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前編
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ラ・イムはスライム族の国の姫。
人間の女性と同じような見た目だが、肌が青緑色でさらにぷるぷるしており、ミントのような匂いがする。
そんなイムには人間の婚約者がいた。
婚約者ハインズとの出会いはある森。その日イムは気まぐれで散歩していたのだが、帰り道が分からなくなってしまい、泣いていた。そこへ通りかかったのが彼だったのだ。狩りのため森に入っていたハインズだったが、迷子イムを発見した彼は狩りを一旦やめ彼女を帰らせるために尽力した。
そしてイムはハインズを好きになった。
その後色々あったが、イムは無事彼と婚約者同士となることができた。
だが困ったことがあった。ハインズの母親である。ハインズの母親は意地悪な人で、人間でないイムを良く思っておらず、執拗に虐めてくるのだ。しかも、ハインズには隠れて虐めるから、なおさら質が悪い。彼女は日頃はとても善良そうに振る舞っているので、イムが本当のことを言ってもなかなか信じてもらえない。その点が厄介だった。
だが。
「あなた! わたしの息子に術でもかけているのでしょう!? 本当のことを言いなさい!」
「かけていません、お義母様」
「淫らな股どろどろ女! 最低だわ! 顔を見るたび吐き気がする!」
その日、イムの作戦が成功した。
「母さん……本当に彼女を虐めているんだね」
イムはハインズに隠れてもらっておいて彼の母親と会う。そして、隠れているハインズに、母親がどのようなことをするかを見せる。ハインズの存在を知らせないことで母親の本性を引き出す。
そういう作戦だ。
人間の女性と同じような見た目だが、肌が青緑色でさらにぷるぷるしており、ミントのような匂いがする。
そんなイムには人間の婚約者がいた。
婚約者ハインズとの出会いはある森。その日イムは気まぐれで散歩していたのだが、帰り道が分からなくなってしまい、泣いていた。そこへ通りかかったのが彼だったのだ。狩りのため森に入っていたハインズだったが、迷子イムを発見した彼は狩りを一旦やめ彼女を帰らせるために尽力した。
そしてイムはハインズを好きになった。
その後色々あったが、イムは無事彼と婚約者同士となることができた。
だが困ったことがあった。ハインズの母親である。ハインズの母親は意地悪な人で、人間でないイムを良く思っておらず、執拗に虐めてくるのだ。しかも、ハインズには隠れて虐めるから、なおさら質が悪い。彼女は日頃はとても善良そうに振る舞っているので、イムが本当のことを言ってもなかなか信じてもらえない。その点が厄介だった。
だが。
「あなた! わたしの息子に術でもかけているのでしょう!? 本当のことを言いなさい!」
「かけていません、お義母様」
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その日、イムの作戦が成功した。
「母さん……本当に彼女を虐めているんだね」
イムはハインズに隠れてもらっておいて彼の母親と会う。そして、隠れているハインズに、母親がどのようなことをするかを見せる。ハインズの存在を知らせないことで母親の本性を引き出す。
そういう作戦だ。
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