The hero is dead ~復讐と魔女と果ての世界~

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第一章【王殺し】

1―9

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「いやはや、かたじけないであります‥‥一歩間違えたら死ぬ寸前でありましたが、これが、最高の治癒術者と呼ばれた者の力なのですな」

リダとマジャが去り、エクス達はマシュマロの家で休息をとらせてもらっていた。

「ふふん!スゴいでしょう!ウェルおばあ様の恩恵よ!」

と、ウェザは得意気に鼻を鳴らす。

「最高の治癒術者、天使ウェル‥‥種族間の争いが終結し、まだそんなに日が経っていない頃に魔族と結ばれたんだったか?」
「そうよ!ウェルおばあ様とラザルおじい様!とっても、仲が良かったのよ!あたくしもあんな老後を過ごしたいわぁ‥‥」

うっとりしながらウェザが言った。そんな会話を、アリアは不服そうな顔をして見つめ、

「あのぉ‥‥私、もう行ってもいいですかね?」
「あら、いたの!?敵にチューされちゃった金の亡者さん!」

なんて、ウェザがからかうように言い、

「‥‥私、あなたとは初対面なんですけどねぇ?」

アリアはウェザを睨み付ける。

「初対面ですか?しかし、ウェザさんは貴方が戦えると知っていたようですが?」

シーカーが首を傾げると、

「噂で聞いたの!折れた剣を背負った黒い商人だか賞金稼ぎが不殺の剣で荒稼ぎしてるって!」
「不殺の?」

エクスがアリアを見れば、

「‥‥色々あって、ちょっと強くなりたかったんですよ。でも、人を斬ることはどうしても出来なくて、峰打ちだったり、相手の攻撃を受け止めるぐらいしか出来ないんです。奴らみたいに平気で人を殺めるなんて理解できませんよ」
「だが、リダの斧を弾いたのには驚いた。俺は受け止めるだけで精一杯だったからな‥‥」

エクスは俯き、息を吐く。それから、

「そういえば、教会のシスターの話だが‥‥」
「ああ、やっぱりあなた達ですよね」

アリアはエクスとレンジロウを交互に見て、

「この前、彼女を助けてくれたんですよね?フードを被った剣士の少年と、ロンギング国の鎧を着た槍使いが助けてくれたと聞いてたんです。だから、レイリルの町の酒場でもしかして、と思ってたんですが。改めて、彼女を助けてくれてありがとうございました」

そう言って頭を下げた。

「あのシスター殿とお知り合いでありましたか‥‥って、いやいやアリア殿!?イノリというものがありながら、教会のシスター殿とはどのようなご関係で!?」

思わずレンジロウはアリアの両肩を掴む。アリアは目を細め、

「あなた達もリダも何やら勘違いしてますが、私は女です。一体いつ、男だと言いましたか?」
「ぐはっ!?」

そう言ってニッコリ笑い、レンジロウの右足を少し力を入れて蹴飛ばした。

「えーっ!?あなた、女ですの!?あたくしと違って色気の欠片もないっ!!」

ウェザが大袈裟にアリアを指差しながら叫ぶので、

「ハハハハ‥‥いいんですよ。昔からブスだといじめられてきたんで」

乾いた笑いを漏らし、本気の目をアリアがしていた為、一同はそれ以上つっこまなかった。

「ごほんっ」

それまで黙っていた老婆、マシュマロが咳払いをする。

「犠牲は出てしまったが、あなた方のお陰で、街はシックスギアの驚異に晒されずに済んだ。礼を言うよ」
「‥‥いやはや、自分は吹き飛ばされて役に立たずでした」

レンジロウが落胆するように言うと、

「そうよ!こーんな鎧を着てるくせに、見かけ倒しですのねっ」
「うぐぅ‥‥」

ウェザの言葉にレンジロウは大きな体を小さく丸める。そんな彼の背中をエクスはぽんぽんと叩き、ウェザを見つめた。

「君の治癒術をこの目で見て、やはり俺には君の力が必要だ。この先、シックスギアと対峙する可能性は大いにある‥‥一度は断られたが、どうか、力を貸してくれないだろうか」

エクスはそう言い、フードを外す。
レンジロウとアリアは初めてエクスの顔を見た為、彼が右目に眼帯をしていることが気になりつつ、なんの話だろうと不思議そうな顔をした。
ウェザは俯き、

「少し、考えさせてほしいの。あたくし、シックスギアを初めて目にしたけど、確かに野放しにはしておけないと感じたわ。けれど、さっきの戦いを見て、あなたが奴らに勝てる可能性は限りなくゼロだわ。あたくしの治癒術があっても、なんの役にも立たない。あなたは妹を助けたいかもしれないけれど‥‥」

君の言う通りだと、エクスは頷き、

「わかっている。俺は弱い。だが‥‥今は、妹を助けたいだけじゃない。傷つく人々をこの目で見て、過去の人々が築き、父が守った世界が‥‥こんな風になってしまったことが許せない。俺は父の息子として、ウィシェ・ロンギングとして、父の遺志を継ぎたいんだーー!」

なんの罪のない人々が殺められ、犯され、連れ去られ、更には空まで脅かす。
まるで地獄に成り果てようとしているこの世界を、王子として、黙って見ていることは出来ないと感じた。

「へ‥‥?ウィシェって‥‥」
「えっ、エクス殿‥‥?」

アリアとレンジロウは目を丸くし、ポカンと口を開ける。エクスは二人に振り向き、困ったように微笑んだ。


ーー数分後‥‥

「おおおおおおお王子様とは露知らず!!事情も知らず王殺しとか噂して申し訳ありませんでしたぁぁぁぁぁぁ!?」
「じっ、自分も!!!!!妹君を悪く言ったり、いろいろと気さくに、無礼を働いてしまいっ‥‥しっ、しかし、どうか命だけは‥‥!」

なんて、エクスとシーカーから真実を聞かされたアリアとレンジロウは勢いよく土下座した。

「まっ、待ってくれ!頭を上げてくれ。命を取るわけないだろう!それ以前に、お前達二人は恩人だ」

エクスは慌てながら言うが、王子を前に、レンジロウとアリアは普通に接することはできない。

「レンジロウ。さっきお前を雇いたいと言ったことを覚えているか?」
「あっ、はっ、はいであります!」
「教会でも、さっきも、お前はシックスギアを前に臆することなく、勇敢に立ち向かった。そして、ウィシェのことも評価してくれた。俺はお前の勇気を買いたい」

レンジロウは瞬きを数回し、

「も、もしや、自分に仲間になれと?しかし、ご覧になられたでしょう!立ち向かっても、さっきのように死ぬまでです!ウェザ殿のお陰で生きていますが‥‥」
「いや。一緒に戦ってほしいわけじゃない。お前には娘がいる。死に晒すようなことはしない。ただ、お前を見ていたら、勇気を貰えた。勝てないとわかっていても真っ先に走る姿を見て、俺は民を守らねばならないと意識した」

ギュッと拳を握り、

「王になるのはまだまだ先だと思っていた。ただ、剣と学を学ぶだけで、ぬくぬく育った子供だった‥‥だが、父と母がいない今、妹を取り残してしまった今‥‥俺が守らねばならないんだ‥‥世界を。だが、勇気がない。だから、うまく言えないんだが、お前の勇気を側で見たいんだ。お前がいたら、俺も無謀に走れる気がした」

そこまで言って、エクスは自分がめちゃくちゃなことを言っていることに気づき、恥ずかしそうに視線を落とす。
レンジロウはそんな王子を見つめた。
しかし、目の前にいるのは子供だ。普通の、小さな少年だ。

「‥‥エクス殿。王子であるからと言って、全てを守ろうとしなくていいのですぞ。あなただって多くを奪われたではありませんか。奪われ、罪を被せられ‥‥ですが、復讐ではなく、恨むでなく、何かを守りたいと言ったあなたは、やはり、いや、真に王族なのですな」

レンジロウは静かに目を閉じ、そして敬礼をして、

「自分はきっと、これからもシックスギアを見る度に立ち向かってしまうであります!ですから、エクス殿の仲間であろうとなかろうと、それは変わりません。勝てないとわかっても、死ぬとわかっても、自分はイノリが生きる世界を守りたいであります!ですからーーこんな足手まといで良ければ、雇ってほしいであります!」

声を大にして、そう宣言した。

「ええっ、嘘でしょう?」

アリアは顔をひきつらせ、

「そうよ!自分から死にに行くようなマネするなんて、呆れるわ」

ウェザはブーイングを飛ばす。

「ふむ。私としては、貴女も戦力に加えたいんですがね」

と、シーカーがアリアに言うので、アリアは目を丸くした。

「貴女がいれば、リダの相手を任せれそうですし」
「いやいやいや!奴は次に会った時、私のことなんか忘れてますよ。シスターのことも忘れてたでしょう?奴はその一瞬が楽しければいいんです。だから、私を巻き込まないで下さいよ」

必死に両手を振り、アリアは拒否の意思を示す。

「えー?惚れ込まれてたじゃない」

ウェザが言うと、

「奴は強い男と戦うのが好きなんです。たとえば、王子様がリダと対等に戦えるようになったら、今度は王子様がキッスされるかもしれないってことですよ。イノリさんのお父さんだって!」

アリアの言葉に、エクスとレンジロウは顔を青くした。

「あっ‥‥アリア殿、やけにリダに詳しいですな」

レンジロウに言われ、アリアは面倒臭そうに頭を掻き、

「四年前にちょっと因縁がありましてね。天使と人間のハーフである奴からしたら、四年前の出来事なんか何一つ覚えちゃいないでしょう。奴は何一つ変わっちゃいない。偶然立ち寄った村で男を殺し、人間の女性を犯した。私や村人は、それを見ていることしか出来なかった。奴にはルールがあるんです。人間の女性しか犯さないって」
「なぜなの?」

天使と魔族のハーフであるウェザが聞けば、

「人間以外の女は、見た目と違ってババアな可能性が高いからーーです」
「はぁあああ!?誰がババアですって!?」

ウェザは思わずアリアの前まで行き、彼女の胸ぐらを掴んだ。

「私が言ったんじゃないですよ!‥‥そう。それで、あの頃の私は髪も長くて、まあ、今より女の子らしかったと思うんです。奴は自分好みの女性を選びながら、私になんて言ったと思います?」

アリアはニッコリと笑い、エクス達に問い掛ける。しかし、誰も答えない。答えてはいけない雰囲気だった。

「‘ブスは論外’ですよ?ブスって言ったんですよ?ははは、ハハハハ!!!それがなんです?四年越しに私の知り合いを犯して、四年越しに忌々しい再会をすることになって、私を男だと思い込んで気に入られるってどんな皮肉ですか!?奴とは初対面のフリして冷静に対処しましたが、ああああああああ気持ち悪い!!!!!見たくもない!!!!!ですから、金輪際リダともシックスギアとも関わらない!ええ、関わりませんよ!?」

頭を抱えて叫ぶアリアに掛けてやる言葉が見つからない。しかし、放っておくわけにもいかず、

「俺はお前をブスだとは思わないぞ。確かに男だと勘違いしてしまったが、ブスなわけじゃない。女の子だとわかったら、そう見える」

エクスはそう言った。しかし、フォローしているようでフォロー出来ていない気がすると、シーカーはため息を吐き、レンジロウはハラハラする。だが、

「ええっ‥‥!?そっ、そう、ですか?私、かわいいですか!?おっ、王子様にそう言ってもらえたら、なんだか勇気が出てきました」

エクスは一言もかわいいなんて言っていないが、アリアは頬を染め、嬉しそうにエクスを見た。なんの勇気が出たんだとエクスは首を傾げる。

「‥‥ウィシェ王子はおっとりした方だと聞いてたけど、あれは天然なんじゃないかしら」

ウェザはぼそりと言った。

「あっ!いやいや、だからって手を貸すわけじゃありませんよ?まあ、報酬次第ですね。何事もお金が大事ですから。でも、せっかく王子様だけど、今は報酬貰えなさそうですね、残念」
「お前はなぜ、そんなに金が必要なんだ?」
「別に理由はありませんよ。お金が好きなだけです」

そう言ってアリアは玄関の方へ行き、

「仕事があるのでもう行きますね。まあ、もし報酬を頂けるんなら、その時は依頼を下さい。シックスギアと戦うのはごめんですけどね」

ヒラヒラと手を振って、家の中から出て行った。

「まあ、当たり前よね。普通の人は手を貸すわけないわ。どこぞの変わり者のおじ様と違ってねぇ」

ウェザはレンジロウを横目で見る。

「王子‥‥いや、エクスさん」

マシュマロが口を開いたので、エクスは彼女に振り向いた。

「英雄の剣と魔剣、聖剣のことは知っているね?」
「ああ。伝承の中で‥‥だが。三本とも、何百年も前に失われたのだろう?」
「ええ。三本の剣は砕け散り、光となって世界を救ったと、父と母は言っていた。今から話すのは、噂話だから真実かはわからないが‥‥」

マシュマロは真剣な表情をし、この近くにある村、アイスビレッジは知っているね?と、エクスに尋ねる。もちろん知っているが、確か、ノルマルがそこから来たと言っていたことを思い出す。

「最近になって流れてきた話なんだがね、三本のうち、どの剣かはわからないが、その欠片が見つかったと言われていてね。その欠片から剣を再構築し、アイスビレッジに隠されているらしい。デマかもしれない。だが、本当であれば、その剣は強力な力を秘めているはず」
「なるほど‥‥シックスギアに対抗できる、と」

シーカーは理解し、しかし、すぐに黙りこんだ。

「ですが、シックスギアと戦うことになるかはわからないでありますよね?」
「ああ。さっきみたいな出来事に出会わなければ。あとは戴冠式の日だ。予想では、シックスギア全員その場に集まると思う。シーカーとも話したが、奴等との接触を避けてソートゥを救いたい。だが、どうなるかはわからない。力は必要だ」

ギッ‥‥と、鉄の拳が軋む音がする。俯くエクスの肩をレンジロウはぽんぽんと叩き、

「妹君のこと、心配ですな‥‥」

と。姿を見せない、安否すらわからない。ソートゥに関することは戴冠式の情報しかない。

「‥‥」

エクスはマシュマロに振り返り、

「マシュマロ、色々と情報感謝する。さっそく、アイスビレッジに行くよ」
「いいえ。父ならば、真っ先にあなたに協力したことでしょう。父は昔、母と敵対関係にあったんです。種族間だけでなく、同種族にも争いはあった」

マシュマロは若き日の父と母の写真を見つめ、

「でも、父と同じ境遇の人間の少年がいた。大切な友達を取り戻す為に駆けた少年。その少年に感化され、父は母を取り戻せたと言ってね‥‥その少年は、種族を越え、人々が前に進む為に手を貸すと、共に新しい人生を歩んで、新しい未来を作ろうと。三種の種族に希望を与えたそうだよ。だから、私は戦えはしないけれど、未来の為にウィシェさん。あなたに協力したい」

ウィシェは頷き、マシュマロの小さくしわくちゃな手を優しく握りしめた。温もりが伝わってくる。
シーカーはその光景を見た後、部屋に飾られた写真の数々を見つめた。


「じゃあ、ウェザ。考えていてくれ」

ハルミナの街を発つことにしたエクス達は、街の外まで見送りに来た彼女に言う。

「‥‥あなた達が強くなったら考えてあげるわ。治癒術だけが最強じゃ、勝てないですわよ!」

と、エクスとレンジロウを指差した。

「エクス殿!自分も頑張るであります!せっ、せめて、敵に吹き飛ばされないぐらいには‥‥あっ、ですが、魔物対峙なら出来るでありますよ!シックスギアが例外なだけで‥‥」
「わかってる。奴等は規格外だ」

必死に言ってくる彼に、思わずエクスは苦笑する。

「じゃあね、エクス様、おじ様、眼鏡様!」

ウェザはそう言って大きく手を振った。

「シーカー殿、眼鏡様と呼ばれてましたね」
「眼鏡がなくなったらどうするんですかねえ?」
「ははは。しかし、シーカー殿とエクス殿の親子話が嘘だったことにも驚きましたが、瀕死のエクス殿を治療した術、凄いでありますな」

レンジロウの言葉にシーカーは頷き、

「忌々しい力ですが、彼を助けれて良かったですよ。いや‥‥ただの、自己満足ですがね。エクスにとって、これで本当に良かったのかはわかりません」
「?」

シーカーは前を歩くエクスの背中を見つめる。王子というだけで、それがなければなんの力も持たない普通の人間。そんな彼がどこまでいけるのかーー‥‥
氷竜が舞う空を見上げ、白い息を吐いた。
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