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後編
しおりを挟む「ヨ~イアッソレハイハイヨッソレハイ!」
「アソソレドソソレ!」
「ド! ハイ! レ! ヘイ! ミ! フェイ! ファ! ナットゥイエ~! ソ! ハイ! ラ! ヘイ! シ! ボロ! ド! ヘイ!」
「ヨ~イアッソレハイハイヨッソレハイ! ハハイイ!」
まるで波のように。
「ナットウ! ノゥ! マイ!」
歌が。
「「「「「オーイエオイエイ!」」」」」
舞いが。
「ナットゥノマイマイ!」
「「「「「オーハイ! ドッセフォ! アドグラボファニカペロチネディゴゴ! アドグラボフェレカぺチチロディゴラ!」」」」」
人々に広がってゆく。
――そして宇宙人を撃退することに成功した。
人一人でできることなど限られている。けれども皆で力を合わせたならば運命は変えられる、それを証明したのだった。小さな力も重ねれば、というやつだ。私たち人類は協力することによって敵を撃退したのである。
「やったー! じゃあお祝いに舞うぞー!」
それから数日、私たちは延々と喜びの舞いを続けた。
「ナットウノマイハイダイナマイマイ! ナットウノマイハイダイナマイマイ! ナットゥナットゥルトゥトゥン、ナットゥルルルトゥル、ナトトトトトトトトゥンクトゥンクル、ナットゥトゥルルルン! ナットウノマイハイダイナマイマイ! ハイ! ハイ! ハイハハハイ! ナットウノマイハイダイナマイマイ! ナットウノマイハイダイナマイマイ! イエ~、イエ~イエイヤェイヤェオイエ~! ハイハイハハハイ! ハイハハハホイホ! ナットウノマイハイダイナマイマイ! ナットウノ~マイハ~イダイダナァ!」
ちなみにアローンスはというと、皆に誘われるも納豆の舞いを拒否したそうで、それによって宇宙人に捕まってしまったそうだ。で、人体実験という名目で散々身体を弄られた果てに死亡したらしい。
――やはり偉大だ、納豆の舞い。
◆終わり◆
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