婚約破棄され実家に戻ることとなった私は、村の歌姫として生きていくことになりました。

四季

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後編

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「あ~、はっしょい、はっしょい、せ~。せ~、あ~、ほいとら、どっせいせ~。あ~あ~あああ~、ん、んん、あ~、はっしょい、はっしょい、ああ~ん~。ああ~、どっしょい、どっこい、せ~。ほい、とら、どっせい、はっしょいしょしょい~、あ~はい、あ~せい、よっしょいせい~。あ~、あ~、あら、あ~」

 こうして『村の歌姫』となった私は、村長に認められ、村長の長男と結婚した。

 この村長の長男と結婚というのは、この村では何よりもの名誉である。
 その地位につけば、あらゆるものを得ることができる

「あ~、はい~、ほいとらはっしょい、あ~あああ~、んんん~、お~、ほほお~、はっしょいしょしょい、あ~、あああ~、ほいほほほほほほほいほいほとんしょいほい~、ほほほ~、はっしょいはっしょい~、ああああんほほあほあほとしょいこらほほい、あ~、ああ~」

 結婚式の日も私は歌った。

 きっとこれからも歌い続けるのだろう。


 ◆


 五年後。
 オポポ村は隣町に攻め込み、隣町を占領した。

 昔嫌な思いをさせられたオーノーはその戦いで亡くなった。

 亡骸は非常に状態が悪く。しかも家族も亡くなっていたため、数ヵ月放置され続け、自然に自然へ還っていったそうだ。もっとも、この目で実際に見たわけではないのだが。ただ、適切な処置はされなかったようである。

「あ~、つきよには~、あいとちが~、まじり~。あ~、ほいとら、はっしょい、はっしょい~。あ~、はっしょい、はっしょい、せ~。ああ~、どっしょい、どっこい、せ~」

 私は今日も歌う。


◆終わり◆
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感想 1

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みんなの感想(1件)

penpen
2022.05.07 penpen

歌が凄いよΣ(;´Д`)

2022.05.08 四季

ありがとうございます!
美声で歌ってほしいなぁと思います。(^ー^)

解除

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