おさななじみ

おさななじみ2

「ねぇ、小夏」私は声をかけた。

「なに？遥」

「昨日さ、クラスの女の子に告白されてたよね。なんで断ったの？」私は思わず聞いてしまった。小夏は答えてくれなかった。

そこから、私達は卒業まで話さなかった…。いや…話せなかった。

数年後…。

小夏くんから連絡がきた。会いたいって…
「なに？小夏くん」私は言った。
「あ…えっ…と、俺ずっとお前のこと好きでさ、付き合ってくれねぇか？」
「えっ…」私は驚いた。好きな人ってまさか私なのかな…。
「ダメか？」首を傾げ
「いいよ。付き合おっか」微笑みながら言う。
そこから私は小夏くんとお付き合いし出した。