厄介な婚約者は強欲な妹に押し付け、私は穏やかな生活を手に入れるのです。

四季

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後編

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 ◆


 数ヶ月後。
 私はめでたく一人の気の合う男性と結ばれることができた。

 一方で、ミレニーはリルカルトと結婚するもやたらと厳しい規則を決められ行動をかなり縛られてしまい、結婚から半年も経たず心を病んだ。また、リルカルトの母親からも虐めを受けたようだ。だが、心を病んでもなおリルカルトらは優しくはならず、規則を絶対守るということを強制してきて。さらには、規則を守れないと暴力にまで至るようになって。それによって完全に壊れたミレニーは、ある日の晩、自ら命を絶ったそうだ。

 ミレニーはもうこの世にはいない。

 なんでもかんでも奪ってくる妹がいない世界でなら私は安心して穏やかに生きてゆくことができる。

 ちなみに。
 私は最近はめだかの世話に凝っている。

 家事は夫が雇っている人が行うため、家にいても私は特にすることはない。そこで趣味として始めたのがめだかの世話だった。近所の人がめだかの世話の魅力を教えてくれて、それで、私もその世界に足を踏み入れるようになっていったのだ。

 私はこれからもめだかを育てていく。


◆終わり◆
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