どう言われようとも

四季

文字の大きさ
上 下
1 / 1

どう言われようとも

しおりを挟む
手を繋ぎたいんです

傍にいたいんです

馬鹿と言われても
呆れられても

それでも
近くにいたいんです

理解されなくてもいいんです

愛されなくてもいいんです

馬鹿げていると
不気味がられても

それでも
隣にいたいんです

こんな人間を受け入れる人なんて
きっといないのでしょう
それでも構わないのだと
胸を張って言えるんです

手を繋ぎたいんです

どうでもいい話をしたいんです

馬鹿みたいと
笑って
それだけで
いいんです

呆れられてもいいんです

呆れられてもいいんです

罵られても
馬鹿にされても

それでも構わないのだと
心から言えます
しおりを挟む

この作品の感想を投稿する


処理中です...