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店長さんとお父さんpart2

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 「えっ?店長さんがお兄ちゃん?えっ?」

えーーーーーちょーーーーびっくり⁉︎

でもたしかに神条って言う苗字は珍しいし、言われてみると目が似てる~。わー気づかなかった~

するとカウンター席から

「えー、真希の弟⁉︎嘘だろ⁉︎」

「マジで。真希さんの弟。顔、全然違いますよ。月とすっぽんじゃないすか⁉︎」


たしかに月とすっぽんだよね~僕がすっぽんだよね~知ってるよ~。でもねー、正直にそんなこと言われると結構傷つくよ?

「おい、まさか愛人との子なのか⁉︎」

「な訳ないだろ!この子は私と芽実が引き取った子だ!次、ふざけたことを言ってみろ⁉︎お前とは本気で縁を切ってやる!」

「僕は孤児院でお父さんとお母さんに引き取ってもらったんです。ね?お父さん。」

「あぁ。そうだ。俺は芽実以外愛することはない。天、お前は私達と血は繋がっていないがしっかり愛してるからな⁉︎」

愛……か…僕には愛とかそう言うの分からないからそう言われても困るんだけどな~

「うん。ありがとう、お父さん。」

愛か…愛……ね~、人間は所詮、金だろ?
今まで、殺してきたやつもそうだった。

「天お兄ちゃん、もうみんな食べ終わったよ!次は公園に行こう!」

「私、ブランコに乗りたーい。」

「千春が乗るなら私も乗る…」

「じゃー男はサッカーやろうぜ!」

「はいはい、わかったから。そんなに動くと吐いちゃうよ~!」

「あのー、店長さん、お会計お願いします。」

「天はもう帰るのか?」

「はい。お父さん、今から子供達と公園に行ってきます。」

「そうか。気をつけなさい。芽実も変な輩に絡まれてないか心配してたからな。」

「そんなに心配しなくても大丈夫なのに~。僕、こう見えて結構強いんですよ~。自分の身は自分で守れますから!」

「ん~、だとしてもな~。まーなんかあったらすぐに連絡しなさい。」

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