繁栄へ導いた“天才”として王国中から称賛される存在に。
灌漑改革、交易路の再建、魔物被害の根絶……
彼女の功績は、王族すら遠く及ばないほど。
その名声を聞きつけ、王家はざわついた。
「セリカに婿を取らせる」
父であるディオール公爵がそう発表した瞬間――
なんと、三人の王子が同時に立候補。
・冷静沈着な第一王子アコード
・誠実温和な第二王子セドリック
・策略家で負けず嫌いの第三王子シビック
王宮は“セリカ争奪戦”の様相を呈し、
王子たちは互いの足を引っ張り合う始末。
しかし、混乱は国内だけでは終わらなかった。
セリカの名声は国境を越え、
ついには隣国の――
国王まで本人と結婚したいと求婚してくる。
「天才で可愛くて領地ごと嫁げる?
そんな逸材、逃す手はない!」
国家の威信を賭けた婿争奪戦は、ついに“国VS国”の大騒動へ。
当の本人であるセリカはというと――
「わたし、お嫁に行くより……お昼寝のほうが好きなんですの」
王家が焦り、隣国がざわめき、世界が動く。
しかしセリカだけはマイペースにスイーツを作り、お昼寝し、領地を救い続ける。
これは――
婚約破棄された天才令嬢が、
王国どころか国家間の争奪戦を巻き起こしながら
自由奔放に世界を変えてしまう物語。
過労薬師です。冷酷無慈悲と噂の騎士様に心配されるようになりました。
黒猫とと
恋愛
王都西区で薬師として働くソフィアは毎日大忙し。かかりつけ薬師として常備薬の準備や急患の対応をたった1人でこなしている。
明るく振舞っているが、完全なるブラック企業と化している。
そんな過労薬師の元には冷徹無慈悲と噂の騎士様が差し入れを持って訪ねてくる。
………何でこんな事になったっけ?
里帰りをしていたら離婚届が送られてきたので今から様子を見に行ってきます
結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
<離婚届?納得いかないので今から内密に帰ります>
政略結婚で2年もの間「白い結婚」を続ける最中、妹の出産祝いで里帰りしていると突然届いた離婚届。あまりに理不尽で到底受け入れられないので内緒で帰ってみた結果・・・?
※「カクヨム」「小説家になろう」にも投稿しています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる