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第五話
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~~~~~~~~~~
「おい、親父!大丈夫か!」
「駄目そうだ...申し訳ないがこの領地とアレの始末を頼む」
目の前には親父...アレン・ヴォルディが倒れている。もう虫の息だ。
「死んじまったのか?」
アレンはもう心臓が動いてなく死んでしまった様だ。
無理だ。アレを始末することは出来ない。何度も返り討ちに遭ってる。
「人をアレ扱いするのは良くないですよぉ、アレンさん。」
「イリアぁ”ぁ”、死ねぇぇぇ」
爆発魔法、エクスプロージョン!!
俺は渾身の魔法をアレ...イリアにお見舞いする。しかし...
「ひどいよ、いきなり攻撃してくるなんて。いつの間に悪い子になっちゃったの?」
「そっちが先に親父を殺したんだろ!!」
俺の渾身の魔法をくらってピンピンしてやがる....やっぱりイリアはこんなんじゃ死なない。しかしこの魔法が今の俺の全力だった。つまり、俺がイリアを始末できる未来は・・・ない
まぁ、殺すとゲームとして成り立たないからな....
始末したとしても親父がいなければこの領地は終わりだ。だから
「あはっ♡」
「こうしてやるよ」
「だ・い・た・ん♡」
俺は顔を引きつらせたが、すぐにA級スキル〈テレポート(大)〉を使いイリアの前にテレポートする。そしてイリアを胸ぐらを掴み最後の切り札を使う。
おえぇ、「♡」がついてるよ...おえぇぇ。やっぱりトラウマが.....
「ざまぁみやがれ」
「ん?私はこんなのじゃ動じないけど」
「気づかないのか?」
「クレイ、まさか自爆発魔法を....」
そう俺はこっそり自爆発魔法の用意をしていた。
「そうだ。驚いただろ?」
「でも、クレイと一緒に死ねるなら本望ね。心中ってやつかしら」
「知らねぇよ」
「お、そろそろかな。また後で」
でも、今のお前が行き着く先は地獄、二日前のお前が代わりにこれから生きてくれると思うよ。
そして俺は死なねぇ。過去に戻るだけだ。そして親父は生き返る。俺はライフが一つだけ減る。
この二日間は特に良い出来事は無かったから俺の勝ちだな。
「俺はが行くのはそっちじゃねぇ。そもそも俺は戻るんだ――――に」
体中から熱が込み上げてきて身体が膨らむ。そして物凄い音を立てて爆発していった。
~~~~~~~~~~
あんな事二度と起きてたまるか。
「どうしたんだ?」
レイがそう言い首をかしげる。
俺は、人は失いたくないし、ライフも失いたくない。
.....欲張りだな俺って。でもそれくらいじゃないと目的を果たせないぞ。理想の世界に転生するんだろ?上等だ。いざとなったら死んで逃げてやるよ。
そう思い、俺はまた決意する
「少し下がってろレイ」
俺はそう言い、レイを少し下がらせる。けれど、レイは「どうしたんだ?」と困惑している。
「う、うん。どうしたの?」
「来るんだよ。アイツが...」
話しているとイリアが飛んできて、広場の地面に地割れしそうな勢いで着地すると砂が舞い、視界が悪くなった。「こほっ、ごほっ..」とレイが咳をする。
「ねぇクレイ、その女誰?」
「レイか?どう見ても男じゃねーか」
「誤魔化しは通用しないから。正直に言って?」
とりあえずとぼけてみるが、無論これが通用するわけがない。
「どうやら、レイは女子らしいな。で何なんだ?」
「クレイを誑かす女は殺す」
やっぱりこうなるのか......戦っても勝てるわけじゃないから戦いたくはないんだが....
「誑かすって、なぁ」
「そうだ、僕とクレイはただのクラスメイトだ」
「お、おうそうだじょ。ただのクラスメイちょだ」
そうか....俺達、友達ですらなかったのか....なんか悲しい。
悲しすぎて動揺しまくりだ。
「まぁ、関係はどうでもいいわ。殺す。」
そう言うとイリアは目の前から消え、次に視認した時にはレイの目の前に剣を持って現れた時。
「マズい」そう思い、とっさに〈隠蔽〉を自分に使い、姿を消す。そして〈飛翔〉、〈テレポ―ト〉、〈身体強化〉を使い、レイとイリアの間にバレないように入る。最後は...
・・・顕現せよ!ミスリルの剣!!
俺は〈物質生成〉を使い、イリアがレイに斬りかかろうとしていたのを防ぐ。その際、「カキン」と鳴り、イリアは目を見開くが、いつもの様に恐ろしい(俺基準)顔に戻る。
「おい、何するんだ。」
「ひどいなぁ、全ては私のためなのに」
「そこはクレイのためだろ」とツッコんだほうが良いのか否か....いやいや今はそんな事どーでもいい。今はレイを守りつつ捕まらないことだ。じゃあ....寮まで逃げるしか無いのか。あそこなら、結界が張られているから他クラスの人はその寮のクラスの人の許可がなければ、侵入出来ないようになっている。だから
「レイ、寮まで逃げるぞ。」
「へ?あ、うん。」
そう言い〈テレポート〉を使って逃げる。とりあえずしばらくおさらばだ、イリア
~~~~~
イリアside
「あーあ逃げられちゃった。でも、私は知ってるよ。クレイは私の事が嫌いと言ってるが、私自身の事が嫌いじゃないということを」
「おい、親父!大丈夫か!」
「駄目そうだ...申し訳ないがこの領地とアレの始末を頼む」
目の前には親父...アレン・ヴォルディが倒れている。もう虫の息だ。
「死んじまったのか?」
アレンはもう心臓が動いてなく死んでしまった様だ。
無理だ。アレを始末することは出来ない。何度も返り討ちに遭ってる。
「人をアレ扱いするのは良くないですよぉ、アレンさん。」
「イリアぁ”ぁ”、死ねぇぇぇ」
爆発魔法、エクスプロージョン!!
俺は渾身の魔法をアレ...イリアにお見舞いする。しかし...
「ひどいよ、いきなり攻撃してくるなんて。いつの間に悪い子になっちゃったの?」
「そっちが先に親父を殺したんだろ!!」
俺の渾身の魔法をくらってピンピンしてやがる....やっぱりイリアはこんなんじゃ死なない。しかしこの魔法が今の俺の全力だった。つまり、俺がイリアを始末できる未来は・・・ない
まぁ、殺すとゲームとして成り立たないからな....
始末したとしても親父がいなければこの領地は終わりだ。だから
「あはっ♡」
「こうしてやるよ」
「だ・い・た・ん♡」
俺は顔を引きつらせたが、すぐにA級スキル〈テレポート(大)〉を使いイリアの前にテレポートする。そしてイリアを胸ぐらを掴み最後の切り札を使う。
おえぇ、「♡」がついてるよ...おえぇぇ。やっぱりトラウマが.....
「ざまぁみやがれ」
「ん?私はこんなのじゃ動じないけど」
「気づかないのか?」
「クレイ、まさか自爆発魔法を....」
そう俺はこっそり自爆発魔法の用意をしていた。
「そうだ。驚いただろ?」
「でも、クレイと一緒に死ねるなら本望ね。心中ってやつかしら」
「知らねぇよ」
「お、そろそろかな。また後で」
でも、今のお前が行き着く先は地獄、二日前のお前が代わりにこれから生きてくれると思うよ。
そして俺は死なねぇ。過去に戻るだけだ。そして親父は生き返る。俺はライフが一つだけ減る。
この二日間は特に良い出来事は無かったから俺の勝ちだな。
「俺はが行くのはそっちじゃねぇ。そもそも俺は戻るんだ――――に」
体中から熱が込み上げてきて身体が膨らむ。そして物凄い音を立てて爆発していった。
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あんな事二度と起きてたまるか。
「どうしたんだ?」
レイがそう言い首をかしげる。
俺は、人は失いたくないし、ライフも失いたくない。
.....欲張りだな俺って。でもそれくらいじゃないと目的を果たせないぞ。理想の世界に転生するんだろ?上等だ。いざとなったら死んで逃げてやるよ。
そう思い、俺はまた決意する
「少し下がってろレイ」
俺はそう言い、レイを少し下がらせる。けれど、レイは「どうしたんだ?」と困惑している。
「う、うん。どうしたの?」
「来るんだよ。アイツが...」
話しているとイリアが飛んできて、広場の地面に地割れしそうな勢いで着地すると砂が舞い、視界が悪くなった。「こほっ、ごほっ..」とレイが咳をする。
「ねぇクレイ、その女誰?」
「レイか?どう見ても男じゃねーか」
「誤魔化しは通用しないから。正直に言って?」
とりあえずとぼけてみるが、無論これが通用するわけがない。
「どうやら、レイは女子らしいな。で何なんだ?」
「クレイを誑かす女は殺す」
やっぱりこうなるのか......戦っても勝てるわけじゃないから戦いたくはないんだが....
「誑かすって、なぁ」
「そうだ、僕とクレイはただのクラスメイトだ」
「お、おうそうだじょ。ただのクラスメイちょだ」
そうか....俺達、友達ですらなかったのか....なんか悲しい。
悲しすぎて動揺しまくりだ。
「まぁ、関係はどうでもいいわ。殺す。」
そう言うとイリアは目の前から消え、次に視認した時にはレイの目の前に剣を持って現れた時。
「マズい」そう思い、とっさに〈隠蔽〉を自分に使い、姿を消す。そして〈飛翔〉、〈テレポ―ト〉、〈身体強化〉を使い、レイとイリアの間にバレないように入る。最後は...
・・・顕現せよ!ミスリルの剣!!
俺は〈物質生成〉を使い、イリアがレイに斬りかかろうとしていたのを防ぐ。その際、「カキン」と鳴り、イリアは目を見開くが、いつもの様に恐ろしい(俺基準)顔に戻る。
「おい、何するんだ。」
「ひどいなぁ、全ては私のためなのに」
「そこはクレイのためだろ」とツッコんだほうが良いのか否か....いやいや今はそんな事どーでもいい。今はレイを守りつつ捕まらないことだ。じゃあ....寮まで逃げるしか無いのか。あそこなら、結界が張られているから他クラスの人はその寮のクラスの人の許可がなければ、侵入出来ないようになっている。だから
「レイ、寮まで逃げるぞ。」
「へ?あ、うん。」
そう言い〈テレポート〉を使って逃げる。とりあえずしばらくおさらばだ、イリア
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イリアside
「あーあ逃げられちゃった。でも、私は知ってるよ。クレイは私の事が嫌いと言ってるが、私自身の事が嫌いじゃないということを」
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