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57 思い出
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二人は藤井家から歩いて地元の公立小学校敷を訪れた。目的は体育館でやってる子供スポーツ教室。
「ここが楽しい場所?」
言うだろうと思っていた不平不満な感想だ。騙したなと顔に書いてある。
「付き合いでたまにボランティアを頼まれるんだ。楽しいぞ。マスクするか?」
漏れ聞こえる子供たちの大声量におののく南雲に顔を隠すためのマスクを渡してやった。南雲は受け取りながらまだ文句を言おうとする。
「僕はオメガなんだけど」
「子供ばかりだよ。それに君は匂いを薬で完璧に封じ込めてるじゃないか」
「匂いがしなくて見た目で気づくやつもいる。嫌なんだよ、そういう目でジロジロ見られるの」
「だったらこうしようか」
冬次は南雲の肩に腕をまわした。もちろん冗談でだが、南雲は仰天して声を出せないでいる。がっちり肩を組んだので絡まれた中学生とヤンキーみたいな構図になってしまった。
「手を繋ぐのとどっちがいいですか?」
かしこまって訊ねると、南雲がハッと我にかえる。
「余計なことすんな!」
冬次を力いっぱい突きはなした。
「オーケー。その意気でいこう」
笑顔で返し、体育館の中に連れ込む。今日のコースはバレーボールだ。低めに張られたネットのまわりで小学生たちがトス練習をしている。
「挨拶してくるから」
コートの外で子供達の様子を監督している男は高校の同級生。部活の助っ人をしてやったことがある顔見知りだ。
「おお、奈良林。久しぶりじゃん」
「俺はね、忙しいんだよ。今日はお手伝いをひとり連れてきた」
「あのひょろっこい子だな。バレー経験者?」
「いや、経験はないよ。俺の知り合いなんだけど運動不足が心配でさ。混ぜてもらってもいいかな」
「最年少のチームに入ってボールに慣れることからだな。奈良林に任せるから怪我は注意で」
「わかった。サンキューな」
関係者用の腕章を貰って戻ると、南雲は壁の花と化し、チラチラ興味を示してくる子供たちから目を逸らして話しかけられまいとしていた。
「ねぇ、遅いよ」
わざとのんびり戻ってきたのがバレたか。
「そうでもないでしょ。生徒を集めて試合をしよう」
「勝手にやれば」
「涼くんもやろう」
「やらないに決まってんだろ」
南雲が体育館を出て行く。冬次はその背中に声をかけた。
「校内をうろつくなら腕章はつけないとな!」
「はぁ?」
「ほら」
腕章を投げて渡す。
「面倒くさいな。持ってればいーんでしょ」
「一時間後に迎えにいくから」
奇跡を刺激する作戦パート2といこうじゃないか。小学校、中学校、高校。校舎が異なっても学生でいる時間と空間は限りある独特なものだ。そのどれも経験したことがない南雲はタイムスリップした時に初めて学校という場所に足を踏み入れた。そして運命の番に対面したんだろう?
大事な場所のはずだ。君にとって。俺たちにとって。
◆
冬次はクラブの手伝いを終えると南雲を探した。はじめは廊下を歩いていたが、駆け足になる。音楽室の前を通りかかった時、口角が自然と上がった。
「驚いた。ピアノ弾けるんだ」
「昔、見て覚えた」
「誰のを」
南雲の指が止まる。
「おっさんが職員室に礼を言っといて」
「えっ、おしまい? もっと弾いてよ。聞きたい」
「無理」
それならもう少し音楽室の外で聞いていればよかった。南雲が奏でた音色はイメージどおりと意外の両方に当てはまる。儚く大人びた横顔に呑み込まれそうだった。
しかしひとたびピアノを弾くのをやめてしまうと、南雲からその雰囲気は消える。
「もう帰りたい。学校はあまり好きじゃない」
「え、そう・・・・・・だった?」
たった今まで穏やかな顔でいたのに?
腕章を返却してから昇降口へ向かうと、先に外へ出ていた南雲がぼんやり佇んでいた。やっと奇跡のお出ましかと喜んだが、ただ門を見ているだけだ。
門には車が停まっている。もう居場所を見つけられたのか。
「あれに乗って帰りますか」
冬次は隣に並んだ。
「他に・・・・・・ないの」
答える南雲の声は小さい。
「なんて?」
「僕を連れて行きたい場所はもうないのかよ」
「乗り気だったとは思わなかった」
「で、あるんだろ。あるって答えろ」
期待する眼差しと視線がぶつかった。
冬次は頷いた。直後、南雲の手を握って駆け出す。
「逃げるぞ!」
小学校からじゅうぶん離れたところで立ち止まり、冬次は潰れたように痛む胸に深く息を吸いこんだ。運動神経に衰えはないと思っていたが、学生時代に比べると体力が落ちている。それから若い南雲が三十路の冬次より呼吸を喘がせているとは。
「座って休もうか?」
そう声をかけると南雲は無言で脇道にしゃがみこむ。いよいよ運動不足ぶりが心配になってきた。
「・・・・・・さっきの車は?」
ゼェゼェと喉を鳴らしながら訊ねられ、冬次は大通りを覗いた。車両の侵入が厳しい細道に逃げ込めたので時間稼ぎになっているはずだ。
「追ってきてない」
そう返すと、南雲が蒼白な顔で見上げてきた。
「あのさ。あれ多分大丈夫なやつじゃない?」
言われている意味がさっぱりわからない。
「だってさ、あいつら動かなかった。多分、見張れって命令」
ああなるほど。走り損だったと責められているのだとやっと理解できた。
「走る前に教えてくれたら・・・・・・」
「言う前に走ってた!」
意固地になって言い返してくるので、冬次は笑ってしまった。
「ごめんね」
頭を撫でたら怒るだろうか。上げかけた手のやり場に困った。しかしそれも含めて冬次の胸を騒がせる。ソワソワ浮き足立つ感じだ。
「じゃここからはゆっくり行こうか」
「次はどこ行くの」
「うん。そろそろ気になってるんじゃないかなって思って病院に」
「病院?」
「まぁ付き合ってよ」
今日の仕上げのためにことを急ぎたかった。見張りがあとどれだけのあいだ動かずにいてくれるのか安心はできない。
誰に命じられて見張りをしているのかも考えておかなければならなかった。くそっ。冬次の頭に兄貴の顔が浮かぶ。連れ戻すならさっさと連れ戻せば済むものを、借りを作られているようでムカついた。もし実行されたら困るんだが、冬次は心の中で舌打ちする。
「おい、おっさん」
横柄な物言いをしながら袖をクンと引かれる。
南雲が怪訝な顔つきで見ていた。
「タクシーを呼ぼう」
「歩かなくていいってこと? ラッキー」
喜んだ南雲は肩まわりをコキコキ鳴らす。若いのにおじさん臭いのはどっちだ全く。綺麗な顔に無頓着な性格はあの頃の南雲と同じだ。
「あっ、だったらさ」
「うん?」
「寄ってほしいとこがあるんだけど」
冬次は耳にあてようとしたスマホを浮かした。
「どこに?」
南雲の瞳が活きいきと大きくなり、冬次の目を捉えた。
魅力的であると共に嫌な予感を覚える表情だった。
「ここが楽しい場所?」
言うだろうと思っていた不平不満な感想だ。騙したなと顔に書いてある。
「付き合いでたまにボランティアを頼まれるんだ。楽しいぞ。マスクするか?」
漏れ聞こえる子供たちの大声量におののく南雲に顔を隠すためのマスクを渡してやった。南雲は受け取りながらまだ文句を言おうとする。
「僕はオメガなんだけど」
「子供ばかりだよ。それに君は匂いを薬で完璧に封じ込めてるじゃないか」
「匂いがしなくて見た目で気づくやつもいる。嫌なんだよ、そういう目でジロジロ見られるの」
「だったらこうしようか」
冬次は南雲の肩に腕をまわした。もちろん冗談でだが、南雲は仰天して声を出せないでいる。がっちり肩を組んだので絡まれた中学生とヤンキーみたいな構図になってしまった。
「手を繋ぐのとどっちがいいですか?」
かしこまって訊ねると、南雲がハッと我にかえる。
「余計なことすんな!」
冬次を力いっぱい突きはなした。
「オーケー。その意気でいこう」
笑顔で返し、体育館の中に連れ込む。今日のコースはバレーボールだ。低めに張られたネットのまわりで小学生たちがトス練習をしている。
「挨拶してくるから」
コートの外で子供達の様子を監督している男は高校の同級生。部活の助っ人をしてやったことがある顔見知りだ。
「おお、奈良林。久しぶりじゃん」
「俺はね、忙しいんだよ。今日はお手伝いをひとり連れてきた」
「あのひょろっこい子だな。バレー経験者?」
「いや、経験はないよ。俺の知り合いなんだけど運動不足が心配でさ。混ぜてもらってもいいかな」
「最年少のチームに入ってボールに慣れることからだな。奈良林に任せるから怪我は注意で」
「わかった。サンキューな」
関係者用の腕章を貰って戻ると、南雲は壁の花と化し、チラチラ興味を示してくる子供たちから目を逸らして話しかけられまいとしていた。
「ねぇ、遅いよ」
わざとのんびり戻ってきたのがバレたか。
「そうでもないでしょ。生徒を集めて試合をしよう」
「勝手にやれば」
「涼くんもやろう」
「やらないに決まってんだろ」
南雲が体育館を出て行く。冬次はその背中に声をかけた。
「校内をうろつくなら腕章はつけないとな!」
「はぁ?」
「ほら」
腕章を投げて渡す。
「面倒くさいな。持ってればいーんでしょ」
「一時間後に迎えにいくから」
奇跡を刺激する作戦パート2といこうじゃないか。小学校、中学校、高校。校舎が異なっても学生でいる時間と空間は限りある独特なものだ。そのどれも経験したことがない南雲はタイムスリップした時に初めて学校という場所に足を踏み入れた。そして運命の番に対面したんだろう?
大事な場所のはずだ。君にとって。俺たちにとって。
◆
冬次はクラブの手伝いを終えると南雲を探した。はじめは廊下を歩いていたが、駆け足になる。音楽室の前を通りかかった時、口角が自然と上がった。
「驚いた。ピアノ弾けるんだ」
「昔、見て覚えた」
「誰のを」
南雲の指が止まる。
「おっさんが職員室に礼を言っといて」
「えっ、おしまい? もっと弾いてよ。聞きたい」
「無理」
それならもう少し音楽室の外で聞いていればよかった。南雲が奏でた音色はイメージどおりと意外の両方に当てはまる。儚く大人びた横顔に呑み込まれそうだった。
しかしひとたびピアノを弾くのをやめてしまうと、南雲からその雰囲気は消える。
「もう帰りたい。学校はあまり好きじゃない」
「え、そう・・・・・・だった?」
たった今まで穏やかな顔でいたのに?
腕章を返却してから昇降口へ向かうと、先に外へ出ていた南雲がぼんやり佇んでいた。やっと奇跡のお出ましかと喜んだが、ただ門を見ているだけだ。
門には車が停まっている。もう居場所を見つけられたのか。
「あれに乗って帰りますか」
冬次は隣に並んだ。
「他に・・・・・・ないの」
答える南雲の声は小さい。
「なんて?」
「僕を連れて行きたい場所はもうないのかよ」
「乗り気だったとは思わなかった」
「で、あるんだろ。あるって答えろ」
期待する眼差しと視線がぶつかった。
冬次は頷いた。直後、南雲の手を握って駆け出す。
「逃げるぞ!」
小学校からじゅうぶん離れたところで立ち止まり、冬次は潰れたように痛む胸に深く息を吸いこんだ。運動神経に衰えはないと思っていたが、学生時代に比べると体力が落ちている。それから若い南雲が三十路の冬次より呼吸を喘がせているとは。
「座って休もうか?」
そう声をかけると南雲は無言で脇道にしゃがみこむ。いよいよ運動不足ぶりが心配になってきた。
「・・・・・・さっきの車は?」
ゼェゼェと喉を鳴らしながら訊ねられ、冬次は大通りを覗いた。車両の侵入が厳しい細道に逃げ込めたので時間稼ぎになっているはずだ。
「追ってきてない」
そう返すと、南雲が蒼白な顔で見上げてきた。
「あのさ。あれ多分大丈夫なやつじゃない?」
言われている意味がさっぱりわからない。
「だってさ、あいつら動かなかった。多分、見張れって命令」
ああなるほど。走り損だったと責められているのだとやっと理解できた。
「走る前に教えてくれたら・・・・・・」
「言う前に走ってた!」
意固地になって言い返してくるので、冬次は笑ってしまった。
「ごめんね」
頭を撫でたら怒るだろうか。上げかけた手のやり場に困った。しかしそれも含めて冬次の胸を騒がせる。ソワソワ浮き足立つ感じだ。
「じゃここからはゆっくり行こうか」
「次はどこ行くの」
「うん。そろそろ気になってるんじゃないかなって思って病院に」
「病院?」
「まぁ付き合ってよ」
今日の仕上げのためにことを急ぎたかった。見張りがあとどれだけのあいだ動かずにいてくれるのか安心はできない。
誰に命じられて見張りをしているのかも考えておかなければならなかった。くそっ。冬次の頭に兄貴の顔が浮かぶ。連れ戻すならさっさと連れ戻せば済むものを、借りを作られているようでムカついた。もし実行されたら困るんだが、冬次は心の中で舌打ちする。
「おい、おっさん」
横柄な物言いをしながら袖をクンと引かれる。
南雲が怪訝な顔つきで見ていた。
「タクシーを呼ぼう」
「歩かなくていいってこと? ラッキー」
喜んだ南雲は肩まわりをコキコキ鳴らす。若いのにおじさん臭いのはどっちだ全く。綺麗な顔に無頓着な性格はあの頃の南雲と同じだ。
「あっ、だったらさ」
「うん?」
「寄ってほしいとこがあるんだけど」
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