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二章
10
旅は順調に進み、何度か休憩を挟みながら国境の街へ着くと、そこでも手厚い歓待を受けて、宿へ案内された。宿の食堂で、殿下はミルトゥ殿を隣に座らせて魔術談義に花を咲かせている。俺は魔術に関しては魔術師ほど詳しくないから会話に入っていけない。ただ黙って楽しそうな二人の様子を眺めることしか出来なかった。
今日は一日ずっと近くに居たのに、結局ほとんど言葉を交わすことなく終わってしまった。明日は人数も減るし今日よりは会話の機会が増えるだろうと自分を励ました。
今はまだ沢山の騎士たちがいる。今日の護衛は彼らに任せて明日に備えて早く休む事にした。
翌日の朝、街を出発すると大きな門が見えてきた。これがフォンタニエ王国とロートベルグ王国の境にある国境門だ。この先が隣国の領地だ。俺とドゥメルグ隊長以外の騎兵はここまでだ。少し緊張しながら国境門を超えて隣国へ入った。門をくぐった先の道の脇に軍服に身を包んだ騎士たちが並んでいる。その一番手前に、一人だけ豪華な礼装姿の赤髪の青年が立っていた。
殿下の指示で馬車を止めると、青年は一歩前に踏み出した。
「ようこそ、ロートベルグ王国へ!」
「ランプレヒト! 久しぶりだね。元気してた?」
「ええ。ヴァレリーもお元気そうで何よりです」
馬車を飛び降りたヴァレリー殿下と固く握手をする青年は、ロートベルグ王国の第二王子、ランプレヒト殿下だった。3年前、最後に顔を合わせたときと同じ柔らかい笑顔ながら、その身に纏う堂々とした雰囲気は王家の風格を感じさせる。
「ここからは私たちが先導します。ついてきてください」
ランプレヒト殿下の馬車に続いて、ロートベルグ王国の王都へ向かった。
レンガ造りの建物が並ぶ王都の街並みを抜け、俺たちはロートベルグ王国の王宮へ入った。エントランスでは宰相が胡散臭いほどの笑顔を浮かべて待っていた。
「このまま謁見の間へご案内します」
宰相とランプレヒト殿下に続き、王宮の中を歩く。しばらく進んで、赤い絨毯の先の一際豪華な扉の前で立ち止まった。
「殿下、フォンタニエ王国から王太子殿下が到着なさいました」
宰相が声をかけて扉を開けると、正面の席に座る二人の人影が目に入った。
ロートベルグ王国の王妃は4年前に逝去したし国王は病に臥せっているから、そこに座れる人間はいないはずである。しかし、王妃の席には煌びやかな宝石を身に着け、派手なドレスに身を包んだ壮年の女性が、王座にはがっしりとした体格の赤髪の青年が揃って座っていた。
「兄上、側妃殿下、お客人を案内してまいりました」
ランプレヒト殿下の言葉に頭を下げると、よいと声をかけられ顔を上げた。赤髪の青年――第一王子殿下は大仰に両腕を広げ、歓迎の意を表した。
「良く来てくれた。存分に寛いでくれ」
短い挨拶を終えて謁見の間を後にすると、宿泊する部屋へ通された。従者たちが寝室へ荷物を運び入れている間、ヴァレリー殿下はランプレヒト殿下とお茶をするようだった。
「殿下、問題ありません」
「ご苦労」
ドゥメルグ隊長が鑑定魔術で毒などが含まれていないか確認する。東の国から取り寄せたという黄金色のお茶は香ばしくどこか甘みがあるような、不思議な香りがした。
「まるで王にでもなったかのような素振りだったね。まだ立太子もしてないのに」
「きっと側妃殿下に焚き付けられたのでしょう。兄様はそういう所がありますから」
ランプレヒト殿下は困ったように眉を下げた。
連絡を取っていたとはいえ、3年ぶりに顔を合わせた二人の会話は尽きなかった。
見舞いは明日以降、陛下の体調次第ということなので、それ以外の時間はランプレヒト殿下の案内でロートベルグ王国の王都を視察すると決まった。
翌日、陛下の体調は思わしくないとのことで、昨日の約束通り今日は王都の視察をする事になった。視察といっても民の現状を把握するためには身分を秘匿した方が良いとはヴァレリー殿下の弁で、平民の格好をしながらお忍びで街に出ることになった。ヴァレリー殿下とランプレヒト殿下の他にこちらからは俺とドゥメルグ隊長、そしてミルトゥ殿が、向こうは2名の騎士が護衛としてつくから全部で7人というなかなかの集団になった。
丸いキャスケットに長い髪を収めたミルトゥ殿は、トラウザーズをとめるサスペンダーと相まって、いつもより幼げに見える。それでいて白いうなじに後れ毛が一筋流れている様子がどこかアンバランスで、俺は思わず目を逸らした。
ランプレヒト殿下の護衛を先頭に、殿下たちを囲むように並んで王都を散策する。整然とした街並みは一見美しかったが、よく見ると道路の端にはゴミがたまっており、街路樹も伸び放題になっていた。
「先月から街の景観維持に関する予算を減らしたとは言っていましたが……」
行きかう人々もどこか暗い表情をしている。歩きながら周りを見渡していると、肉屋の前で掃除をしている男性がこちらを見た。
「お、ライリー! 久しぶりだな!」
ランプレヒト殿下は普段からお忍びで街に出て、ライリーと名乗っているらしい。殿下は自然な笑みで男性に話しかけた。
「やあ。景気はどうです?」
「駄目だねぇ。この前、掃除夫が一斉に解雇されたろ? あれをきっかけに消費が落ち込んでてさ。この街は王国に雇われてるやつが多いから、みんないつ解雇されるか分からないってんで貯めこむようになっちまったんだよ」
「そうですか……」
「国王陛下が臥せってからはずっとこんな感じだな。次の王は第一王子殿下になるって噂だが、この様子じゃあまり期待できねえな」
ランプレヒト殿下は男性に礼を言ってその場を後にした。
「お恥ずかしい所をお見せしました。ですがこれが現状です。私はこの現状を変えてみせます。いつか、必ず」
ランプレヒト殿下は拳を握りしめ真っ直ぐ前を見据えた。陰のある横顔は普段の様子とどこか違って見えた。
王宮に戻り、夕食を終えて自身に宛がわれた部屋に戻ろうとした時、ヴァレリー殿下の部屋の中から言い争いをする声が聞こえた。
「殿下! 何かありましたか!?」
ノックもそこそこに部屋に飛び込むと、殿下はソファの上で誰かの上に跨っていた。不味い現場に入ってしまったかと目を走らせると、そこに見えた艶やかな黒髪に思考が停止した。
「ご、誤解だ、フレデリック! 彼とは何もない!」
殿下が慌てて飛びのくと、下にいた人物――ミルトゥ殿はゆるゆると頭を振りながら上半身を起こし、手に持った紙の束を俺に差し出してきた。
「殿下からご説明があるそうです」
ミルトゥ殿の言葉に、ヴァレリー殿下は珍しく苦虫を噛みつぶしたような表情をしていた。殿下は一度目をつぶると、観念したようにまっすぐこちらを見た。
「……分かったよ。僕がこの国に来た目的を話そう。アルフレッドも呼んでくれ」
「襲撃の計画、ですか?」
「ああ。第一王子たちは俺を襲ってその罪を第二王子に被せ、廃嫡に追い込むつもりらしい。何とも朴訥な計画だよ」
ランプレヒト殿下の間諜が掴んだ情報によると、明日の夜この部屋にランプレヒト殿下の紋章を持ったならず者が襲撃に来るそうだ。ヴァレリー殿下自身も密偵を放った結果、この資料を手に入れたらしい。
「だがいい機会だと思ってね。君たちも見ただろう? 王都の街中の様子を」
確かに昼間見た王都は一見美しい街並みながら活気はなく、どこか寒々しい印象だった。それに肉屋の男性の話。この国の経済は思った以上に悪い状態らしい。
「ランプレヒトならいい王になる。本人もそのつもりだし、そのお手伝いをしてあげようと思ったんだ」
ミルトゥ殿は深くため息を吐くと、ジトっと殿下を見つめた。
「殿下は御身に怪我をさせてならず者を捉える計画を立てていたそうですが、そんな事をしたらロートベルグ王国との戦争待ったなしですよ。もう少しよく考えてください」
「全くです」
すかさずドゥメルグ隊長も同意する。
「でも、その方が手っ取り早いだろ? 必ず戦争になるとも限らないし。ね、フレデリック?」
「ミルトゥ殿とドゥメルグ隊長の言う通りです。殿下の市井での人気を考えれば、殿下は良くても民は納得しませんよ」
俺の言葉にヴァレリー殿下は不服そうに眉を顰めた。
その後、ランプレヒト殿下を呼んで詳しく作戦会議をする事になった。ランプレヒト殿下はヴァレリー殿下のたくらみを全く知らなかったらしく、話を聞いてぎょっとしたように目を見開いていた。
「全く……だから私が止めてもこの国に来ようとしたんですか。ヴァレリーはとんでもないことを考えますね。私はそんなつもりで伝えたんじゃないんですよ」
「それは分かってるけど、向こうからしっぽを出してくれるんだ。乗らない手は無いだろ?」
ランプレヒト殿下は額に手を当てると、諦めたように頷いた。
「私としては助かるのですが、本当に良いのですか?」
「ああ。構わないしこれで恩を売っただなんて思わないよ。僕はただ友人に王になってほしいだけなんだから」
今日は一日ずっと近くに居たのに、結局ほとんど言葉を交わすことなく終わってしまった。明日は人数も減るし今日よりは会話の機会が増えるだろうと自分を励ました。
今はまだ沢山の騎士たちがいる。今日の護衛は彼らに任せて明日に備えて早く休む事にした。
翌日の朝、街を出発すると大きな門が見えてきた。これがフォンタニエ王国とロートベルグ王国の境にある国境門だ。この先が隣国の領地だ。俺とドゥメルグ隊長以外の騎兵はここまでだ。少し緊張しながら国境門を超えて隣国へ入った。門をくぐった先の道の脇に軍服に身を包んだ騎士たちが並んでいる。その一番手前に、一人だけ豪華な礼装姿の赤髪の青年が立っていた。
殿下の指示で馬車を止めると、青年は一歩前に踏み出した。
「ようこそ、ロートベルグ王国へ!」
「ランプレヒト! 久しぶりだね。元気してた?」
「ええ。ヴァレリーもお元気そうで何よりです」
馬車を飛び降りたヴァレリー殿下と固く握手をする青年は、ロートベルグ王国の第二王子、ランプレヒト殿下だった。3年前、最後に顔を合わせたときと同じ柔らかい笑顔ながら、その身に纏う堂々とした雰囲気は王家の風格を感じさせる。
「ここからは私たちが先導します。ついてきてください」
ランプレヒト殿下の馬車に続いて、ロートベルグ王国の王都へ向かった。
レンガ造りの建物が並ぶ王都の街並みを抜け、俺たちはロートベルグ王国の王宮へ入った。エントランスでは宰相が胡散臭いほどの笑顔を浮かべて待っていた。
「このまま謁見の間へご案内します」
宰相とランプレヒト殿下に続き、王宮の中を歩く。しばらく進んで、赤い絨毯の先の一際豪華な扉の前で立ち止まった。
「殿下、フォンタニエ王国から王太子殿下が到着なさいました」
宰相が声をかけて扉を開けると、正面の席に座る二人の人影が目に入った。
ロートベルグ王国の王妃は4年前に逝去したし国王は病に臥せっているから、そこに座れる人間はいないはずである。しかし、王妃の席には煌びやかな宝石を身に着け、派手なドレスに身を包んだ壮年の女性が、王座にはがっしりとした体格の赤髪の青年が揃って座っていた。
「兄上、側妃殿下、お客人を案内してまいりました」
ランプレヒト殿下の言葉に頭を下げると、よいと声をかけられ顔を上げた。赤髪の青年――第一王子殿下は大仰に両腕を広げ、歓迎の意を表した。
「良く来てくれた。存分に寛いでくれ」
短い挨拶を終えて謁見の間を後にすると、宿泊する部屋へ通された。従者たちが寝室へ荷物を運び入れている間、ヴァレリー殿下はランプレヒト殿下とお茶をするようだった。
「殿下、問題ありません」
「ご苦労」
ドゥメルグ隊長が鑑定魔術で毒などが含まれていないか確認する。東の国から取り寄せたという黄金色のお茶は香ばしくどこか甘みがあるような、不思議な香りがした。
「まるで王にでもなったかのような素振りだったね。まだ立太子もしてないのに」
「きっと側妃殿下に焚き付けられたのでしょう。兄様はそういう所がありますから」
ランプレヒト殿下は困ったように眉を下げた。
連絡を取っていたとはいえ、3年ぶりに顔を合わせた二人の会話は尽きなかった。
見舞いは明日以降、陛下の体調次第ということなので、それ以外の時間はランプレヒト殿下の案内でロートベルグ王国の王都を視察すると決まった。
翌日、陛下の体調は思わしくないとのことで、昨日の約束通り今日は王都の視察をする事になった。視察といっても民の現状を把握するためには身分を秘匿した方が良いとはヴァレリー殿下の弁で、平民の格好をしながらお忍びで街に出ることになった。ヴァレリー殿下とランプレヒト殿下の他にこちらからは俺とドゥメルグ隊長、そしてミルトゥ殿が、向こうは2名の騎士が護衛としてつくから全部で7人というなかなかの集団になった。
丸いキャスケットに長い髪を収めたミルトゥ殿は、トラウザーズをとめるサスペンダーと相まって、いつもより幼げに見える。それでいて白いうなじに後れ毛が一筋流れている様子がどこかアンバランスで、俺は思わず目を逸らした。
ランプレヒト殿下の護衛を先頭に、殿下たちを囲むように並んで王都を散策する。整然とした街並みは一見美しかったが、よく見ると道路の端にはゴミがたまっており、街路樹も伸び放題になっていた。
「先月から街の景観維持に関する予算を減らしたとは言っていましたが……」
行きかう人々もどこか暗い表情をしている。歩きながら周りを見渡していると、肉屋の前で掃除をしている男性がこちらを見た。
「お、ライリー! 久しぶりだな!」
ランプレヒト殿下は普段からお忍びで街に出て、ライリーと名乗っているらしい。殿下は自然な笑みで男性に話しかけた。
「やあ。景気はどうです?」
「駄目だねぇ。この前、掃除夫が一斉に解雇されたろ? あれをきっかけに消費が落ち込んでてさ。この街は王国に雇われてるやつが多いから、みんないつ解雇されるか分からないってんで貯めこむようになっちまったんだよ」
「そうですか……」
「国王陛下が臥せってからはずっとこんな感じだな。次の王は第一王子殿下になるって噂だが、この様子じゃあまり期待できねえな」
ランプレヒト殿下は男性に礼を言ってその場を後にした。
「お恥ずかしい所をお見せしました。ですがこれが現状です。私はこの現状を変えてみせます。いつか、必ず」
ランプレヒト殿下は拳を握りしめ真っ直ぐ前を見据えた。陰のある横顔は普段の様子とどこか違って見えた。
王宮に戻り、夕食を終えて自身に宛がわれた部屋に戻ろうとした時、ヴァレリー殿下の部屋の中から言い争いをする声が聞こえた。
「殿下! 何かありましたか!?」
ノックもそこそこに部屋に飛び込むと、殿下はソファの上で誰かの上に跨っていた。不味い現場に入ってしまったかと目を走らせると、そこに見えた艶やかな黒髪に思考が停止した。
「ご、誤解だ、フレデリック! 彼とは何もない!」
殿下が慌てて飛びのくと、下にいた人物――ミルトゥ殿はゆるゆると頭を振りながら上半身を起こし、手に持った紙の束を俺に差し出してきた。
「殿下からご説明があるそうです」
ミルトゥ殿の言葉に、ヴァレリー殿下は珍しく苦虫を噛みつぶしたような表情をしていた。殿下は一度目をつぶると、観念したようにまっすぐこちらを見た。
「……分かったよ。僕がこの国に来た目的を話そう。アルフレッドも呼んでくれ」
「襲撃の計画、ですか?」
「ああ。第一王子たちは俺を襲ってその罪を第二王子に被せ、廃嫡に追い込むつもりらしい。何とも朴訥な計画だよ」
ランプレヒト殿下の間諜が掴んだ情報によると、明日の夜この部屋にランプレヒト殿下の紋章を持ったならず者が襲撃に来るそうだ。ヴァレリー殿下自身も密偵を放った結果、この資料を手に入れたらしい。
「だがいい機会だと思ってね。君たちも見ただろう? 王都の街中の様子を」
確かに昼間見た王都は一見美しい街並みながら活気はなく、どこか寒々しい印象だった。それに肉屋の男性の話。この国の経済は思った以上に悪い状態らしい。
「ランプレヒトならいい王になる。本人もそのつもりだし、そのお手伝いをしてあげようと思ったんだ」
ミルトゥ殿は深くため息を吐くと、ジトっと殿下を見つめた。
「殿下は御身に怪我をさせてならず者を捉える計画を立てていたそうですが、そんな事をしたらロートベルグ王国との戦争待ったなしですよ。もう少しよく考えてください」
「全くです」
すかさずドゥメルグ隊長も同意する。
「でも、その方が手っ取り早いだろ? 必ず戦争になるとも限らないし。ね、フレデリック?」
「ミルトゥ殿とドゥメルグ隊長の言う通りです。殿下の市井での人気を考えれば、殿下は良くても民は納得しませんよ」
俺の言葉にヴァレリー殿下は不服そうに眉を顰めた。
その後、ランプレヒト殿下を呼んで詳しく作戦会議をする事になった。ランプレヒト殿下はヴァレリー殿下のたくらみを全く知らなかったらしく、話を聞いてぎょっとしたように目を見開いていた。
「全く……だから私が止めてもこの国に来ようとしたんですか。ヴァレリーはとんでもないことを考えますね。私はそんなつもりで伝えたんじゃないんですよ」
「それは分かってるけど、向こうからしっぽを出してくれるんだ。乗らない手は無いだろ?」
ランプレヒト殿下は額に手を当てると、諦めたように頷いた。
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