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第2章
渡せなかったもの
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扉を開けると、懐かしい本の匂いがした。
玄関を抜けて、廊下の先の扉を開くと、いつかと変わらないリビングの様子が広がっている。
二年越しのその光景に不思議な感慨を覚えた。
「お邪魔します……」
倫人は小さな声で呟いてリビングの中を見回す。
貴宣のマンションの部屋は、二年前に比べると少しだけ雑然としているように見えた。ローテーブルの上には封書や書類が雑多に積み上がっている。家具の配置も微かに変わっているが、テレビとソファは以前のままで、嵐と並んで座った記憶がふと蘇ってくる。
「ごめんね、散らかってるけど」
後ろから貴宣に声を掛けられ、ぼんやり立っていた倫人ははっとして振り返った。
「お茶でも淹れるから座っててね」
「あ、はい」
カウンター式のキッチンに入っていく貴宣の後ろ姿を眺めながら、倫人はこの部屋に来ることになった経緯を思い返した。
貴宣との話が終わって、ペリステリで羽鳥も交えて雑談していたら、貴宣が倫人に今後の予定を聞いてきた。
空港の近くのホテルに泊まる予定で、それ以外は特に行く場所もないと答えると、「見せたいものがある」と言った貴宣にマンションの部屋に寄ってもらえないかと頼まれた。
「えっと、津村さんのマンションに、ですか?」
瞬きしながら貴宣を見ると、うんうんと頷かれる。
「突然でごめんね。倫人くんは前に嵐と来たことがあるから知ってると思うけど、ここからそんなに遠くないんだ。少し寄ってもらえないかな」
突然の誘いに戸惑って貴宣と羽鳥を見比べたが、目が合った羽鳥が笑った。
「倫人君、行ってきたらいいよ。俺のことは気にしないで。また学園に帰るときに顔を見せてくれたら嬉しいな」
倫人の背中を押すようににこっと笑った羽鳥につられ、思わず頷いていた。
そのまま貴宣と共にペリステリからマンションに移動した。
「コーヒーで良かった?」
「あ、はい。ありがとうございます」
倫人がソファに座って部屋の中を眺めていると、貴宣がコーヒーカップをローテーブルの空いたスペースに置いた。
「ごちゃごちゃしててごめんね。僕だけだとなかなか片付けが進まなくて」
苦笑いした貴宣がテーブルの上の本と資料らしき紙の束を脇に避けながら言う。
「嵐がいた時は様子を見に来るついでに片付けてくれてたからね」
「そうなんですか」
「そうそう。あの子ああ見えて世話焼きだから」
「……確かに」
その言葉に倫人も笑って頷いた。
「白鶯に行ってから、嵐はここにはほとんど来てないんだ。あまり僕と関わらないように言われてるみたいでね」
貴宣から寂しそうな色が漂うのを見て、倫人はしんみりと頷いた。
「あ、ごめん。気を遣わせちゃったかな?そうは言っても嵐と連絡は取り合ってるから安心してね。あの子も時々実家の方には顔出しに来るから」
慌てて笑った貴宣にほっとすると、「ちょっと待っててね」と言った貴宣がソファから立ち上がってリビングから出て行った。
しばらくしてから、何かを手に持って戻って来る。倫人の隣に座って、手にしたものをそっと見せた。
「見せたいものって言ったのは、これなんだけど」
「これは……?」
差し出されたのは、ラッピング用の柔らかいビニールで包装された小さな包みだった。なんだろうと思って首を傾げて、袋に貼られたシールに目がとまる。
Happy Birthday
その言葉に気付いた瞬間、受け取ろうと伸ばした手が固まった。
「これは嵐が記憶を無くした後でこの部屋で見つけてね。こういう物を嵐が準備する相手なんて家族以外では思い浮かばなかったから、僕が保管したまま実はずっと忘れていたんだ。でも倫人くんに会って思い出した」
耳元に貴宣の視線を感じた。倫人の耳についている青いピアスは、あの夏に嵐にもらったものだ。
「そのピアスも見覚えがある。多分、嵐があげたものだよね?」
確信のこもったその言葉に、袋から視線を剥がして貴宣を見た。真っ直ぐな瞳と目が合った途端、二年前この部屋でピアスをもらったときの光景を鮮明に思い出した。
何と声に出していいかわからず、こくりと頷くと貴宣は嬉しそうに目を細めて笑った。
「じゃあこれは、間違いなく倫人くんのものだ。ずっと誰のためのものだったんだろうと思っていた。二年ぶりになっちゃったけど、嵐の代わりに僕から倫人くんに渡しておくね」
貴宣の声を聞きながら、受け取った小さな袋に視線を落とした。
『俺が持ってても一生使わないし。これでよければやるよ』
『……ほんとに、いいの?』
『おう。遠慮すんなよ』
『ありがとう。一生大事にする』
『一生って大袈裟だな』
あの日のやりとりが蘇った。震える手で袋を開き、中に入っていたものを手のひらに滑らせて取り出した。しゃり、と金属が擦れる音と共に細かい鎖の塊が手のひらに落ちる。
「これ…」
銀色の鎖の塊と思ったものの中に、鎖と同じ金属で加工された華奢な細工のペンダントトップがあった。
雫形のペンダントはよく見ると中が空洞で、貝殻のように開くことができる。鎖を持って引き上げると雫の形がぶら下がって揺れた。
落としそうで怖いからピアスを着けられない、と最後の夜、何かのタイミングで冗談めかして倫人は言った。
雫形のペンダントを広げた袋の上にそっと置き、左耳につけたピアスを外した。ピアスを中に入れて蓋を閉じると、ぱっちりと合わさったペンダントは少し重くなってからりと音を立てる。
『来年はちゃんと当日に祝わないとな』
『じゃあ、嵐の誕生日は俺が祝うね』
こらえようと思っていたのに、全然駄目だった。
「…っ」
ぽたぽたと頬を伝って落ちる涙が腕に落ちる。
雫の形をしたペンダントをそっと両手で包んだ。
──俺は、約束を守れなかったのに。
このペンダントを次に会ったときにくれるつもりだったのかと思ったら、心臓を強く圧されたように息が苦しくなった。
──会いたい。あの夜の嵐に。
会って、謝って、もし許してもらえるなら、お礼を言いたい。きっと嵐は少しだけ本気で怒ってから、仕方ねぇな、と言って笑ってくれる。
倫人は喉元に込み上げる嗚咽を噛み殺し、涙を止めようと固く目を瞑った。でも目を閉じると余計に嵐のことを思い出してしまって、両手で包んだものをぎゅっと胸に引き寄せながらやっぱり泣いてしまった。
「倫人くん、大丈夫?」
黙って見守っていた貴宣にそっと声をかけられた。
倫人は深呼吸して息を落ち着けてから目元の涙を手で拭って、ゆっくり貴宣と目を合わせる。
心配そうな色を全面に出した貴宣を見て、笑ってみせた。
「すいませんでした、急に。大丈夫です」
「うん」
「これ、ありがとうございました。もらってしまってもいいですか」
「そうして。倫人くんに持っててほしい」
貴宣はそれ以上何も言わず、今度は温かい緑茶を淹れてくれた。
お茶を飲んでお互いにしんみりした空気になっていると、不意に小さな振動音がした。
気付いた貴宣が床に置いた鞄からスマホを取り出す。
「仕事の電話みたいだ。ちょっと向こうで出てくるね」
「はい」
「ゆっくりしてて。……はい、津村です。……この前の連載の原稿ですか?ああ、ちょっと待ってくださいね」
電話に出ながら貴宣が立ち上がり、リビングから廊下に出て行った。書斎の部屋に移動したのか、扉の向こうから小さな話し声と物音がする。
倫人は視線を手元に戻すと、雫形のペンダントをそっと撫でた。
「ありがとうって、いつ言えるかな……」
そう呟いて、そんな日が来ることを想像して小さく笑った。
思い出してもらえなくても、今年は嵐の誕生日をちゃんとお祝いしよう。
何をあげたらいいだろうかと考えていると、微かに足音がして扉が開く音が聞こえた。貴宣が戻ってきたのだろう。
「あの、嵐の誕生日って」
と言いながら振り向いた倫人は、相手を見て固まった。
「は?……鈴宮?」
ぽかんと口を開けた嵐が、扉に手をかけて立っていた。
玄関を抜けて、廊下の先の扉を開くと、いつかと変わらないリビングの様子が広がっている。
二年越しのその光景に不思議な感慨を覚えた。
「お邪魔します……」
倫人は小さな声で呟いてリビングの中を見回す。
貴宣のマンションの部屋は、二年前に比べると少しだけ雑然としているように見えた。ローテーブルの上には封書や書類が雑多に積み上がっている。家具の配置も微かに変わっているが、テレビとソファは以前のままで、嵐と並んで座った記憶がふと蘇ってくる。
「ごめんね、散らかってるけど」
後ろから貴宣に声を掛けられ、ぼんやり立っていた倫人ははっとして振り返った。
「お茶でも淹れるから座っててね」
「あ、はい」
カウンター式のキッチンに入っていく貴宣の後ろ姿を眺めながら、倫人はこの部屋に来ることになった経緯を思い返した。
貴宣との話が終わって、ペリステリで羽鳥も交えて雑談していたら、貴宣が倫人に今後の予定を聞いてきた。
空港の近くのホテルに泊まる予定で、それ以外は特に行く場所もないと答えると、「見せたいものがある」と言った貴宣にマンションの部屋に寄ってもらえないかと頼まれた。
「えっと、津村さんのマンションに、ですか?」
瞬きしながら貴宣を見ると、うんうんと頷かれる。
「突然でごめんね。倫人くんは前に嵐と来たことがあるから知ってると思うけど、ここからそんなに遠くないんだ。少し寄ってもらえないかな」
突然の誘いに戸惑って貴宣と羽鳥を見比べたが、目が合った羽鳥が笑った。
「倫人君、行ってきたらいいよ。俺のことは気にしないで。また学園に帰るときに顔を見せてくれたら嬉しいな」
倫人の背中を押すようににこっと笑った羽鳥につられ、思わず頷いていた。
そのまま貴宣と共にペリステリからマンションに移動した。
「コーヒーで良かった?」
「あ、はい。ありがとうございます」
倫人がソファに座って部屋の中を眺めていると、貴宣がコーヒーカップをローテーブルの空いたスペースに置いた。
「ごちゃごちゃしててごめんね。僕だけだとなかなか片付けが進まなくて」
苦笑いした貴宣がテーブルの上の本と資料らしき紙の束を脇に避けながら言う。
「嵐がいた時は様子を見に来るついでに片付けてくれてたからね」
「そうなんですか」
「そうそう。あの子ああ見えて世話焼きだから」
「……確かに」
その言葉に倫人も笑って頷いた。
「白鶯に行ってから、嵐はここにはほとんど来てないんだ。あまり僕と関わらないように言われてるみたいでね」
貴宣から寂しそうな色が漂うのを見て、倫人はしんみりと頷いた。
「あ、ごめん。気を遣わせちゃったかな?そうは言っても嵐と連絡は取り合ってるから安心してね。あの子も時々実家の方には顔出しに来るから」
慌てて笑った貴宣にほっとすると、「ちょっと待っててね」と言った貴宣がソファから立ち上がってリビングから出て行った。
しばらくしてから、何かを手に持って戻って来る。倫人の隣に座って、手にしたものをそっと見せた。
「見せたいものって言ったのは、これなんだけど」
「これは……?」
差し出されたのは、ラッピング用の柔らかいビニールで包装された小さな包みだった。なんだろうと思って首を傾げて、袋に貼られたシールに目がとまる。
Happy Birthday
その言葉に気付いた瞬間、受け取ろうと伸ばした手が固まった。
「これは嵐が記憶を無くした後でこの部屋で見つけてね。こういう物を嵐が準備する相手なんて家族以外では思い浮かばなかったから、僕が保管したまま実はずっと忘れていたんだ。でも倫人くんに会って思い出した」
耳元に貴宣の視線を感じた。倫人の耳についている青いピアスは、あの夏に嵐にもらったものだ。
「そのピアスも見覚えがある。多分、嵐があげたものだよね?」
確信のこもったその言葉に、袋から視線を剥がして貴宣を見た。真っ直ぐな瞳と目が合った途端、二年前この部屋でピアスをもらったときの光景を鮮明に思い出した。
何と声に出していいかわからず、こくりと頷くと貴宣は嬉しそうに目を細めて笑った。
「じゃあこれは、間違いなく倫人くんのものだ。ずっと誰のためのものだったんだろうと思っていた。二年ぶりになっちゃったけど、嵐の代わりに僕から倫人くんに渡しておくね」
貴宣の声を聞きながら、受け取った小さな袋に視線を落とした。
『俺が持ってても一生使わないし。これでよければやるよ』
『……ほんとに、いいの?』
『おう。遠慮すんなよ』
『ありがとう。一生大事にする』
『一生って大袈裟だな』
あの日のやりとりが蘇った。震える手で袋を開き、中に入っていたものを手のひらに滑らせて取り出した。しゃり、と金属が擦れる音と共に細かい鎖の塊が手のひらに落ちる。
「これ…」
銀色の鎖の塊と思ったものの中に、鎖と同じ金属で加工された華奢な細工のペンダントトップがあった。
雫形のペンダントはよく見ると中が空洞で、貝殻のように開くことができる。鎖を持って引き上げると雫の形がぶら下がって揺れた。
落としそうで怖いからピアスを着けられない、と最後の夜、何かのタイミングで冗談めかして倫人は言った。
雫形のペンダントを広げた袋の上にそっと置き、左耳につけたピアスを外した。ピアスを中に入れて蓋を閉じると、ぱっちりと合わさったペンダントは少し重くなってからりと音を立てる。
『来年はちゃんと当日に祝わないとな』
『じゃあ、嵐の誕生日は俺が祝うね』
こらえようと思っていたのに、全然駄目だった。
「…っ」
ぽたぽたと頬を伝って落ちる涙が腕に落ちる。
雫の形をしたペンダントをそっと両手で包んだ。
──俺は、約束を守れなかったのに。
このペンダントを次に会ったときにくれるつもりだったのかと思ったら、心臓を強く圧されたように息が苦しくなった。
──会いたい。あの夜の嵐に。
会って、謝って、もし許してもらえるなら、お礼を言いたい。きっと嵐は少しだけ本気で怒ってから、仕方ねぇな、と言って笑ってくれる。
倫人は喉元に込み上げる嗚咽を噛み殺し、涙を止めようと固く目を瞑った。でも目を閉じると余計に嵐のことを思い出してしまって、両手で包んだものをぎゅっと胸に引き寄せながらやっぱり泣いてしまった。
「倫人くん、大丈夫?」
黙って見守っていた貴宣にそっと声をかけられた。
倫人は深呼吸して息を落ち着けてから目元の涙を手で拭って、ゆっくり貴宣と目を合わせる。
心配そうな色を全面に出した貴宣を見て、笑ってみせた。
「すいませんでした、急に。大丈夫です」
「うん」
「これ、ありがとうございました。もらってしまってもいいですか」
「そうして。倫人くんに持っててほしい」
貴宣はそれ以上何も言わず、今度は温かい緑茶を淹れてくれた。
お茶を飲んでお互いにしんみりした空気になっていると、不意に小さな振動音がした。
気付いた貴宣が床に置いた鞄からスマホを取り出す。
「仕事の電話みたいだ。ちょっと向こうで出てくるね」
「はい」
「ゆっくりしてて。……はい、津村です。……この前の連載の原稿ですか?ああ、ちょっと待ってくださいね」
電話に出ながら貴宣が立ち上がり、リビングから廊下に出て行った。書斎の部屋に移動したのか、扉の向こうから小さな話し声と物音がする。
倫人は視線を手元に戻すと、雫形のペンダントをそっと撫でた。
「ありがとうって、いつ言えるかな……」
そう呟いて、そんな日が来ることを想像して小さく笑った。
思い出してもらえなくても、今年は嵐の誕生日をちゃんとお祝いしよう。
何をあげたらいいだろうかと考えていると、微かに足音がして扉が開く音が聞こえた。貴宣が戻ってきたのだろう。
「あの、嵐の誕生日って」
と言いながら振り向いた倫人は、相手を見て固まった。
「は?……鈴宮?」
ぽかんと口を開けた嵐が、扉に手をかけて立っていた。
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