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48話 外へ
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週末、いよいよ一泊二日の視察へ向かう朝が来た。
いつもは青系のドレスやワンピースを着ることが多いが、今日は珍しくベージュにしてみた。というのも、ベージュのワンピースなら少しは大人びて見えるかなと思ったからである。
久々の外出だ。ワクワクとドキドキ、どちらも凄まじい。
心臓が疲れ果ててしまいそうなほどに、胸は激しく拍動している。
私は移動のために、浮遊自動車の後部座席へ乗り込んだ。
今日使う浮遊自動車は、この前乗ったオルマリン号より大型のもの。五人まで乗ることができる。そのため、両隣にはベルンハルトとリンディア、助手席にアスター、と、みんなで乗ることができた。
ちなみに、運転手は黒服の男性である。
「それでは出発致しマス」
運転席に座っている黒服をかっちりと着こなした男性は、独特のイントネーションでそう言ってから、アクセルを踏む。すると車体が、ふわりと浮き上がる。
「おぉ! 浮遊自動車とは、こういう感じなのだね! 面白い!」
車体が地面から離れ動き出すや否や、助手席に座っていたアスターが感嘆の声をあげた。
太ももの上に黒く無機質な銃器を置いているのはかなり物騒だが、彼の表情は晴れやかだ。しわの刻まれた顔はどう見ても大人なのに、その表情だけは、子どものような純粋さをはらんでいる。
「アスターさん、浮遊自動車は初めて?」
「その通りだとも。私は運転系は駄目なのでね」
「そうなの? 意外だわ」
「私が扱えるのは銃器だけなのだよ」
そういうことらしい。
「しかし——私がこうして生きていられるのも、イーダくんの恩情のおかげだ。そこの感謝は忘れていないよ」
フロントガラス越しに見える風景へ視線を注ぎつつ、彼はそんなことを言った。
その声はどこか儚げで、大人びている。
「いいのよ。私としても、こちらへ来てくれて嬉しかったわ」
人を殺めることのできる力を持ったアスターを放っておいたら、きっとまた、誰かが命を狙われる。狙われるのが、私か、他の誰かかは、分からないけれど。
そんなことでは、平和は訪れない。
平和どころか、悲しみばかりが積もっていってしまう。
だからこれで良かった。
彼を仲間に加えることで、奪われる命が一つでも減るかもしれないなら、それはきっと意味のあることだと思うから。
その後、私たちは星都の色々な場所を見て回った。
オルマリン美術館では、館長より説明を受けながら色鮮やかな絵画を見た。また、透明感のあるグラスや立体作品を眺めたり、常に変形し続ける不思議な作品を見学したりもした。
感想を簡潔に述べるなら、「面白かった」である。
ただし、それは、常に変形し続ける不思議な作品に関しての感想。それ以外の絵画や立体作品は、至って普通で、これといった珍しさのないものであった。つまり、平凡だったのだ。
それ以外にも、星都の中心部にある大きな広場を散歩したり、そこからほんの少し離れたところにある小さな民芸品工房を見学したり。
視察はなかなか楽しかった。
日頃の暮らしの中には存在しないような刺激が、たくさんあるから。
それは、モノクロの世界で生きてきた人間が、色のある世界へ飛び出したような感覚に近いと思う。
すべてが新鮮で、すべてが感動なのだ。
そして昼過ぎ。
星都視察を終えた私たちは、再び浮遊自動車へ乗り込み、北へと移動することとなった。
「楽しかったわね!」
後部座席に座るや否や、私はそう言った。
言葉が勝手に口から出ていたのである。
「ね、ベルンハルト」
「そうだな」
「もしかして、そうでもなかった?」
「いや。凄く興味深かった」
ベルンハルトは相変わらず愛想のない顔で返してくる。
「ただ、僕は従者だ。何かがあれば貴女を護らなくてはならない。警戒を怠るわけにはいかない」
「それはどういう意味?」
「つまり、全力で楽しむことはできないということだ」
やはり感情の感じられない声色だ。しかし、冷たさはない。そこから察するに、不機嫌ではないのだと思われる。
「いつ何が起こるかは分からないからな」
彼の言葉を聞き、「確かに」と思った。
今は平和だけれど、それがいつまでも続くと思ったら間違い。日頃でもあれだけ事件が起こるのだから、外へ行っている時はなおさら気を引き締めておかなくては。
私が一人決意を新たにしていると、リンディアが口を挟んでくる。
「もー、ベルンハルト。あんまり不安を煽っちゃ駄目よー?」
リンディアは棒付きキャンディを舐めていた。
「煽っているわけではない。事実を述べているだけだ」
「怖いことばっかり言ったら、素直な王女様がかわいそーでしょ?」
「事実ゆえ仕方がない」
「王女様の気持ち、もー少し考えなさいよ」
二人が言葉を交わしているところを見ていると、やがて、リンディアが上衣のポケットから棒付きキャンディを取り出した。そして、差し出してくる。
新品の、赤い棒付きキャンディだ。
「王女様、食べていーわよ」
「キャンディね。何の味?」
「イチゴ味」
「素敵! いただくわ」
私はそれを受け取った。
お菓子を貰うなんて、友達同士みたいで楽しい。
「食べてみるわね」
そう言って、リンディアから貰った棒付きキャンディをビニール包装から出そうとした——その時。
「待て!」
ベルンハルトが唐突に発した。
私に向かって言っているのだろうと思い振り返ったが、彼が目を向けているのは、私ではなかった。
「どこへ行くつもりだ」
彼の視線の先にいたのは、黒服の運転手。
「なぜ他の車と別ルートに進んだ」
ベルンハルトの言葉を聞き、窓の外へ目をやる。すると、薄暗い風景が視界に入った。地面も完全に土で、整備されていない道であることが容易に分かる。
「こ、これは一体」
思わず漏らしてしまった。
つい先ほどまでは普通に進んでいたのに……。
「おっと。もうバレてしまいマシタか」
黒服の運転手は、アクセルを踏んだまま小さな声で言った。
いかにも怪しいセリフだ。
その発言を聞いた時、本能的に、黒服の運転手が敵だと感じた。
だって、もし彼が善良な者なのなら、このタイミングで「バレてしまった」なんて言うわけがないもの。
いつもは青系のドレスやワンピースを着ることが多いが、今日は珍しくベージュにしてみた。というのも、ベージュのワンピースなら少しは大人びて見えるかなと思ったからである。
久々の外出だ。ワクワクとドキドキ、どちらも凄まじい。
心臓が疲れ果ててしまいそうなほどに、胸は激しく拍動している。
私は移動のために、浮遊自動車の後部座席へ乗り込んだ。
今日使う浮遊自動車は、この前乗ったオルマリン号より大型のもの。五人まで乗ることができる。そのため、両隣にはベルンハルトとリンディア、助手席にアスター、と、みんなで乗ることができた。
ちなみに、運転手は黒服の男性である。
「それでは出発致しマス」
運転席に座っている黒服をかっちりと着こなした男性は、独特のイントネーションでそう言ってから、アクセルを踏む。すると車体が、ふわりと浮き上がる。
「おぉ! 浮遊自動車とは、こういう感じなのだね! 面白い!」
車体が地面から離れ動き出すや否や、助手席に座っていたアスターが感嘆の声をあげた。
太ももの上に黒く無機質な銃器を置いているのはかなり物騒だが、彼の表情は晴れやかだ。しわの刻まれた顔はどう見ても大人なのに、その表情だけは、子どものような純粋さをはらんでいる。
「アスターさん、浮遊自動車は初めて?」
「その通りだとも。私は運転系は駄目なのでね」
「そうなの? 意外だわ」
「私が扱えるのは銃器だけなのだよ」
そういうことらしい。
「しかし——私がこうして生きていられるのも、イーダくんの恩情のおかげだ。そこの感謝は忘れていないよ」
フロントガラス越しに見える風景へ視線を注ぎつつ、彼はそんなことを言った。
その声はどこか儚げで、大人びている。
「いいのよ。私としても、こちらへ来てくれて嬉しかったわ」
人を殺めることのできる力を持ったアスターを放っておいたら、きっとまた、誰かが命を狙われる。狙われるのが、私か、他の誰かかは、分からないけれど。
そんなことでは、平和は訪れない。
平和どころか、悲しみばかりが積もっていってしまう。
だからこれで良かった。
彼を仲間に加えることで、奪われる命が一つでも減るかもしれないなら、それはきっと意味のあることだと思うから。
その後、私たちは星都の色々な場所を見て回った。
オルマリン美術館では、館長より説明を受けながら色鮮やかな絵画を見た。また、透明感のあるグラスや立体作品を眺めたり、常に変形し続ける不思議な作品を見学したりもした。
感想を簡潔に述べるなら、「面白かった」である。
ただし、それは、常に変形し続ける不思議な作品に関しての感想。それ以外の絵画や立体作品は、至って普通で、これといった珍しさのないものであった。つまり、平凡だったのだ。
それ以外にも、星都の中心部にある大きな広場を散歩したり、そこからほんの少し離れたところにある小さな民芸品工房を見学したり。
視察はなかなか楽しかった。
日頃の暮らしの中には存在しないような刺激が、たくさんあるから。
それは、モノクロの世界で生きてきた人間が、色のある世界へ飛び出したような感覚に近いと思う。
すべてが新鮮で、すべてが感動なのだ。
そして昼過ぎ。
星都視察を終えた私たちは、再び浮遊自動車へ乗り込み、北へと移動することとなった。
「楽しかったわね!」
後部座席に座るや否や、私はそう言った。
言葉が勝手に口から出ていたのである。
「ね、ベルンハルト」
「そうだな」
「もしかして、そうでもなかった?」
「いや。凄く興味深かった」
ベルンハルトは相変わらず愛想のない顔で返してくる。
「ただ、僕は従者だ。何かがあれば貴女を護らなくてはならない。警戒を怠るわけにはいかない」
「それはどういう意味?」
「つまり、全力で楽しむことはできないということだ」
やはり感情の感じられない声色だ。しかし、冷たさはない。そこから察するに、不機嫌ではないのだと思われる。
「いつ何が起こるかは分からないからな」
彼の言葉を聞き、「確かに」と思った。
今は平和だけれど、それがいつまでも続くと思ったら間違い。日頃でもあれだけ事件が起こるのだから、外へ行っている時はなおさら気を引き締めておかなくては。
私が一人決意を新たにしていると、リンディアが口を挟んでくる。
「もー、ベルンハルト。あんまり不安を煽っちゃ駄目よー?」
リンディアは棒付きキャンディを舐めていた。
「煽っているわけではない。事実を述べているだけだ」
「怖いことばっかり言ったら、素直な王女様がかわいそーでしょ?」
「事実ゆえ仕方がない」
「王女様の気持ち、もー少し考えなさいよ」
二人が言葉を交わしているところを見ていると、やがて、リンディアが上衣のポケットから棒付きキャンディを取り出した。そして、差し出してくる。
新品の、赤い棒付きキャンディだ。
「王女様、食べていーわよ」
「キャンディね。何の味?」
「イチゴ味」
「素敵! いただくわ」
私はそれを受け取った。
お菓子を貰うなんて、友達同士みたいで楽しい。
「食べてみるわね」
そう言って、リンディアから貰った棒付きキャンディをビニール包装から出そうとした——その時。
「待て!」
ベルンハルトが唐突に発した。
私に向かって言っているのだろうと思い振り返ったが、彼が目を向けているのは、私ではなかった。
「どこへ行くつもりだ」
彼の視線の先にいたのは、黒服の運転手。
「なぜ他の車と別ルートに進んだ」
ベルンハルトの言葉を聞き、窓の外へ目をやる。すると、薄暗い風景が視界に入った。地面も完全に土で、整備されていない道であることが容易に分かる。
「こ、これは一体」
思わず漏らしてしまった。
つい先ほどまでは普通に進んでいたのに……。
「おっと。もうバレてしまいマシタか」
黒服の運転手は、アクセルを踏んだまま小さな声で言った。
いかにも怪しいセリフだ。
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