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6 政策分類図
しおりを挟む『文明の星』理論(仮説)では、
文明の六要素に加え、技術と政策の内部分類も
対称的・合理的に説明できます。
この図では政策の側の分類を示しました。
文明活動の本体である経済・社会活動を、
豊かにするのが技術、
健全に保つのが政策だとすると、
政策はその経路により、次の4つに分類できます。
(1)経済・社会政策……直接ルート
経済・社会活動に直接働きかけて、
人々の利害関係を調整することにより
健全に保つ、産業・金融・財政政策や
福祉・保険・労働政策です。
文明の発展に伴い、
制度・政策は分権化するので、
後述の技術的政策に続いて、
経済政策さらには社会政策でも、
民間団体や個人の役割が
増してきたと思います。
(2)人的資源政策……間接ルート
保健(公衆衛生)・教育政策のように、
政策の立案・支援・活用・改善を担い、
その実現を左右する人的資源を、
育成・確保する政策です。
保育は従来、児童福祉政策に
含まれてきましたが、
託児に加え教育・保健も含む形で、
この分野と重なる部分が増えています。
政治的事情から語り難い場合もありますが、
特に米国などの移民国家や富裕な国家では、
移民や外国人労働者の受入れ政策も
ここに含まれるかもしれません。
(3)行政管理政策……自助ルート
広い意味では経済・社会活動の一部ともいえる、
制度・政策の立案・実施自体を助ける技術です。
政府機関をひとつの小社会と見れば、
行政管理政策を予算配分や人材育成、
施設整備といった政策に分けて、
他の3つの政策区分に含めることもできます。
しかし、行政管理政策は他の政策を
実現する政策として重要であり、
また図7(社会工学的技術の分類図)では、
企画支援技術を分ける基準にもなるので、
ひとつの政策分野と見てよいと思います。
(4)技術的(いわゆるハード的)政策……互助ルート
同じく、広義では経済・社会活動の一部である、
技術の健全な開発・普及を助ける政策です。
この技術的政策はさらに、
相手方となる技術の種類に応じて、
3つに分けることができますが、
その分類については、図8で詳しく述べます。
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