いつか見た空

四季

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いつか見た空

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海辺に寝そべって

見上げた空は

水を張った水槽のように

美しかった

ここに在るものはすべて

永遠ではないのだと

そう語りかけているかのような

光をまとっていた

どうしてこんなに美しいの?

なぜこれほど眩しいの?

問いかけても

問いかけても

きっと答えは返ってこないけれど

それでも心は満たされて

瞳には光が宿り

特別な気分になれる

そんな気がする

誰もが気楽には生きてゆけない

そんな時代の中で

穏やかに過ごす日々を

噛みしめるたびに

いつか見たあの空を思い出して

不思議な気持ちになる
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