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前編
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私にはずっと仲良しだった異性の幼馴染みがいた。名はアインという。昔はよく結婚しようねと話したものだ。しかし現実はそんなに甘くなくて。私は親が決めた婚約者ウィルキンスと婚約しなくてはならないことになってしまった。
それが、三ヶ月ほど前の話。
ちなみにアインは婚約者はいないらしい。
というのも、彼の親はそれほど厳しくなく、息子の意思を尊重する派なのである。
私もそんな家に生まれられたなら良かったのに……。
「悪いが君とはやっていけない。婚約は破棄とさせてもらう」
穏やかな春の日、ウィルキンスは私にそう告げた。
「え……」
「結婚はしない、と言っているんだ」
「本気ですか……?」
「あぁもちろん、本気さ」
込み上げてくる感情、心に躍動感を与える。
「ありがとうございます! とっても嬉しいです!!」
私は自然に言っていた。
それが、三ヶ月ほど前の話。
ちなみにアインは婚約者はいないらしい。
というのも、彼の親はそれほど厳しくなく、息子の意思を尊重する派なのである。
私もそんな家に生まれられたなら良かったのに……。
「悪いが君とはやっていけない。婚約は破棄とさせてもらう」
穏やかな春の日、ウィルキンスは私にそう告げた。
「え……」
「結婚はしない、と言っているんだ」
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「あぁもちろん、本気さ」
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