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空席part4

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 悪崎はそう言い僕の2個前の席に座った。はー、マジで最悪だな~。


「そーいえば、新(しん)はどうした?遅刻か?」


「たぶん、夜遅くまで女と遊んでたんじゃない?わからなーい」

「お前ら、仲間だろうが!」

「昨日、すごく機嫌悪かったの!だから昨日新がどこにいたかなんて知らなーい!」

「そうそう、知らなーい」


うわー、すごーい。双子がいる~性格が悪そうなところもなんか似てる~笑笑
それにしても話が長いな~







キーンコーンカーンコーン
「……以上で話を終了する。1時間目は自習だからな~」

自習か~何しようかな~……そうだ!結ちゃん達とスイーツの話でもしとこう。


「結ちゃん~とその仲間たち~」


「ちょっ、天~その仲間達ってどう言う言い方しちゃってんの!」

「うちら、ちょー気づついた~」

「笑笑ごめんって」

「本当に反省してる?かわいいから許してあげるけど~」

「ははっありがとう。可愛くないけど」

「ったく。これだから無自覚は…」

「そういえば、知ってる天?新しくできたスイーツ屋さん………」

僕は結構、いや、めっちゃ甘党派である。120年も食べていなかったスイーツを久しぶりに食べたらめっちゃくちゃハマった。僕が甘いものが好きだとお母さんが知るとお母さんもスイーツが好きだから一緒にスイーツ店をよく回っている。それに今時の女子高生の情報力はとてもすごい。それにこの子達はとても優しい子たちだ。

この前髪と瞳が生まれた時からだと教えると

「へーアルビノ?みたいな感じ?凄いね~うちら初めて見た。」

「だからそんなに肌が白いの?羨ましい~」

僕は初めて言われた言葉にとても戸惑った。いつもは化け物と呼ばれていたから。天使とか羨ましいとか言われたことがなかったからちょっとだけ心の底から笑えるような気がした。


僕と結ちゃん達が仲良く喋ってると


「神条くんって~天っていうの~?この子達も名前で呼んでるんだからリィリも天くんって呼んでいい?ダメ~?」

「はー天はあんたに名前で呼ばれたくないって言ってるんでしょ!」

「そうよ!てか、話を中断させないで!」


「うわーん。ひどい~リィリはただ天くんと仲良くなりたいだけなのに~」

うわー、なんで泣くの?これって僕のせいになるの?てか目立ちたくないのに大きい声で泣かないでよ!

「どうした、梨里杏?」

「あのね、あのね。この子達がいじめてくるの!私はね、ただね、天くんと喋りたかっただけなのに……うえーン」

「「リィリっち大丈夫?」」

「あなた方、梨里杏さんに何をしたんですか?」

うわーなんかめんどくさいことになってるよ~なんで天龍のみんながこっちにくるんだよ~(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
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