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第二章
八話
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08
勢いの弱まり始めた焚火のなかに、いくつかの松ぼっくりと薪をくべる。焚火用に保存しておいたという松ぼっくりは、モデールにある種類とは異なり、小さな棘がバラのように開いたものだった。
「よし、こんなもんでいいか。体は大丈夫か」
「ええ、はい……」
包帯だらけの状態では一人で座ることもままならなく、ミーシャはアーリィに体を寄せるようにして焚火の前に腰を下ろしている。ただ、ガニアのお茶が効いてきたのか、いくらか体の痛みが弱まったように感じた。
隣から漂ってくるアーリィの香りが、焚火の熱に巻かれて濃く鼻をくすぐる。
「あの──」
「静かに」
口を開いたミーシャの前にそっと白い指が差し出される。そして、ミーシャの唇に触れると囁くようにアーリィは言った。
「ああだこうだと説明するよりも実物を見た方がいいだろう。百閒は一見にしかずだ」
微笑を浮かべてウインクする様は親に隠れて悪戯をする子供のようだ。二人だけの秘密とアーリィの薄い唇から聞こえた気がした。唇に当てられた冷たい人差し指の感触に心臓が大きく波打つ。
「リバウド」
それは低く腹の底に落ち込むような声だった。
「……あ」
そして、数舜後にミーシャは耳に猛烈な違和感を覚えた。まるで水なかに潜ったときのような、鼓膜を圧迫されるような不快感。次いで音が遠のいていく。
辺りを見回してみる。肌に感じる風の感触。風に吹かれて揺れる草木。視覚も触覚も正常だ。だが、音のみが感じられない。風も、虫の歌も、小動物が駆ける音も、近くにある焚火の音すら聞こえない。聴覚のみが体から欠落してしている。
その瞬間、ミーシャの世界は無音だった。
突然奪われた感覚に理解が追いつかずにいると、頭上からアーリィの囁きが聞こえてきた。
「怖がるな。私の声はちゃんと聞こえるだろう」
心にできた隙間に滑り込んでくるようなアーリィの声に、はっと顔をあげる。
「なんですかこれ。音が聞こえ──」
縋りつくように向けた視線の先にあった光景に、ミーシャはとうとう声まで失ってしまうほどの衝撃を受けた。
つい先ほどまで確かにアーリィの瞳は灰色だった。だが、今目の前にある瞳はそれではない。
例えるならば翡翠だ。透き通っているのではなく、わずかに濁りを残した翠色。宝石のような煌めきも、瞬きもない。しかし、薄雲に隠れた月のような燭光を放つそれは、心を奪う魔力を秘めた美しさだった。
「ほら、あそこ。見て」
アーリィの細い指が焚火の方を差す。後ろ髪を引かれつつ視線を指差す方へ移す。
相変わらず音は聞こえない。しかし、焚火は少しの異変もなく存在している。揺らめく炎から火の粉が舞い、そのうえで人型のなにかが踊り……踊り?
「うそ……」
ミーシャは目を見開いて愕然とする。
焚火から舞いあがる火の粉に混じって、複数の人型のなにかが手を繋いで輪になって踊っていた。
それだけではない。地面から蛍のような光が空へ向かって漂うようにのぼっている。また、空から同じような光が降り注いでもいる。
近くの木々がざわめく気配があった。見ると、揺れる枝葉の先から渦を巻いた貝殻が蜘蛛の糸のようなもので吊るされていたり、一つ目のフクロウのような生き物や、豆粒ほどの大きさのふさふさとした毛並みを持つ狼、体から草の生えた熊、蜘蛛の足に似たものが生えた小石。
絵本や小説のなかに出てくるような創作の生き物たちが、ミーシャとアーリィををとり囲んでいた。
「ひ、ひぃっ」
「大丈夫。怖がらなくてもいい。彼らが私たちに危害を加えることはない」
間の抜けた悲鳴をあげたミーシャに、アーリィが諭す。
「彼らはアシュマン。一般的には妖精とか精霊といった呼び名の方が馴染みがあるかな。異世界の住人とか、地下の住人なんて呼ぶ人たちもいる」
「は、あ」
返事をするのがやっとだ。それも言葉の意味を理解してではなく、条件反射で返しているにすぎない。いつの間にかアーリィの腕に縋りついていた。
焚火のうえで踊っていた人型が、連なってアーリィの元へやってくる。
「や、こないで……」
「大丈夫。挨拶をしにきただけだよ」
宙に浮かぶ人型にアーリィは指を差し出した。人型は浜辺に打ちつける波のように宙を押しては引きながらゆっくりとアーリィの側で漂っていた。そのなかの一つがそっと輪から手を離し、アーリィの指に触れる。
「ああ、すぐには戻らないよ」
アーリィは人型と会話をしているようだった。しかし、ミーシャの耳にはアーリィ以外の声は聞こえない。
「そう。でも、君たちが持ってきてくれたガニアでだいぶよくなってきている。ありがとう」
ありがとう、という言葉に人型は照れているかのように小さく発光した。そして、ミーシャの方を向くと(顔どころか目すらないが、こちらを向いた気がした)ふわふわと漂ってきて、顔の前で静止した。
「ひぃ! やめてっ」
「彼は君にも挨拶をしたいようだ。怖がる必要はない。敵意はないから」
「そんなこと言われても……!」
人型は息のかかる距離まで近づくと、犬のようにミーシャの匂いを嗅ぐような仕草をした。それからそっと小さな手でミーシャの鼻に触れた。
暖かい。
人型の手は生き物のように熱を帯びていた。
「な、なに」
「痛いかって聞いているんだ」
隣のアーリィがそっと耳打ちする。視線を向けるとウインクをした。答えてあげてということだろうか。
「えっと……ありがとう。おかげ様で、ずいぶんよく、なりました」
人型はミーシャの言葉を聞いてぶるぶると体を震わせ、先ほどと同じ様に発光していた。
「いつも森を守ってくれてありがとうって言っている。彼らはずっと前から君を見知っていたようだ」
「そう、なんですか」
人型はミーシャの元を離れるとまた輪を作って踊り始めた。焚火のうえで楽しそうにする様は無垢な子供のようで、いつの間にか恐怖心は霧散し、微笑ましく思うようになっていた。
「皆が集まっているのは、あたしのため?」
「そうだ。皆、君を心配しているんだよ」
姿形はまさしく異形のそれだ。しかし、彼らから向けられる好意は痛み切った体に良薬のように染み込んでいく。
心配してくれているんだ。ミーシャは自分の頬が緩むのを自覚した。
「うん。そろそろ時間だ」
ふいにアーリィが呟いた。
「え、時間?」
「彼らは本来人に姿を見せられるほど力が強くない。私の力で一時的に姿を見えるようにしているにすぎないんだ。これ以上は彼らにとって毒だ」
今日は色々ありがとう。アーリィがそう言うと、彼らはそれぞれ頷いたり、体を震わせて答えた。そして、皆一斉に森の奥へ去っていく。ただミーシャに触れた人型だけは、その場に残り強く発光していた。
「いいよ」
アーリィが人型にそう言う。人型は返事を聞くな否や、ミーシャの肩にちょこんと乗ると、右耳にそっと耳に口づけをした。
「え……なに?」
驚いて視線を向けるも、人型はすでに姿を消していた。
一陣の風が吹き、ざわざわと木々が騒ぐ音が聞こえた。
「どうした?」
「えっ……あ、えっと」
不思議そうにミーシャを覗き込むアーリィに、ミーシャは口ごもる。彼女の瞳は灰色に戻っていた。
「……なんでもありません。ちょっとびっくりしちゃって」
「そうか」
耳に口づけされたとき、なにか言われたような気がした。しかし、それは暖炉にくべられた薪が弾けるような音で、言葉ではなかったように思う。
それでも、ミーシャはあれが彼の声だったのだと直感的に理解していた。
アーリィに尋ねれば答えを教えてくれたかもしれない。だが、何故だかこのまま胸に秘めておく方がいいと思った。
理由を聞かれると困ってしまう。ただ、これも直感的にそう思っただけなのだ。
勢いの弱まり始めた焚火のなかに、いくつかの松ぼっくりと薪をくべる。焚火用に保存しておいたという松ぼっくりは、モデールにある種類とは異なり、小さな棘がバラのように開いたものだった。
「よし、こんなもんでいいか。体は大丈夫か」
「ええ、はい……」
包帯だらけの状態では一人で座ることもままならなく、ミーシャはアーリィに体を寄せるようにして焚火の前に腰を下ろしている。ただ、ガニアのお茶が効いてきたのか、いくらか体の痛みが弱まったように感じた。
隣から漂ってくるアーリィの香りが、焚火の熱に巻かれて濃く鼻をくすぐる。
「あの──」
「静かに」
口を開いたミーシャの前にそっと白い指が差し出される。そして、ミーシャの唇に触れると囁くようにアーリィは言った。
「ああだこうだと説明するよりも実物を見た方がいいだろう。百閒は一見にしかずだ」
微笑を浮かべてウインクする様は親に隠れて悪戯をする子供のようだ。二人だけの秘密とアーリィの薄い唇から聞こえた気がした。唇に当てられた冷たい人差し指の感触に心臓が大きく波打つ。
「リバウド」
それは低く腹の底に落ち込むような声だった。
「……あ」
そして、数舜後にミーシャは耳に猛烈な違和感を覚えた。まるで水なかに潜ったときのような、鼓膜を圧迫されるような不快感。次いで音が遠のいていく。
辺りを見回してみる。肌に感じる風の感触。風に吹かれて揺れる草木。視覚も触覚も正常だ。だが、音のみが感じられない。風も、虫の歌も、小動物が駆ける音も、近くにある焚火の音すら聞こえない。聴覚のみが体から欠落してしている。
その瞬間、ミーシャの世界は無音だった。
突然奪われた感覚に理解が追いつかずにいると、頭上からアーリィの囁きが聞こえてきた。
「怖がるな。私の声はちゃんと聞こえるだろう」
心にできた隙間に滑り込んでくるようなアーリィの声に、はっと顔をあげる。
「なんですかこれ。音が聞こえ──」
縋りつくように向けた視線の先にあった光景に、ミーシャはとうとう声まで失ってしまうほどの衝撃を受けた。
つい先ほどまで確かにアーリィの瞳は灰色だった。だが、今目の前にある瞳はそれではない。
例えるならば翡翠だ。透き通っているのではなく、わずかに濁りを残した翠色。宝石のような煌めきも、瞬きもない。しかし、薄雲に隠れた月のような燭光を放つそれは、心を奪う魔力を秘めた美しさだった。
「ほら、あそこ。見て」
アーリィの細い指が焚火の方を差す。後ろ髪を引かれつつ視線を指差す方へ移す。
相変わらず音は聞こえない。しかし、焚火は少しの異変もなく存在している。揺らめく炎から火の粉が舞い、そのうえで人型のなにかが踊り……踊り?
「うそ……」
ミーシャは目を見開いて愕然とする。
焚火から舞いあがる火の粉に混じって、複数の人型のなにかが手を繋いで輪になって踊っていた。
それだけではない。地面から蛍のような光が空へ向かって漂うようにのぼっている。また、空から同じような光が降り注いでもいる。
近くの木々がざわめく気配があった。見ると、揺れる枝葉の先から渦を巻いた貝殻が蜘蛛の糸のようなもので吊るされていたり、一つ目のフクロウのような生き物や、豆粒ほどの大きさのふさふさとした毛並みを持つ狼、体から草の生えた熊、蜘蛛の足に似たものが生えた小石。
絵本や小説のなかに出てくるような創作の生き物たちが、ミーシャとアーリィををとり囲んでいた。
「ひ、ひぃっ」
「大丈夫。怖がらなくてもいい。彼らが私たちに危害を加えることはない」
間の抜けた悲鳴をあげたミーシャに、アーリィが諭す。
「彼らはアシュマン。一般的には妖精とか精霊といった呼び名の方が馴染みがあるかな。異世界の住人とか、地下の住人なんて呼ぶ人たちもいる」
「は、あ」
返事をするのがやっとだ。それも言葉の意味を理解してではなく、条件反射で返しているにすぎない。いつの間にかアーリィの腕に縋りついていた。
焚火のうえで踊っていた人型が、連なってアーリィの元へやってくる。
「や、こないで……」
「大丈夫。挨拶をしにきただけだよ」
宙に浮かぶ人型にアーリィは指を差し出した。人型は浜辺に打ちつける波のように宙を押しては引きながらゆっくりとアーリィの側で漂っていた。そのなかの一つがそっと輪から手を離し、アーリィの指に触れる。
「ああ、すぐには戻らないよ」
アーリィは人型と会話をしているようだった。しかし、ミーシャの耳にはアーリィ以外の声は聞こえない。
「そう。でも、君たちが持ってきてくれたガニアでだいぶよくなってきている。ありがとう」
ありがとう、という言葉に人型は照れているかのように小さく発光した。そして、ミーシャの方を向くと(顔どころか目すらないが、こちらを向いた気がした)ふわふわと漂ってきて、顔の前で静止した。
「ひぃ! やめてっ」
「彼は君にも挨拶をしたいようだ。怖がる必要はない。敵意はないから」
「そんなこと言われても……!」
人型は息のかかる距離まで近づくと、犬のようにミーシャの匂いを嗅ぐような仕草をした。それからそっと小さな手でミーシャの鼻に触れた。
暖かい。
人型の手は生き物のように熱を帯びていた。
「な、なに」
「痛いかって聞いているんだ」
隣のアーリィがそっと耳打ちする。視線を向けるとウインクをした。答えてあげてということだろうか。
「えっと……ありがとう。おかげ様で、ずいぶんよく、なりました」
人型はミーシャの言葉を聞いてぶるぶると体を震わせ、先ほどと同じ様に発光していた。
「いつも森を守ってくれてありがとうって言っている。彼らはずっと前から君を見知っていたようだ」
「そう、なんですか」
人型はミーシャの元を離れるとまた輪を作って踊り始めた。焚火のうえで楽しそうにする様は無垢な子供のようで、いつの間にか恐怖心は霧散し、微笑ましく思うようになっていた。
「皆が集まっているのは、あたしのため?」
「そうだ。皆、君を心配しているんだよ」
姿形はまさしく異形のそれだ。しかし、彼らから向けられる好意は痛み切った体に良薬のように染み込んでいく。
心配してくれているんだ。ミーシャは自分の頬が緩むのを自覚した。
「うん。そろそろ時間だ」
ふいにアーリィが呟いた。
「え、時間?」
「彼らは本来人に姿を見せられるほど力が強くない。私の力で一時的に姿を見えるようにしているにすぎないんだ。これ以上は彼らにとって毒だ」
今日は色々ありがとう。アーリィがそう言うと、彼らはそれぞれ頷いたり、体を震わせて答えた。そして、皆一斉に森の奥へ去っていく。ただミーシャに触れた人型だけは、その場に残り強く発光していた。
「いいよ」
アーリィが人型にそう言う。人型は返事を聞くな否や、ミーシャの肩にちょこんと乗ると、右耳にそっと耳に口づけをした。
「え……なに?」
驚いて視線を向けるも、人型はすでに姿を消していた。
一陣の風が吹き、ざわざわと木々が騒ぐ音が聞こえた。
「どうした?」
「えっ……あ、えっと」
不思議そうにミーシャを覗き込むアーリィに、ミーシャは口ごもる。彼女の瞳は灰色に戻っていた。
「……なんでもありません。ちょっとびっくりしちゃって」
「そうか」
耳に口づけされたとき、なにか言われたような気がした。しかし、それは暖炉にくべられた薪が弾けるような音で、言葉ではなかったように思う。
それでも、ミーシャはあれが彼の声だったのだと直感的に理解していた。
アーリィに尋ねれば答えを教えてくれたかもしれない。だが、何故だかこのまま胸に秘めておく方がいいと思った。
理由を聞かれると困ってしまう。ただ、これも直感的にそう思っただけなのだ。
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