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第27話 謁見
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ここはルミナス国王陛下の謁見の間だ。
俺はルミナス陛下を前にしている。
そんな中、何故か究極の質問をされている。
いやいや、こんな時に何が正解なのか。
俺は答えが分からない……
「マリアを貰い受けたいか?」
「は?」
言っている意味がわからない。
この人は、何を言っているんだ?
「マリアを嫁にしたいか」
ちよ、ちょっと待ってくれ。
これは陛下との謁見だよな。
当然周りには大臣やらルミナス要人が集まっている。
「あの、したいです」
うわあああ、もう少し言い方があるだろう。
突然の質問に対して、
そのまま返事をしてしまった。
もうこの後の事は知らん。
嫁にしたいから、したいと言ったのだ。
「では、マリアとの婚約を許可しよう」
「へ?」
俺は一瞬だが頭が空っぽになる。
婚約って何だっけ?
俺と陛下で意味が違っていたりするのかな?
酷い混乱状況の俺を察して父上が、
代わりに陛下に話す。
「へ、陛下、この者の父として、
失礼ながらも質問をさせて頂く事を、
お許しください」
「ゲイルよ、許そう」
「あの、男爵の息子で、
更にまだ貴族でない者にマリア殿下と、
婚約する権利があるのでしょうか」
「ははは、それか…
それならば間違いなく権利はある。
クリスよ、最近得たスキルは何だ?」
「あ、あの、覇王ですが……」
すると、この場に居合わせた大臣達が騒ぎ出す。
謁見中だと言うのに興奮して涙する者もいた。
「静粛に…」
陛下がその者たちを宥めていく。
それほどに覇王というスキルは注目を集めている。
「覇王、だと…」
父上も俺の発言を聞いて驚愕している。
「あの、それで何故俺に権利が」
「覇王はな、初代国王の伝説のスキルだ。
だが世代が変わると共に失われ、我々は、
500年かけて覇王開眼を目指してきた」
驚愕の事実に俺は驚きを隠せない。
とんでもないスキルを得てしまった。
俺は事実に頭が追いつかず、
ふらついてしまう……
「公にしてないが、強力なスキル保有者と
政略結婚を繰り返し覇王を生み出そうと
してきた。シャルロットやマリアも次期に
そうなるはずだった」
「あの、そんな大層なスキルが俺に」
「マリアは嫌いか?」
ふとマリアについて質問される。
その瞬間、王の空気が変わる。
ルミナスの王である威厳が俺へと向けられる。
「心から愛しております」
「ならば良い!ここで断ったら、
我は其方を殺していたぞ」
はっはっはと笑いながら言いのける陛下。
俺は、選択を誤っていた場合の末路を想像して震えが止まらない。
戦いも含めた中で過去最大レベルの生命の危機だったのではないか。
「正直言うと、ゲイルの息子と聞いて
安心して任せられるのもある…
どこぞの馬の骨とも分からんやつに、
マリアをやりたくはないからな」
「陛下、質問に対する回答感謝致します!
まだまだ不出来な息子ではございますが、
引き続き私も命をかけてマリア殿下に、
ふさわしい男へ育て上げてまいります」
「ゲイルよ、我は其方を信頼しておる!
これからも頼んだぞ」
ちょ、ちょっと待て!
これって上手く縁談がまとまっている?
俺とマリアの婚約が今、この瞬間に認められたって事?
更にその場に居合わせるマリアが口を開く。
俺の焦る姿に不安になったのかもしれない。
「クリス、私と婚約するのは嫌ですか?」
「な、何を仰っているのですか!
私の夢でした、一緒になれる事が、
今も夢の中にいる程に私は幸せなのです」
「ほう…」
マリアへの対応の中でも俺は、ルミナス国王から試されている。
発する一言に気をつけなければならない。
「女への器量も良しか!
ならば尚のこと良い…
マリアを頼んだぞ」
「この命にかけて、
マリア殿下を幸せにいたします」
「まずは、一つ目の話が片付いたな」
こ、これで解散ではないのか?
だいぶ大きな話だったぞ!
婚約の話でもうお腹いっぱいだ。
「覇王のスキルについてだ…
ルミナスの歴史と今後について話す」
500年前、人類と魔王の戦争である魔大戦。
その魔王を倒したのがルミナス初代国王だったのだ。
覇王スキルを持つ初代国王、
そして国王を守る沢山の仲間達。
精鋭達による部隊が魔王軍と衝突し、
犠牲を払いつつも勝利した。
その中でも「覇王」スキルは魔王討伐に重要な意味を持っていた。
王家だけに伝わる伝承により、
何としても覇王スキルを開眼させるようにと受け継がれてきた。
そして、その所持者が目の前に現れた。
「迫る魔王復活に向けて準備が必要だが、
まず最大の悩みの覇王が解決したのだ!
一つ言っておくが、
其方は今日より国宝扱いだからな」
「へ?私が国宝ですか?」
「当たり前だろう!其方が死ねば、
我らルミナスは覇王を求めて、
また歴史を繰り返さなければならない」
「た、確かにそうですね……」
世間に出ることの無かった王族のしきたり。
歴史と共に覇王スキルを求めて、
王族は政略結婚を繰り返してきた。
「まあ悪いようにはしない。
マリアの婿だからな……
全てを束縛するような真似はしないさ」
「ルミナスに貢献出来るよう尽力致します」
俺はこれでも元プロジェクトのマネージャーだった男だ。
そのため、こんな時の対応もして…
いるわけないだろう!!
とにかく印象を下げないように、
この場を乗り切るのを最優先するしかない。
「まあ、この後の夕食は歓迎会含めて祝言だ
お互いの家の親しい者を集めて、
お祝いをしようじゃないか」
「はい?」
こ、この後お互いの家の親しい者を集めてお食事会だと?
大丈夫なのかと父上の顔を見る。
父上は素知らぬ顔で陛下に跪く。
「か、かしこまりました…
有り難き幸せでございます」
と、とんでもない事になってしまった。
リーナも参加させる事になるぞ!
驚き過ぎて倒れるんじゃないか?
ふとアリスの様子を見ると白目を剥いている。
正直、マリアと結婚できるのは嬉しい。
いや、超と付けても良いくらいに嬉しい。
嬉しいがこれが俗に言う、結婚まで進む時は恐ろしいくらいに早く進むと言う事なのだろうか。
「それでは褒美についてだが、
まずはクリスよ」
そこから先の話は正直よく覚えていない。
物事が進み過ぎて、俺の頭はオーバーヒートしてしまったようだ。
元プログラマーだったので頭は良くできていると思っていたが。
後から父上に聞いた話だと、
俺は貴族として男爵になった。
土地を持たない名誉貴族だ。
更に15歳になると特別に伯爵地位になる。
これはマリアと結婚するための特別措置だ。
そしてその名目は剣聖セシルを倒し、
このルミナスを救った英雄。
さらに覇王スキル所持者という事らしい。
今後の進路について魔法学園を目指すつもりだったが、
魔法学園が崩壊してしまった。
それについてはシャルロット殿下から提案があるそうだ。
後の食事会の時に詳しく話される。
今日は一日で何もかも進んでしまった……
更に2時間後、別会場で食事会が開催される。
もうこうなれば堂々とした方が良さそうだ。
マリアと幸せな日々が送れるなら、
嬉しい悲鳴なのかもしれない。
そう心の中で思いながら、
一度レガードの屋敷に帰宅した。
俺はルミナス陛下を前にしている。
そんな中、何故か究極の質問をされている。
いやいや、こんな時に何が正解なのか。
俺は答えが分からない……
「マリアを貰い受けたいか?」
「は?」
言っている意味がわからない。
この人は、何を言っているんだ?
「マリアを嫁にしたいか」
ちよ、ちょっと待ってくれ。
これは陛下との謁見だよな。
当然周りには大臣やらルミナス要人が集まっている。
「あの、したいです」
うわあああ、もう少し言い方があるだろう。
突然の質問に対して、
そのまま返事をしてしまった。
もうこの後の事は知らん。
嫁にしたいから、したいと言ったのだ。
「では、マリアとの婚約を許可しよう」
「へ?」
俺は一瞬だが頭が空っぽになる。
婚約って何だっけ?
俺と陛下で意味が違っていたりするのかな?
酷い混乱状況の俺を察して父上が、
代わりに陛下に話す。
「へ、陛下、この者の父として、
失礼ながらも質問をさせて頂く事を、
お許しください」
「ゲイルよ、許そう」
「あの、男爵の息子で、
更にまだ貴族でない者にマリア殿下と、
婚約する権利があるのでしょうか」
「ははは、それか…
それならば間違いなく権利はある。
クリスよ、最近得たスキルは何だ?」
「あ、あの、覇王ですが……」
すると、この場に居合わせた大臣達が騒ぎ出す。
謁見中だと言うのに興奮して涙する者もいた。
「静粛に…」
陛下がその者たちを宥めていく。
それほどに覇王というスキルは注目を集めている。
「覇王、だと…」
父上も俺の発言を聞いて驚愕している。
「あの、それで何故俺に権利が」
「覇王はな、初代国王の伝説のスキルだ。
だが世代が変わると共に失われ、我々は、
500年かけて覇王開眼を目指してきた」
驚愕の事実に俺は驚きを隠せない。
とんでもないスキルを得てしまった。
俺は事実に頭が追いつかず、
ふらついてしまう……
「公にしてないが、強力なスキル保有者と
政略結婚を繰り返し覇王を生み出そうと
してきた。シャルロットやマリアも次期に
そうなるはずだった」
「あの、そんな大層なスキルが俺に」
「マリアは嫌いか?」
ふとマリアについて質問される。
その瞬間、王の空気が変わる。
ルミナスの王である威厳が俺へと向けられる。
「心から愛しております」
「ならば良い!ここで断ったら、
我は其方を殺していたぞ」
はっはっはと笑いながら言いのける陛下。
俺は、選択を誤っていた場合の末路を想像して震えが止まらない。
戦いも含めた中で過去最大レベルの生命の危機だったのではないか。
「正直言うと、ゲイルの息子と聞いて
安心して任せられるのもある…
どこぞの馬の骨とも分からんやつに、
マリアをやりたくはないからな」
「陛下、質問に対する回答感謝致します!
まだまだ不出来な息子ではございますが、
引き続き私も命をかけてマリア殿下に、
ふさわしい男へ育て上げてまいります」
「ゲイルよ、我は其方を信頼しておる!
これからも頼んだぞ」
ちょ、ちょっと待て!
これって上手く縁談がまとまっている?
俺とマリアの婚約が今、この瞬間に認められたって事?
更にその場に居合わせるマリアが口を開く。
俺の焦る姿に不安になったのかもしれない。
「クリス、私と婚約するのは嫌ですか?」
「な、何を仰っているのですか!
私の夢でした、一緒になれる事が、
今も夢の中にいる程に私は幸せなのです」
「ほう…」
マリアへの対応の中でも俺は、ルミナス国王から試されている。
発する一言に気をつけなければならない。
「女への器量も良しか!
ならば尚のこと良い…
マリアを頼んだぞ」
「この命にかけて、
マリア殿下を幸せにいたします」
「まずは、一つ目の話が片付いたな」
こ、これで解散ではないのか?
だいぶ大きな話だったぞ!
婚約の話でもうお腹いっぱいだ。
「覇王のスキルについてだ…
ルミナスの歴史と今後について話す」
500年前、人類と魔王の戦争である魔大戦。
その魔王を倒したのがルミナス初代国王だったのだ。
覇王スキルを持つ初代国王、
そして国王を守る沢山の仲間達。
精鋭達による部隊が魔王軍と衝突し、
犠牲を払いつつも勝利した。
その中でも「覇王」スキルは魔王討伐に重要な意味を持っていた。
王家だけに伝わる伝承により、
何としても覇王スキルを開眼させるようにと受け継がれてきた。
そして、その所持者が目の前に現れた。
「迫る魔王復活に向けて準備が必要だが、
まず最大の悩みの覇王が解決したのだ!
一つ言っておくが、
其方は今日より国宝扱いだからな」
「へ?私が国宝ですか?」
「当たり前だろう!其方が死ねば、
我らルミナスは覇王を求めて、
また歴史を繰り返さなければならない」
「た、確かにそうですね……」
世間に出ることの無かった王族のしきたり。
歴史と共に覇王スキルを求めて、
王族は政略結婚を繰り返してきた。
「まあ悪いようにはしない。
マリアの婿だからな……
全てを束縛するような真似はしないさ」
「ルミナスに貢献出来るよう尽力致します」
俺はこれでも元プロジェクトのマネージャーだった男だ。
そのため、こんな時の対応もして…
いるわけないだろう!!
とにかく印象を下げないように、
この場を乗り切るのを最優先するしかない。
「まあ、この後の夕食は歓迎会含めて祝言だ
お互いの家の親しい者を集めて、
お祝いをしようじゃないか」
「はい?」
こ、この後お互いの家の親しい者を集めてお食事会だと?
大丈夫なのかと父上の顔を見る。
父上は素知らぬ顔で陛下に跪く。
「か、かしこまりました…
有り難き幸せでございます」
と、とんでもない事になってしまった。
リーナも参加させる事になるぞ!
驚き過ぎて倒れるんじゃないか?
ふとアリスの様子を見ると白目を剥いている。
正直、マリアと結婚できるのは嬉しい。
いや、超と付けても良いくらいに嬉しい。
嬉しいがこれが俗に言う、結婚まで進む時は恐ろしいくらいに早く進むと言う事なのだろうか。
「それでは褒美についてだが、
まずはクリスよ」
そこから先の話は正直よく覚えていない。
物事が進み過ぎて、俺の頭はオーバーヒートしてしまったようだ。
元プログラマーだったので頭は良くできていると思っていたが。
後から父上に聞いた話だと、
俺は貴族として男爵になった。
土地を持たない名誉貴族だ。
更に15歳になると特別に伯爵地位になる。
これはマリアと結婚するための特別措置だ。
そしてその名目は剣聖セシルを倒し、
このルミナスを救った英雄。
さらに覇王スキル所持者という事らしい。
今後の進路について魔法学園を目指すつもりだったが、
魔法学園が崩壊してしまった。
それについてはシャルロット殿下から提案があるそうだ。
後の食事会の時に詳しく話される。
今日は一日で何もかも進んでしまった……
更に2時間後、別会場で食事会が開催される。
もうこうなれば堂々とした方が良さそうだ。
マリアと幸せな日々が送れるなら、
嬉しい悲鳴なのかもしれない。
そう心の中で思いながら、
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