ずっと昔から愛してた

四季

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ずっと昔から愛してた

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ずっと昔から愛してた
あの日見た飛行機が
遥か彼方あの空へ消えるまで
隣り合っていたかった

君と見ている世界は
どんな時も何より美しく綺麗で

朝も

昼も

夜も

変わらず眺めていたいと
思わずにはいられなくて

いつか見た絵画には
海と空の境界がなくて
君と僕もこんな風になれたら
きっと幸せになれたのに

いつまでも繰り返す
脳の中では
同じこと
似てること
巡り巡っている

ずっと昔から愛してた
昔見た飛行機が
遥か彼方地平線に沈むまで
手を繋いでいたかった
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