8 / 342
第8話 ユキムラ、村に戻りムラムラする。
しおりを挟む
「お、おいユキムラさんが戻ってきたぞ!! おーーい!!」
見張り台の上から村に向かって男が叫ぶ。
ブンブンとユキムラに向かって両腕を振り回す。
ユキムラも軽く手を振り返して応える。
レンとサリーさんから事情を聞いた村の皆が、ユキムラを心配していた。
助けに行くか? でもどこに向かったかわからない、待つしか無い。
そんな話し合いがされたが、森から煙が上がったことでボレスを中心とした若い衆で探索に出よう、そう話がついたところだった。
みんなワラワラと森方向に設置してある弓打ち台に登ってユキムラに手を振る。
ビッグボアの肉や素材の話が村にも広がって、皆ユキムラに感謝していた。
ユキムラも見張り台や柵の上から顔をだす村人に手を振り返す。
自分を待ってくれている人がいるっていうのは嬉しいものだな、ユキムラはそう感じた。
「ししょーーーーーー!!!!!」
村の横まで来たら入り口の方からレンが全速力で走ってきてそのままユキムラの胸に飛び込んできた。
「おおっとと、ただいまレン。ちゃんと解毒薬は手に入れてきたぞ」
「ししょー! ししょー!」
もうすでに泣くのを我慢せずにユキムラのレザーアーマーが濡れていく。
「おいおい、レン、革の匂いがついちゃうぞ、それにちょっと返り血もついてるし……」
100体近い魔物を倒したにしてはあまりにもきれいではあったが、やはり少しは汚れている。
そっとレンを地面におろしてあげて手を繋いで村へと戻る。
「ユキムラ! 大丈夫だったのか!?
トリカスパイダーの巣といえば外にいるのと比べ物にならないほどデカイ奴がいるって噂だけど……」
村に入るとすぐにボレスが心配してくれる。
「ああ、洞窟に巣食っててジャイアントトリカスパイダーもいたけど、ほら、倒してきたよ。
あと卵も処分してきた。しばらくは大丈夫じゃないかな?」
手に入れたジャイアントトリカスパイダーの魔石を見せる。
回りにいる村人がざわめき始める、トリカスパイダーは卵が孵る時期に大量の食料を捕獲する。
動物だったり、人間だったり。この村でも過去、犠牲になってしまった人は出ている。
もう少し放置されていたらまた犠牲になったものが出たかも知れなかったのだ。
「念のためにあとで毒袋、手に入れたから虫除け作っておく。
村の柵に何箇所か吊るしておけばいい」
ジャイアントトリカスパイダーの毒袋から作る虫よけは虫だけじゃなくて、魔物も嫌がるので毒袋は高額で取引される。
「トリカスパイダーの毒袋、しかもそんな巨大な物を買う金はこんな小さな村には残念ながら……」
村長と呼ばれた老人が前に出てくる。ユキムラは首を振る。
「別にいいですよ、久しぶりの調合なので調合場所さえ貸してもらえれば虫よけは差し上げます」
村人も村長もボレスも驚きを隠せない、レンだけはえっへんと胸を張っている。
どうだい俺の師匠は凄いだろう、そんな面持ちだ。
「ありがたい、本当に感謝する」
がっしりとユキムラの手を村長が握る。
「あ、あとこれももっててもしょうがないので差し上げます。邪魔なので」
石製の斧やら槍やらをアイテムポシェットから取り出して地面に並べる。
皆、シーンとなって口を開けてそれを眺めるしか無い。
石製の武具は価値はあまり高くないとは言え、ゴブリンのスキル、石膏術で切り出された武器は実は普通の人からすると便利な代物だ。
それらが大量にしかもただでくれる。
村人は一気にヒートアップする。
うおー! 村の救い主だ!
うちのガタが来てた斧が立派になるぜ!
いざってときの武器もこれでたっぷり余裕ができる!
ユーキムラ! ユーキムラ! ユーキムラ!
沸き起こるユキムラコールだ。
レンはひっくり返るんじゃないかってくらい胸を反らせている。
「ははは、まぁ、とりあえず早くサリーさんに解毒薬を、彼女我慢してますがかなり辛いはずです」
バッと真顔になるボレスはがっしりとユキムラの手を握る。
「頼む、サリーさんを頼むユキムラ、いや、ユキムラの兄貴!!」
「ち、近い……」
そのあと全員でレンの家に入ろうとする若い衆を押しとどめてサリーのいる寝室へと入る。
「んっ……はぁはぁ……くっ……」
苦悶に悶えるサリー。辛そうだ、身体が火照るのか衣服も少しはだけ気味だ。
その見事な山が今にも零れそうで、汗に濡れた肌と乱れた呼吸と漏れる吐息……
思わずユキムラは立ち尽くしてしまう。
「師匠、母ちゃん助かるよな?」
心配そうなレンの声で我に返る。
いかんいかんとブンブン顔を振る。
「サリーさん、解毒薬を持ってきた。これを飲めば大丈夫だ、さぁ」
薄っすらと目を開くサリー、しかしその目は焦点が合っていない。
このままじゃうまく飲むことは出来ない、これはもう口移ししか……
(あ、そういやこれがあった)
「ヒール、ヒール、ヒール、ヒール、ヒール……」
知性に振っていないので雀の涙ほどだが回復するヒールをMPがあるだけかける。
その甲斐もあってサリーは目に見えて楽そうになる。
「あ、ユキムラさん。ご無事でしたか、すみませんこんなはしたない姿で」
乱れた衣服を戻す仕草も艶めかしい、思わず喉が鳴る。
「あ、ああ大丈夫だ、それより解毒薬だ、早く飲んだほうがいい」
解毒剤を手渡すとサリーがコクコクと飲み干していく。
口の端から少しこぼれた解毒薬が鎖骨から胸の谷間にツーーッと流れていく、思わずユキムラの視線が集中してしまう。
「ふーっ……」
サリーのため息で現実世界へと呼び戻される。
(いちいちすべての行動が艶っぽいんだよこの人は……)
「傷を見せてもらっても?」
「はい、お願いします」
服の袖を捲し上げると先程の傷の周りの変色がスーッと治まってようやく傷薬の効能が出てくる、2箇所の穴のような傷もみるみる消えていく。
「もう大丈夫だ」
「ほんとに楽になりました、何から何までありがとうございます。
この御恩どうお返しすればいいか……」
すこし潤みを含んだ目でまっすぐとユキムラの瞳を見つめるサリー。
(わざとやっているのかこの人)
「き、きにゅしなくていい。レンにはこの村まで案内してもらった恩があるからな」
ごまかしてレンの頭をぽんぽんする。
レンは尊敬の眼差しでユキムラを見つめている。
「師匠ありがとうございます! 俺決めた!! 師匠に一生ついていきます!!」
突然の発言にサリーが驚く。
「まぁレンったらユキムラ様が困るでしょ、無理を言ってはいけませんよ?」
「ダメかな師匠?」
まるで捨てられた子犬が悲しそうに見つめてくるような目で見上げてくる。
金髪美少年がそれをすると、そういう趣向をもっていないユキムラでも破壊力抜群だ。
「まぁ、急ぐことは無いだろう。まだ俺はどこに行けばいいかもわからない、
しばらくは村の厄介になるしかないから、その間に教えられることは教えてやる」
「ありがとう師匠だーいすき!!」
ぱぁっと明るい顔になって嬉しそうに抱きついてくるレン。
あまりの可愛さに胸がときめきそうになるが、そういう趣味はないと必死に心のなかで唱えるユキムラだった。
見張り台の上から村に向かって男が叫ぶ。
ブンブンとユキムラに向かって両腕を振り回す。
ユキムラも軽く手を振り返して応える。
レンとサリーさんから事情を聞いた村の皆が、ユキムラを心配していた。
助けに行くか? でもどこに向かったかわからない、待つしか無い。
そんな話し合いがされたが、森から煙が上がったことでボレスを中心とした若い衆で探索に出よう、そう話がついたところだった。
みんなワラワラと森方向に設置してある弓打ち台に登ってユキムラに手を振る。
ビッグボアの肉や素材の話が村にも広がって、皆ユキムラに感謝していた。
ユキムラも見張り台や柵の上から顔をだす村人に手を振り返す。
自分を待ってくれている人がいるっていうのは嬉しいものだな、ユキムラはそう感じた。
「ししょーーーーーー!!!!!」
村の横まで来たら入り口の方からレンが全速力で走ってきてそのままユキムラの胸に飛び込んできた。
「おおっとと、ただいまレン。ちゃんと解毒薬は手に入れてきたぞ」
「ししょー! ししょー!」
もうすでに泣くのを我慢せずにユキムラのレザーアーマーが濡れていく。
「おいおい、レン、革の匂いがついちゃうぞ、それにちょっと返り血もついてるし……」
100体近い魔物を倒したにしてはあまりにもきれいではあったが、やはり少しは汚れている。
そっとレンを地面におろしてあげて手を繋いで村へと戻る。
「ユキムラ! 大丈夫だったのか!?
トリカスパイダーの巣といえば外にいるのと比べ物にならないほどデカイ奴がいるって噂だけど……」
村に入るとすぐにボレスが心配してくれる。
「ああ、洞窟に巣食っててジャイアントトリカスパイダーもいたけど、ほら、倒してきたよ。
あと卵も処分してきた。しばらくは大丈夫じゃないかな?」
手に入れたジャイアントトリカスパイダーの魔石を見せる。
回りにいる村人がざわめき始める、トリカスパイダーは卵が孵る時期に大量の食料を捕獲する。
動物だったり、人間だったり。この村でも過去、犠牲になってしまった人は出ている。
もう少し放置されていたらまた犠牲になったものが出たかも知れなかったのだ。
「念のためにあとで毒袋、手に入れたから虫除け作っておく。
村の柵に何箇所か吊るしておけばいい」
ジャイアントトリカスパイダーの毒袋から作る虫よけは虫だけじゃなくて、魔物も嫌がるので毒袋は高額で取引される。
「トリカスパイダーの毒袋、しかもそんな巨大な物を買う金はこんな小さな村には残念ながら……」
村長と呼ばれた老人が前に出てくる。ユキムラは首を振る。
「別にいいですよ、久しぶりの調合なので調合場所さえ貸してもらえれば虫よけは差し上げます」
村人も村長もボレスも驚きを隠せない、レンだけはえっへんと胸を張っている。
どうだい俺の師匠は凄いだろう、そんな面持ちだ。
「ありがたい、本当に感謝する」
がっしりとユキムラの手を村長が握る。
「あ、あとこれももっててもしょうがないので差し上げます。邪魔なので」
石製の斧やら槍やらをアイテムポシェットから取り出して地面に並べる。
皆、シーンとなって口を開けてそれを眺めるしか無い。
石製の武具は価値はあまり高くないとは言え、ゴブリンのスキル、石膏術で切り出された武器は実は普通の人からすると便利な代物だ。
それらが大量にしかもただでくれる。
村人は一気にヒートアップする。
うおー! 村の救い主だ!
うちのガタが来てた斧が立派になるぜ!
いざってときの武器もこれでたっぷり余裕ができる!
ユーキムラ! ユーキムラ! ユーキムラ!
沸き起こるユキムラコールだ。
レンはひっくり返るんじゃないかってくらい胸を反らせている。
「ははは、まぁ、とりあえず早くサリーさんに解毒薬を、彼女我慢してますがかなり辛いはずです」
バッと真顔になるボレスはがっしりとユキムラの手を握る。
「頼む、サリーさんを頼むユキムラ、いや、ユキムラの兄貴!!」
「ち、近い……」
そのあと全員でレンの家に入ろうとする若い衆を押しとどめてサリーのいる寝室へと入る。
「んっ……はぁはぁ……くっ……」
苦悶に悶えるサリー。辛そうだ、身体が火照るのか衣服も少しはだけ気味だ。
その見事な山が今にも零れそうで、汗に濡れた肌と乱れた呼吸と漏れる吐息……
思わずユキムラは立ち尽くしてしまう。
「師匠、母ちゃん助かるよな?」
心配そうなレンの声で我に返る。
いかんいかんとブンブン顔を振る。
「サリーさん、解毒薬を持ってきた。これを飲めば大丈夫だ、さぁ」
薄っすらと目を開くサリー、しかしその目は焦点が合っていない。
このままじゃうまく飲むことは出来ない、これはもう口移ししか……
(あ、そういやこれがあった)
「ヒール、ヒール、ヒール、ヒール、ヒール……」
知性に振っていないので雀の涙ほどだが回復するヒールをMPがあるだけかける。
その甲斐もあってサリーは目に見えて楽そうになる。
「あ、ユキムラさん。ご無事でしたか、すみませんこんなはしたない姿で」
乱れた衣服を戻す仕草も艶めかしい、思わず喉が鳴る。
「あ、ああ大丈夫だ、それより解毒薬だ、早く飲んだほうがいい」
解毒剤を手渡すとサリーがコクコクと飲み干していく。
口の端から少しこぼれた解毒薬が鎖骨から胸の谷間にツーーッと流れていく、思わずユキムラの視線が集中してしまう。
「ふーっ……」
サリーのため息で現実世界へと呼び戻される。
(いちいちすべての行動が艶っぽいんだよこの人は……)
「傷を見せてもらっても?」
「はい、お願いします」
服の袖を捲し上げると先程の傷の周りの変色がスーッと治まってようやく傷薬の効能が出てくる、2箇所の穴のような傷もみるみる消えていく。
「もう大丈夫だ」
「ほんとに楽になりました、何から何までありがとうございます。
この御恩どうお返しすればいいか……」
すこし潤みを含んだ目でまっすぐとユキムラの瞳を見つめるサリー。
(わざとやっているのかこの人)
「き、きにゅしなくていい。レンにはこの村まで案内してもらった恩があるからな」
ごまかしてレンの頭をぽんぽんする。
レンは尊敬の眼差しでユキムラを見つめている。
「師匠ありがとうございます! 俺決めた!! 師匠に一生ついていきます!!」
突然の発言にサリーが驚く。
「まぁレンったらユキムラ様が困るでしょ、無理を言ってはいけませんよ?」
「ダメかな師匠?」
まるで捨てられた子犬が悲しそうに見つめてくるような目で見上げてくる。
金髪美少年がそれをすると、そういう趣向をもっていないユキムラでも破壊力抜群だ。
「まぁ、急ぐことは無いだろう。まだ俺はどこに行けばいいかもわからない、
しばらくは村の厄介になるしかないから、その間に教えられることは教えてやる」
「ありがとう師匠だーいすき!!」
ぱぁっと明るい顔になって嬉しそうに抱きついてくるレン。
あまりの可愛さに胸がときめきそうになるが、そういう趣味はないと必死に心のなかで唱えるユキムラだった。
10
あなたにおすすめの小説
転生したら最強種の竜人かよ~目立ちたくないので種族隠して学院へ通います~
ゆる弥
ファンタジー
強さをひた隠しにして学院の入学試験を受けるが、強すぎて隠し通せておらず、逆に目立ってしまう。
コイツは何かがおかしい。
本人は気が付かず隠しているが、周りは気付き始める。
目立ちたくないのに国の最高戦力に祭り上げられてしまう可哀想な男の話。
第5皇子に転生した俺は前世の医学と知識や魔法を使い世界を変える。
黒ハット
ファンタジー
前世は予防医学の専門の医者が飛行機事故で結婚したばかりの妻と亡くなり異世界の帝国の皇帝の5番目の子供に転生する。子供の生存率50%という文明の遅れた世界に転生した主人公が前世の知識と魔法を使い乱世の世界を戦いながら前世の奥さんと巡り合い世界を変えて行く。
異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~
宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。
転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。
良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。
例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。
けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。
同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。
彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!?
※小説家になろう様にも掲載しています。
社畜サラリーマン、異世界でパンと魔法の経営革命
yukataka
ファンタジー
過労死寸前の30代サラリーマン・佐藤健は、気づけば中世ヨーロッパ風の異世界に転生していた。与えられたのは「発酵魔法」という謎のスキルと、前世の経営知識。転生先は辺境の寒村ベルガルド――飢えと貧困にあえぐ、希望のない場所。「この世界にパンがない…だと?」健は決意する。美味しいパンで、人々を笑顔にしよう。ブラック企業で培った根性と、発酵魔法の可能性。そして何より、人を幸せにしたいという純粋な想い。小さなパン屋から始まった"食の革命"は、やがて王国を、大陸を、世界を変えていく――。笑いあり、涙あり、そして温かい人間ドラマ。仲間たちとの絆、恋の芽生え、強大な敵との戦い。パン一つで世界を救う、心温まる異世界経営ファンタジー。
神様から転生スキルとして鑑定能力とリペア能力を授けられた理由
瀬乃一空
ファンタジー
普通の闇バイトだと思って気軽に応募したところ俺は某国の傭兵部隊に入れられた。しかし、ちょっとした俺のミスから呆気なく仲間7人とともに爆死。気が付くと目の前に神様が……。
神様は俺を異世界転生させる代わりに「罪業の柩」なるものを探すよう命じる。鑑定スキルや修復スキル、イケメン、その他を与えられることを条件に取りあえず承諾したものの、どうしたらよいか分からず、転生した途端、途方にくれるエルン。
セーブポイント転生 ~寿命が無い石なので千年修行したらレベル上限突破してしまった~
空色蜻蛉
ファンタジー
枢は目覚めるとクリスタルの中で魂だけの状態になっていた。どうやらダンジョンのセーブポイントに転生してしまったらしい。身動きできない状態に悲嘆に暮れた枢だが、やがて開き直ってレベルアップ作業に明け暮れることにした。百年経ち、二百年経ち……やがて国の礎である「聖なるクリスタル」として崇められるまでになる。
もう元の世界に戻れないと腹をくくって自分の国を見守る枢だが、千年経った時、衝撃のどんでん返しが待ち受けていて……。
【お知らせ】6/22 完結しました!
異世界翻訳者の想定外な日々 ~静かに読書生活を送る筈が何故か家がハーレム化し金持ちになったあげく黒覆面の最強怪傑となってしまった~
於田縫紀
ファンタジー
図書館の奥である本に出合った時、俺は思い出す。『そうだ、俺はかつて日本人だった』と。
その本をつい翻訳してしまった事がきっかけで俺の人生設計は狂い始める。気がつけば美少女3人に囲まれつつ仕事に追われる毎日。そして時々俺は悩む。本当に俺はこんな暮らしをしてていいのだろうかと。ハーレム状態なのだろうか。単に便利に使われているだけなのだろうかと。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる